在宅におけるリハビリ~PT・OT・ST
昨日は、吉島地区多職種連携会議に出席してきました。
今回のテーマは
「在宅におけるリハビリ」~PT・OT・STを知ろう~
・仮想事例についてのグループワーク
・リハビリ専門職(PT・OT・ST)の役割について
1:理学療法士について 吉島病院訪問看護ステーションわかば 松本祥生氏
2:作業療法士について 土谷訪問看護ステーション 信岡直行氏
3:言語聴覚士について 広島赤十字・原爆病院 瀬川淳子氏
・講義
在宅におけるリハビリテーションの在り方
講師:いずみ整形外科クリニック デイケアいずみのほとり
理学療法士 鳥井浩司氏
地域の多職種連携会議、ということで
地域の開業医の参加はもちろんですが
吉島病院、土谷総合病院からも毎回 医師の参加をいただいております。
そして
今回は地域外の方々もたくさん御参加いただきました。
たとえば 病院から参加いただいたリハビリ専門職でいえば
広島赤十字・原爆病院、広島シーサイド病院、済生会広島病院などです。
吉島地区だけで、吉島の医療介護が成立するわけではありません。
地域外のさまざまな方々との連携があってこそ、
ということが よくわかります。
総勢110名(当日の参加・不参加にて多少増減あり)という
内容・規模ともに 非常に充実した会になっていると思います。
***
リハビリ、というと どういうイメージをお持ちでしょうか?
脳卒中で、半身マヒとなった方が
病院で、杖を使った歩行の練習に取り組んでいる、
というイメージが一般的でしょうか。
でも
それはリハビリのほんの一面しか見ておりません。
歩きたい、歩けるようになりたい、という その先に
その人の思い、その人の人生があります。
たとえば
車いすに2時間座っていることが出来るようになれば
花見に行ける、とか 車いす席でカープの応援に行ける、とか。
たとえば
杖でもいいので歩けるようになれば
またマツダスタジアムにカープの応援に行ける、とか。
その方の思い、意欲、人生。
そこに着目していくのが 在宅リハビリだ、ということです。
ですから
「目標はADLの向上」
ではなく、
「目標はマツダスタジアムにカープの応援に行けること」
「目標は来年の花見に行き、桜の下でビールを飲むこと」
のようなもので あるべきだ。
そのほか
病院でのリハビリ・施設でのリハビリ(デイケア)と
訪問リハビリとの あるべき連携の姿、
など
目からウロコの話がたくさんありました。
吉島地域の多職種連携は
どんどん深化・進化していっておりますですよ。
私たちは本人・御家族の思いや希望を引き出し、
それに応えていけるように がんばってまいります。
次回は11月頃の予定です。
ぜひ次回も多くの方の御参加をお願いいたします。
3塁側ショップで。
はるまき
誰も並んでおらず、待たずに買える、というのが唯一のメリット
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