雪
寒いですね。
今朝の中区は雪が舞っています。
年末年始の寒さは今がピークでしょうか。
カゼひかないよう手洗い咳エチケット、しっかりおこなってください。
折口医院の年末年始体制についてのお知らせです。
29日(土曜)は午前12時で診療終了です。
年明けは1月4日から平常通り診療いたします。
その間の急病などは 広島市ホームページで対応医療機関を調べて受診してください。
年末年始の救急医療
平成30年(2018年)12月29日(土)~平成31年(2019年)1月3日(木)
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1323397795701/index.html
◆携帯電話版の広島市ホームページにおいても、当番医の情報を掲載しておりますのでご活用ください。
豊胸で注入の素材、相次ぐ合併症 学会が禁止の指針へ
朝日新聞デジタル 2018年11月27日
https://www.asahi.com/articles/ASLCV64YPLCMUUPI001.html
豊胸術を受けられた方、というのは 時々受診されます。
健診の胸部レントゲンをとったところ異常として判定されて
呼吸器内科(=私)のところに回ってきた方もおられますので。
バッグとして挿入されている場合には
境界明瞭、左右対称であり 明らかに「人工物」の影とわかりますので
「肺の、この影は心配ありません。
ただし影がかさなる部分の肺については判定できませんので
呼吸器症状がみられる場合にはCTを撮ってくださいね。」
ということになります。
それとは別に
こうした充填剤が免疫異常をひきおこす可能性がある、というのは
免疫の基礎を学んだ医師にとっては 常識です。
アジュバント病 と呼ばれるものが それです。
充填剤をバッグでなく直接注入する、というのは
免疫学を知らない医師だ、といえると思います。
上記記事では
豊胸目的の充塡剤をめぐっては、米食品医薬品局は血管を詰まらせる危険があるなどとして使用を禁じている。罰金などの措置を取る。
日本では、豊胸目的で使用に対する規制がないため、医師が自由診療の中で使っている。
とのことです。
自由診療だから何をやっても良い、のか!?
ということなんです。
今年、ノーベル賞の本庶先生が
効きもしない(自由診療の)免疫細胞療法は人道に反する、とまで
言い切ってくださいました。
自由診療には近づくな、
そういう姿勢でいたほうがよいと思われます。
ケンタッキーのチキンバレル?
と思ったら
とりのくら でした。
容器ではパッと見、区別つかないよねー、というのが我が家の感想。
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