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がん患者と家族を支える心のケアの基本技術 研修会

2009年01月29日
1月23日(金) 県立広島病院で開催された
「がん患者と家族を支える心のケアの基本技術」
~コミュニケーションスキルと向精神薬処方のあり方~
という研修会に参加しました。
講師は広島大学准教授 佐伯俊成先生です。
佐伯先生の講座を受講するのは本年度だけで3回目ですが、
毎回新たな感動があります、すばらしい!
佐伯先生の講演に参加する機会があるならば、ぜひご参加ください。オススメの先生です。
全部はご紹介できませんので、ごくごく一部のみ まとめます。
がん患者さんへの情報開示は、「悪い知らせ」のことが多い。
同じ情報を伝えるにしても、伝え方が大切である。
コミュニケーション能力が問題なのである。
これらに関連するさまざまな内容が展開されていきます。

とくに若い先生、研修医の先生などに聞いて欲しい内容です。
詳しい講演内容は佐伯先生の講演会でお聞きになってくださいね。
なお、私どもは こうした医療者向け講演・講習会のみでなく
一般市民に科学技術をわかりやすく伝えるための
日本科学未来館 科学コミュニケーターの養成講座も修了しております。
http://www.miraikan.jst.go.jp/linkage/training/
先端医療・医学・薬学も、科学の一分野といえます。
こうしたトレーニングは今も日々おこなっておりますので、
わからないことは何でも遠慮なく質問してくださいね。
(院長略歴を御参照ください)

乳がん検診講習会を受講しました。

2009年01月25日

平成21年1月19日に開催された乳がん検診講習会(広島県医師会主催)を受講しました。
以下に簡単にまとめます。

女性のがんの年代別死亡数では、30歳代、40歳代、50歳代の1位は乳がんなのです。
(2004年厚生労働省:人口10万人あたり)
妻であり、母であり、職業人でもある、そうした年代の女性のがん死亡第1位ですので、大変なことです。

乳がんを早期に見つけるためには、まずはマンモグラフィという検査を受けてください。
「視診・触診だけ」の検診 ではダメです。
欧米に比べ、日本ではマンモグラフィの受診率がまだまだ相当低いのです。
エコー(超音波)検査やMRI検査をどうするのか、検診にどう組み込んでいくのかという議論もありますが、
「まずはマンモ検診を受診する人を増やすのが先だ」、
ということなのです。

また、自分で自分の癌を見つけ出すことのできる数少ない癌の一つですので、乳がん検診を受診したさいに乳房自己検診のやりかたを教わってくればよいですね。

乳がんに対しては、「オール広島」体制で取り組もう、ということで体制作りがすすんでいます。

当院は「緩和ケア」「抗ガン剤治療・抗ガン剤治療の補助療法」「在宅療養」という面で参加していきたいと思っています。

ブログ開設のごあいさつ

2009年01月24日
折口内科医院のブログを開設しました。

日々のニュースなどのうち、医師の目から見た感想など私どもの思いをお伝えできれば、と思います。

医院HPと同様に、ブログもよろしくお願い申し上げます。

082-241-6836(代表)

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