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衣笠祥雄さん公開講座11/8

2009年11月6日 ,, 

県民公開講座のお知らせです。

11月8日14:30から広島県医師会館にて
特別講演1:医療再生に向けて
~国民、患者さん、医療者、政治の役割から
参議院議員・内科医師 梅村 聡
特別講演2:野球が教えてくれたこと
広島カープOB・解説者 衣笠祥雄
参加無料:定員300名
申込方法:
郵便番号・住所・氏名を記入し以下へお申し込みください。
参加証を郵送いたします。
FAX 082-293-3363
メール gaku@hiroshima.med.or.jp
ぜひ御参加ください。
http://news.hiroshima.med.or.jp/data/20091005/2061f/poster.pdf

今週の花 いただいたコギク
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★新型インフルエンザH1N1情報
全国平均で、インフルエンザ警報レベルを上回りました。
速報値で、全国平均で 定点あたり33になったそうです。
30以上が警報レベルですので、今や国内どこも流行地域といえます。
ちなみに警報レベルを超えたのは21都道府県だそうです。
Yahooニュース 11月6日3時4分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091106-00000092-yom-soci

うがい手洗い咳エチケットを徹底しましょう。
学級閉鎖、学校閉鎖になった子供達は出歩かず家にいましょう。
外出するときにはマスクするのも良いでしょう。
5月頃にマスクしていた人、おおぜいいたと思いますが、
マスクするなら今ですよ、今。

インフルエンザ警報発令

2009年11月5日 , 

定点あたり患者発生数が
西部東保健所管内(東広島市,竹原市,大崎上島町)で 48.4
広島市保健所管内で 34.6 と、
警報レベルである30以上となりました。
このため昨日 広島県全域にインフルエンザ警報が発令されました。
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/page/1240904010815/index.html

先週予想したとおりの動きです。
おそらく今後2週間でピークをむかえると思われます。
あわてない、あわてない。
うがい手洗い咳エチケットを徹底してください。
症状の軽い段階の人は、できるだけ平日の昼間に診療所を受診してください。
夜間・休日に舟入病院に集中することはやめましょう。
中学生は小児科でなく内科で大丈夫です。

患者数が増えるにつれ、入院患者も増加しています。
10月は広島県で28人が入院、うち広島市が17人だったそうです。
重症は4名。
うち3名は成人のウィルス肺炎で人工呼吸器をつけ治療。
1名は小児でインフルエンザ脳症だそうです。
NHK広島ニュース 2009年11月4日 18時48分更新 より
http://www.nhk.or.jp/hiroshima/lnews/02.html

感染者が増えれば重症者も一定の比率で出ます。これは仕方ないことです。
となれば、大切なのは 「感染しないこと」 です。
ワクチンが開始となるまで、できるだけ感染しないように
みんなで粘って粘って粘りぬきましょう。
そうして、一日も早く小児にワクチンを開始するよう
行政側も医療機関側も努力しましょう。

写真は ひろしま国際平和マラソン 開会式会場の様子です。
これまでにない多くの参加者で、いっぱいになっています。

ちなみに 広ブロ(広島ブログ)マラソン部で チーム出場したそうです。
エコ的大工くりきさんのブログにくわしく載っていました。
http://ku-ri-ki.cocolog-nifty.com/blog/
チームで出るって、いいですよね。1人で出るより、楽しさが倍増しそうです。
来年はみなさんそろって出場しませんか?
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ひろしま国際平和マラソン参加

昨日はひろしま国際平和マラソンでした。
寒い日でしたが、走るにはむしろ快適な、マラソン日和です。
今回は、過去最高 1万人を超える参加者だったそうです。
平和マラソンがはじまった時には1万人の参加が目標と言っていましたので
30年にしてようやく定着した、ということですね、
かつて見たこともないほどのすごい人でした。

院長は10km個人の部にエントリーしていました。
結果は・・・

8月に左膝を痛め、以後は左足の着地フォームを確認しながら練習してきました。
ゆっくりなら10km可能と判断し今年もエントリーしていたのです。
その後、どこか左足をかばう無理な動きがあったのでしょうか、
10月中旬には右ふくらはぎを痛めていました。
その後は走るのは休んで柔軟・ストレッチのみで本番にそなえるしかありません。
今回の大会は、走りはじめてすぐに右ふくらはぎの痛みが再発。
棄権が必要かどうか、ゆっくり走りながら様子みましたが、何とか走れそうと判断。
以後はペースを上げることができず、結局1時間オーバーで完走できました。

来年は体調十分で再挑戦したいと思います。
みなさんも、来年 平和マラソン参加しませんか?

