今日は登校日のようですね、小学生をたくさん見かけました。
平和学習でしょうか。
カープ、連勝で2位浮上!
可能性あり、と思っていましたが、やりました!!
横浜ファンには悪いけど、相手に恵まれましたね。
赤松の2盗3盗、浅い飛球でホーム突入、いや~すばらしい。
廣瀬のレーザービーム、栗原も福井もリリーフ陣もすばらしい。
2位でクライマックスシリーズだと、地元で開催できます。
3位とは大違い。ぜひ2位を確保しましょう。
でも、
5位との差は2ゲームで、これは全然変わってないのですね。
2-5位集団で、脱落したチームはまだありません。
3連敗すれば、あっというまに5位転落です。
とくに巨人はエースで勝ち、主軸が打って連勝中です。
この3連戦、ふんばれカープ!!!
ところで、我が家での話題。
バリントン、サファテ、来年はカープにいるだろうけど
再来年は巨人に取られちゃうんではないか?
というものです。
巨人なら、やりそうでしょ?
本日は当院の職員検診日です。
血液検査などおこないます。
本日のお勉強は、心不全の血液検査。
たかの橋 てっぺん のお好み焼き。
切ってもらうと、この形に。
こういう切り方は珍しいですね。
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。
本日のお勉強
特集 心不全診療 ~予防と治療の最前線
血液診断 日常診療においてどうBNPを役立てるか
日本医師会雑誌2011年7月号
奈良県立医科大学第一内科 斎藤 能彦 先生
要点
多くの医師が、血中BNP(脳性ナトリウム利尿ペプチド)濃度の測定を
心不全の補助診断に利用している。
BNPはBNP遺伝子からまず前駆体であるpreproBNPに翻訳される。
その後N末端シグナルペプチドが切断されproBNPとなる。
そこからN端のNT-proBNPとC端のBNPに分かれる。
したがってBNPとNT-proBNPは等量である。
NT-proBNPは受容体に作用することなく生物活性もない。
BNPは複雑な代謝経路があり、血中濃度はNT-proBNPが約6倍高い。
高血圧患者のBNPが軽度上昇程度で症状がなければ経過観察でよい。
BNPが中等度(400程度)以上だと、心臓負荷がかかっていると考え精査したほうがよい。
精査して異常があれば一度は専門家に紹介したほうがよい。
心拡大があれば利尿剤・降圧剤を使用する。
カルシウム拮抗薬のみでコントロールされていた場合にはレニンアンギオテンシン系阻害薬を追加するのが望ましい。
BNPが充分に低下しない時にはACE阻害薬、ARB、アルドステロンブロッカーの増量・追加を考える。
***
息苦しい、という患者を診るときに
呼吸器由来なのか心不全なのか、の判断が大切です。
昔、病院の呼吸器医師として働いていた時代には、
両側胸水・心拡大・下肢浮腫があるので心不全だろう、
として循環器に紹介しても
「心臓の収縮能は保たれている」(=心不全ではない)と
言われ引き受けてもらえないケースがしばしばありました。
今では、心臓拡張不十分による心不全(心収縮は悪くない)があることも
知られてきましたが。
このタイプの心不全は、とくに高齢・女性に多いそうです。
心不全か呼吸器疾患か迷う、こういう時にBNP測定が役に立ちます。
また、治療経過の判断に役立ちそうです。
ときどき血液検査しましょう、と言われたら
ぜひ御了承ください。