ソーラークッカー
新型インフルエンザH1N1 大きな動きはありません。
鹿児島、長野でも患者確認されました。予測の範囲内。
長野県は外国帰り、鹿児島県の場合は福岡県帰りのようです。
もう日本中どこで患者が発生してもおかしくありません。
スコットランドでも新型インフルエンザH1N1にて死亡者が出ています。
慢性疾患持病のある方は、今のうちにしっかり管理しておきましょう。
糖尿病、気管支喘息、肺気腫など要注意疾患です。
で、本日は喘息のお話。
緩和ケア医 本日のお勉強
特集 高齢者のアレルギー疾患
高齢者喘息の特徴
アレルギーの臨床 2009年6月号
国立病院機構南岡山医療センター 宗田良先生ほか
要点
成人喘息のうち65歳以上の高齢者の比率は1/4であり、患者は増加している。
その発症年齢は56歳であった。
若年者と異なり、その4/5はIgEの関与しない非アトピー型である。
我々呼吸器科専門医、あるいはアレルギー専門医は、「喘息死ゼロ」を合い言葉にしています。
喘息では年間2000-3000人が亡くなりますが、その多くは高齢者です。
高齢者は多くの合併症を抱えていることも多く、薬剤選択・使用量に制限がかかることも多いです。
若い人の喘息治療と同じようにいかないことがあり、じつは難問なのです。
体力面では予備力が乏しいので、ちょっとした発作でも乗り切ることができない場合も出てきます。
ふだんからしっかり治療を受け、コントロールを良好に保つことが大切です。
昨日、吉島公民館で太陽・日食についての教室を開催しました。
太陽熱を利用したソーラークッカーで調理もおこないました。
エデュクッカー003という機種を使用しましたが、
1時間で相当な高温を得ることができました。
今回は太陽・日食を安全に観察する方法を学ぶ、というのが主目的でしたが、
エコ教育にも役立ちそうです。
写真はエデュクッカーを並べて設置したところ。