写真は会場に到着した院長。この時点では元気いっぱい。
これからアップ開始です。走り終えたらヘロヘロ。
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★新型インフルエンザ情報
一昨日(11月2日)は、新型ワクチンうってくれ、と来られる人が数名おられました。
どうやらテレビか何かで
本日(11月2日)から「全国で接種開始」
という報道がされたようですね。
Yahooニュース 11月2日14時1分配信 TBS
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn/20091102/20091102-00000032-jnn-soci.html

新型ワクチン接種の進行具合は、都道府県により違います。
11月2日から開始されたのは17県です。
広島県では現在のところ16日開始の予定です。
接種スケジュールは広島県HPに出ているので、
ネット環境にある人はご確認ください。
でも高齢者とか、ネット環境にない人はまだまだ多いので、
どのように周知徹底するのか、そこが課題ですね。
テレビの全国ニュースでは、各県ごとの細かい情報まで紹介することは不可能ですから、
ローカルニュースを見る、という手はあります。
(各局とも18時台にローカルニュース番組が多いです)
高齢者の方がよく見ているNHK総合だと20:45にもローカルニュースあります。
広島県HP
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/page/1256611597986/index.html

新型ワクチン接種説明会

昨日、広島医師会館で開催された
「新型インフルエンザワクチン接種事業説明会」 に出席しました。
とくに費用減免制度についての情報を知りたかったためです。

その御紹介。
1:ワクチン体制そのものの情報は既出のものばかりで、目新しいものはありませんでした。
基本は10月20日に厚生労働省が発表したものでした。

2:お伝えしたい情報=正しい情報
・すでに400万人以上は罹患していると推定されており、それに対し死亡者は40人程度です。
死亡率は 0.001% 程度と推定されています。
死亡率は非常に低い、ということになります。
・全国で入院者は3746人、入院率は推定0.09% です。
うち重症者は259人です。 400万人中の数値ですので、重症になる率も非常に低いとお考えください。
・患者・入院患者は若い人、とくに14歳以下が圧倒的に多い。
・19歳以下の入院患者では、基礎疾患のない人が およそ2/3。
つまり未成年では持病がないからといって安心はできません。
・死亡例の検討では、発病から重症になるまでの期間が非常に短い。
どういう人が重症になりやすいのか、ということは まだわかっていない。

まとめると、
かかったらみんな死んでしまうのではという過度の心配はせず(死亡率は非常に低い)、
かといって油断せず(入院者は持病のない子のほうが多い)、
発病初期は子供から目を離さないことが必要(悪化する場合は急激)です。

3:ワクチンが国から県へ供給されるスケジュールと量は国から発表されています。
現在、年内第6回配給までのスケジュールが決まっています。
十分な量の新型ワクチンが出回ってくるのは12月中旬以降になります。

4:肝心な、ワクチン費用減免措置について
主体は市町なので、これから各自治体が発表してきます。
県の対応については、書類案などの提示や手続きの流れ図の説明はありました。
が、12月の定例県議会で承認されないと正式には動けない、とのことでした。
さすが、お役所仕事。緊急事態にも議会の承認が先に必要なんですってさ、議員のみなさん何とかなりませんか?
事後承認でいいとか、緊急事態には臨時県議会を開くとか。
県知事選挙の最中とはいえ、あまりの県政硬直にがっかり。

