在宅医療の人財
昨日は、広島県医師会 在宅医療研修会に出席してきました。
在宅医療のノウハウを公開します!
第3回【人財編】
在宅医療に必要な知識と質を高める方法
講師:たんぽぽクリニック 永井康徳 先生
在宅医療を熱心にやっていると
状態のよくない患者、 まわりの環境のよくない患者など
「困難事例」と呼ばれるケースが増えてきます。
〇〇医院では 無理と言われました、
という紹介が 当院にもしばしば依頼があります。
難しい事例は折口内科医院へ、と思っていただけるということは
とてもありがたいことだと思っております。
重症事例、困難事例。
そういう時に
訪問介護、訪問看護の「総量」を どうやって確保していくか、
ということになるわけです。
訪問看護は、介護保険が適用される場合と、医療保険が適用される場合があります。
それぞれに条件がある。
もし訪問看護を医療保険から適用すれば
その分を介護保険サービスが利用できる枠が取れることになり
介護+看護の総量が増やせることになります。
ですから
どういう場合に医療保険の訪問看護が適用されるのか、
という知識は非常に重要となってきます。
そのために
カンファレンスでまず最初に確認すべきキーワードが4つある。
そういったお話を聞かせていただきました。
(すでに私たちは永井先生の著書を何冊も読んでおり
周知の内容ではありました。
しかし医療制度は2年ごとに改定されますので
最新の情報を常にくりかえし学ぶ、というのは とても大切。)
人財、というからには、
職員の教育・研修も重要なテーマです。
当院では私のほかに2名のスタッフが参加しております。
そのほかのお話は次回以降に。