昨日は風も強く、寒かったですね。
ソメイヨシノはほぼ散ってしまいました。
しだれ桜や八重は大丈夫みたいです。
今日も寒いようです、用心しましょう。
カープ、ジョンソン投手の出だしは好調だったのですけど
打線の援護がね。
先に点を取ってほしいですね。
今日は大瀬良投手です、応援しましょう!
さて、
「状態が急に悪くなった」という場合には
救急車を呼ぶ、ということになりますね。
これについて、救急隊からの立場のニュース。
救急搬送
蘇生処置「希望しない」経験6割 消防本部など
毎日新聞2018年3月31日
https://mainichi.jp/articles/20180401/k00/00m/040/021000c
この質問は、末期がんなどの背景がある高齢者が心肺停止した場合に
蘇生処置をおこなうか おこなわないかの対応限定です。
救急車を呼ぶ、ということは
「全力で救命救急処置をおこなってください、救急病院に搬送してください」
という意思表示です。
もう蘇生処置は希望しません、とか 病院入院は希望しません、という場合には
救急車を呼んではいけないのです。
自宅(あるいは施設)で看取り、と相談して決めている場合には
救急車ではなく訪問看護、あるいはかかりつけ医に連絡する、というのが手順です。
しかし、
いつもいつも 決まった人がお世話しているとは限りません。
たまたま御家族の留守の間に訪れた遠方の御家族・親戚が
びっくりして救急車を呼ぶ、ということは よくあります。
いつものヘルパーさんでなく、他のヘルパーさんが訪問したときに
自宅看取りの方針が共有されていなければ
ヘルパーさんが救急車を呼ぶ、ということも かつては頻繁にありました。
(いまではヘルパー事業所内で情報共有が徹底されてきて
ヘルパーさんが独自の判断で救急車を呼ぶ、というケースはほぼなくなってきています。)
呼ばなくてよいはずの救急車を呼ばないこと。
この問題を解決する方法として
「何かあっても救急車を呼ばず○○先生を呼ぶこと/訪問看護を呼ぶこと」
という張り紙を
電話機のところと玄関ドア内側や冷蔵庫などに 何か所も貼っておいてもらいます。
もちろん電話番号をくっきり大きく書いておきます。
そして
人生の最後を どこでどう生きていきたいのか。
最後をどうしたいのか。
それを 意思表示のはっきりできる段階で御家族や医療者と相談し希望をしっかり伝え
手順を決めておく、ということが大事です。
それは、早ければ早いほど よいです。
いつ認知症になるか、いつ脳梗塞になるか、誰にもわかりませんから。
救急隊の回答として「本人の蘇生不要の希望や医師の指示があっても、家族を説得し心肺蘇生を継続する」が最も多かった、というのは
本人にとっても、御家族にとっても、医療者にとっても、そして救急隊にとっても
幸せとはいいがたいことですよね。
花見のときに むさし 花篭むすび
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