5:閉口したこと
10月下旬に県から配布された資料を読めばちゃんと書いてあることを、手を挙げて質問する人が多いのには閉口しました。時間のムダで、はやく次の説明へ進行してほしかったのです。
でも、送付された資料は分厚かったので、普段から新型インフルエンザ情報を追いかけていない人は消化不良になるのは仕方ない面もありますからねえ・・・まあ仕方ない。

6:とても驚き、非常にあきれたこと。
新型ワクチンの県内配布数量の説明、今後のスケジュール説明があった後にもかかわらず、しかも小児への接種を急ぐべき状況だという説明があった後にもかかわらず、
手を挙げて、こう質問する人がいたのです。
「当院は介護サービスもやっている、介護職員も優先接種にしてもらえないか?」
これまでに、同じような議論は もうあったのです。
受付の人や調剤薬局は優先対象にならないのか、とか、
学校の先生や保母さんを優先対象とすべきではないのか、とか。
その議論はすでに終わっているのです。
ワクチン量が少ないので、希望する医療従事者全員には足りません、ということで今は動いていくしかないのです。「新型インフルエンザ患者を直接診療する担当者」のみへの接種でいくしかないのです。
それを、まだ蒸し返して言ってくる医師がいたのです。

介護職員の大半は元気な青壮年だと思います。
現在の状況は、一刻も早く幼児小学生あたりに接種を開始することが大事だ、と たった今状況説明を聞いたばかりのはずなのです。
成人は後回しにしてもよいので、ぜひ前倒しして子供に接種開始を早く!
と言わねばならないところなのに。
自分の所の職員には、「悪いが子供達が先だ、君たちは順番が来るまで待ってくれ」と言うのが筋でしょう。

具体的なクリニック名を書きたいところなのですが、
それはやめとけ、と言われたので具体名は書きません。
ああ、頭に来た、あきれた。

早く子供たちにワクチン接種開始できるように、みんなで努力しましょう。
それまではうがい手洗い咳エチケットを徹底しましょう。
子供さんにうがい、手洗い、咳エチケットを習慣づけるチャンスでもありますよ。

写真はシラタマツバキ
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平成の歩き方3

2009年11月2日  

平成の歩き方3
インフルエンザ情報は少し落ち着いているので、昨日と本日は平成の歩き方2・3です。

歩いてはいけない人はいるでしょうか?

病気のある人の場合、安静にしているほうがよい場合もあります。
熱のある時、カゼひいて体調不良の時などは出歩くのはダメですよ、安静に。

心臓や肺の病気の方は、どれくらい運動してよいのか、
かかりつけ医に御相談ください。
場合によっては心電図等のモニターをつけた状態で運動し、それで運動の許容程度を決めないといけない場合もあります。(狭心症、心筋梗塞、肺気腫(COPD)など)

高血圧や糖尿病には食事療法と運動を指導されます。
でも、コントロールが悪い状態の人も、急に運動してはいけません。倒れます。
コントロールをまず改善しながら かかりつけ医の指示にしたがいましょう。

リウマチや変形性関節症、骨粗鬆症、高度肥満などで膝や腰などに痛みがある場合にも
歩くのが負担になることがあります。
体重がかかると痛みがひどくなるのです。
この場合、温水プール歩行がおすすめです。
プールだと体が浮くので、体重による膝への負担を軽くできるのです。

私は歩いていいですか? と かかりつけ医に相談するところから始めましょう。

写真はサイエンスアゴラに参加してきた東京で見つけたもの。
山手線百周年記念列車は新しい明治のロゴマークで、チョコレート色です!
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★新型インフルエンザH1N1情報
昨日の日曜日、県立広島病院と済生会広島病院で臨時の小児科診療をおこなったそうです。
舟入病院への1カ所集中を避けるためです。
済生会病院については、11月は3日も診療することが発表されています。

今後も病院や診療所に臨時の協力をお願いすることになる見通しです。
臨時診療の情報は急に決まりますので、今ここでお知らせができません。
日曜、祝日に小児科を受診しなければいけなくなった時には
まず新聞等で当日の当番医情報を確認してください。
もしかしたらあまり混雑していない診療所/病院もあるかもしれません。
また中学生については小児科でなく内科診療所でも対応しています。

札幌 休日診療8時間待ち

平成の歩き方2
歩けといったって、どれくらい歩けばいいのだろう?
時間あるいは距離、どうなんでしょう?

最終目標をお知らせします。
健康の維持・増進目的であるならば1日1万歩の歩行を目標にしてください。
速度はゆっくりでかまいません。
2人で並んで歩いて、息切れせず会話が楽しめる速度、が目安です。

まとめて1万歩ではありませんよ、
最初は短く、5分間くらいの歩行でかまいません。
慣れてくれば、15―20分間 続けて歩くようにしていきましょう。
歩数計を購入するのもおすすめです。
500~1000円の商品で十分です。

写真はサイエンスアゴラ2009。東京で11月3日まで開催中。
サイエンスカフェ ポスターセッションで
サイエンスカフェひろしま の報告、およびセッション事務局をおこなっています。
今年はセッション参加者が多く、1枚のパネルに2カ所のカフェを展示です。
サイエンスカフェin大分 が下段になっています。
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★新型インフルエンザH1N1情報
新型インフル、休日診療に殺到…8時間待ちも
Yahooニュース 11月1日3時13分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091101-00000116-yom-soci
札幌市での話です。
現在、流行がもっとも激しいのは北海道です。
そろそろ流行のピークを過ぎる頃だとは予想されていますが。
8時間待ちなんて、患者・家族も医療機関側もやってられないですね。
休日診療所を何カ所か増やしてもこの状態だったのだそうです。

広島市でも舟入病院は4時間待ちだったそうです。
来週は流行がもっと激しくなり警報レベルになると思われます。
何か対策を講じないと、札幌と同じことになると大変です。
中学生については内科でも診療しますので分散受診をお願いします。
うがい手洗い咳エチケットを徹底してください。
何かしら症状のある人はマスクをしてください。
インフルエンザと診断された人は、
熱が下がっても友達と遊んだり出歩かないでください。
熱が下がってもまだウィルスは排出していますので、他の人に感染を広げてしまいます。

新型ワクチン接種医療機関公表

2009年10月31日 ,, 
昨日は、インフルエンザワクチンの問い合わせ電話がとても多かったです。
しかも、季節性インフルエンザの問い合わせ。
接種するように、昨日朝のテレビかニュースでやったのでしょうか?

季節性インフルエンザワクチンについては、「ありません」。
おそらく、もうどこに電話をかけられても ないでしょう。
昨年の生産量の8割しか製造しておらず、
(その分、新型ワクチンを製造しているため)
各診療所には「昨年納入実績の7割」しか配給がないのです。
ふだんかかりつけの患者さんに接種する量にも足りません。
どこの医院でも条件は同じです。
かかりつけ患者さんの予約分だけで精一杯なのです。

製造が8割で配給が7割。差の1割はどこに行ったのかな?
とは思うのですが、これはわかりません。
情報がないのです。
行政か大きな病院に回ったのではないかな、とは思うのですが、あくまで推測。
あるいは卸問屋の「大株主」が優遇されましたかね。

というわけですので、
季節性ワクチンは、お問い合わせいただいても、ありません。
ゴメンナサイ。

白神社の祭りでの坂原神楽団、演目は塩祓。
神楽団というと、おじいさんばかりを想像するかもしれませんが、この神楽団には若くて可愛らしいお嬢さんが数名います。途中で毎年こども向けに菓子まきもおこなわれ、子ども達にも人気の神楽団です。野菜も配られるので、オバチャンたちにも人気。
来年はみなさんもぜひご覧下さい。
そういえば、私は毎年ここで神楽見てますね。
今年は風が少しありましたが暖かく、神楽見物日和でした。
私は冷えると腰にくるので、例年は腰に「貼るカイロ」を仕込むのですが、今年は不要でした。
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★新型インフルエンザ情報
新型ワクチン接種できる医療機関一覧が10月30日公表されました。
広島県HP
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/page/1255514674212/index.html
中区リストしか見ておりませんが、ほとんどの医療機関で対応可能なようです。
ただし、かかりつけ患者のみ対応するところも多いようです。
御確認ください。
もしかかりつけ医療機関が対応していない場合には
最優先接種に該当する持病がある方は「優先接種対象証明書」を発行していただき、
それを持参して窓口で御予約ください。
予約時に3600円お支払いください。
新型ワクチンは返品できないので、予約時に料金をいただくことになります。
成人への接種は11月下旬あるいは12月以降になると思われます。
入荷次第、予約された時の連絡先に連絡を入れさせていただきます。

動けない方については、在宅(訪問診療)でのワクチン接種にも対応いたします。
まずは状況をおうかがいしますので、御家族あるいは代理の方が健康保険証を持って来院してください。
必要な場合には、接種可能かどうか、先に一度訪問診察をおこなうことになります。
またワクチン接種後は状態の観察が必要なため、接種日時は訪問看護の日程との調整をおこなうこととなります。

最優先接種対象にならない方の接種は、おそらく12月以降になります。
最優先ではないが優先対象の方は、同じく「優先接種対象証明書」を持参し窓口で御予約ください。予約時に3600円お支払いお願いします。
優先接種対象でない一般の高齢者(65歳以上)、中学生・高校生の方については、1月中旬以降になると思われます。
予約は必要です。上記同様に窓口で御予約ください。
まったく何も該当しない方(健康な青壮年)については、ワクチンが国内で余りそうな状況になれば接種できます。おそらく余ると思いますが、2月頃になるでしょうか・・・。
その頃にはすでに流行が終息している可能性もありますので、予約はせずお待ちください。

なお、
当院では小児(小学生以下)の診療はおこなっておりませんので
小児の方は小児科へお願いします。
中学生以上への対応とさせていただきます。
御了承ください。

新型インフルワクチン予約情報

2009年10月30日 ,, 

昨日、広島記念病院で開催された研修会に参加しました。
「一般病院・クリニックにおけるインフルエンザ患者の対応について」
講師は 広島大学病院検査部 横崎典哉 先生
(広島県インフルエンザ対策専門委員会)でした。

私も昨年の開業まではこの専門委員会に所属していましたが、今は委員会を離れていますので
信頼できる最新情報、および知られていない裏話 の取得につとめています。
広島県では幸い今まで死亡者は出ていませんが、
もう本当に重篤な状況、もうダメかも、という状況に陥った人は何人もあるそうです。
妊婦で重症になった人もいるそうです。
死亡していないのでニュースになっていないだけです。

最優先接種グループのうち、
妊婦、1歳~小学3年までが特に最優先で、予約受付開始されています。
予約は本日までです。
医療機関では、この予約人数をもとにワクチンを発注することになっています。
(ただし発注した数が全部納品される、というわけではありません)

産婦人科のすべてがワクチン接種をするようではないようです、当院にも妊婦からの予約がはいっています。
まずは、接種が受けられるのかどうか、かかりつけ医に御相談ください。
小児については小児科に予約してください。
小学4年生以上の方の予約受付は11月上旬以降になりますので、もう少しお待ちください。

写真は白神社
おまいりする人が列をなしています。私もお参りし、御神酒をいただきました。
秋季例大祭は、「あとくんち」(正確な呼び方・漢字は知らないのですが、「後九日」か?)と決まっています。
曜日にかかわらず10月29日が祭り、28日夜が前夜祭というわけです。
神楽は28日夜に行われます。
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広島市の定点あたり患者数は、およそ25に急上昇しています。
30を超えると、流行警報となります。
来週には警報が発令となる見通しです。
うがい手洗い咳エチケットを徹底しましょう。
せっけんによる手洗いの効果も絶大ですので、手洗いを軽視しないで下さいね。

中学生のインフル診療開始しました

2009年10月29日 ,, 

中学生のインフルエンザ診療開始しました。

当地区の中学校でも学級閉鎖がでています。
保護者の方の情報によると、舟入病院小児科を受診した人は4時間待ちだったそうです。
こうした状況のため、当院でも「状況からインフルエンザが疑われる中学生」
についての診療を一昨日から開始しました。
これまでは15歳未満は小児科受診を、とお願いしていましたが、
広島の小児科診療システムがパンクしないよう、
当院でも可能な範囲で対応することにしました。
クラスやクラブにインフルエンザで休んだ子がいる、
兄弟がインフルエンザになった、
といった後の発熱の状況を想定しています。
ほとんどの中学高校生は、高熱があっても元気あり、食欲もあることが多いです。

保護者同伴で来院お願いします。
また、重症を疑わせる症状のときには病院を受診してください。
具体的には
・呼吸が速い、息苦しい、胸痛、ゼイゼイ
・顔色が悪い(土気色、青白いなど)
・嘔吐や下痢、腹痛
・落着きがない、興奮状態である、意味不明の言動
・反応が鈍い、異常に眠る、視線があわない
・症状が長引いていて悪化してきた
という症状のときは、診療所でなく病院を受診してください。

白神社 秋季例大祭の遠景。しらかみしゃ と読みます。愛称としては「しらかみさん」。
家族や仲間内でのジョークとして しろじんじゃ と呼ぶこともありますが、それはあくまで仲間内の符丁のようなもので、人前でこう読んではいけません。
夜店がたくさん出るお祭りです。神社そのものは奥に見えるビルの手前にあります。右に神楽舞台がちょっと見えています。
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★新型インフルエンザH1N1情報
東京都 インフルエンザ流行警報を発令。
Yahooニュース 10月29日0時36分配信 日本テレビ
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn/20091029/20091029-00000001-nnn-soci.html
新型インフルエンザの感染が広がっていることを受け、東京都は28日、インフルエンザの流行警報を発令した。また、重症者が増えている1~6歳の子供について、国が示したスケジュールを前倒し、来月16日からワクチン接種を始めると発表した。
とのことです。

東京で警報です。全国に流行警報が広がるのも時間の問題です。
うがい手洗い咳エチケットを徹底しましょう。
締め切った状態への人混みへの外出は避け、とくに学級閉鎖になった場合には、元気であっても家でおとなしくしていましょう。

新型ワクチン予約受付開始

2009年10月28日 ,, 

県民公開講座「進化するがん治療」の御紹介です。

日時:平成21年10月31日(土)14-16:30開場13:15
場所:広島国際会議場 地下2階ヒマワリ
参加費:無料
がんはお薬でどこまで治せるか?
名古屋市立大学教授 上田龍三
ここまできた重粒子線がん治療
放射線医学総合研究所理事 辻井博彦
こんな緩和ケアを受けたい
~がん医療現場で聞いた声~
NHKエデュケーショナル科学健康部 坂井かをり

申込み:はがき・FAX・メール等にて
詳しくはホームページをご覧下さい。
http://www.convention.co.jp/hcs/

今週の花 ツワブキ、ノコンギク。
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★新型インフルエンザ情報
輸入の新型ワクチンの治験はじまる
Yahooニュース 10月26日23時13分配信 医療介護CBニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091026-00000018-cbn-soci

早くワクチン接種はじめればよいのに、と思っておられる方も多いでしょう。
しかし、輸入ワクチンについては、試験がはじまったばかりなのです。
小児を対象とした試験は11月に開始する準備をしているところだそうです。
グラクソ・スミスクライン社からの輸入開始は従来の発表通り、年末から年明けになる見込みです。

広島県では、新型ワクチンは11月16日から接種開始予定です。
最初は最優先グループのなかでも、
妊婦と1歳~小学3年生グループが優先されます。
第1陣の予約は今週金曜日(10月30日)までです。
新型インフルエンザワクチンを御希望の方はお申し込みください。
小学校4年生以上の方は、第2陣以降の接種となります。
第2陣の接種は12月以降になると思われ、予約受付も11月上旬頃になります。

なお、費用の減免制度については、まだ公表されておりません。
現時点では 「1回目は3600円」、と考えてお申し込みください。

082-241-6836(代表)

和平会・診療についてのお問い合わせはこちら
平日午後(診療時間内14:30~18:00)