「トンデモ医療」
カープ、
玉村投手もようやく勝利、いいですね!
これで交流戦 貯金確定です。
どうせなら、交流戦貯金4で終わりたいですね。
今日はアドゥア投手です、応援しましょう!
サンフレも勝利、いいですね!
これで 次を勝てば 3位浮上の可能性もあります。
野球もサッカーも、楽しいことですね!
さて、
昨日は 日本緩和医療学会に参加してきました。
神戸です。
学んできた内容については、また後日。
昨日のニセ医学のついでに言うと。
高濃度ビタミンC というのを宣伝しているクリニックがありますが。
ビタミンCサプリの過大評価、誤解生んだノーベル賞学者
ナショナル ジオグラフィック 2023年12月6日
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC22ABX0S3A121C2000000/
「ビタミンCはかぜに効く」説の真偽を探る
Dr.倉原の呼吸器論文あれこれ 2024/02/06
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/series/kurahara/202402/583017.html
日経メディカルなので、会員登録が必要です。
(私はもちろん会員です)
ビタミンC万能論みたいになった経緯が紹介されています。
ノーベル賞学者が提唱し、本も書いていれば そりゃ信用されますよね。
しかし
根拠がない、または不十分であることが検証されています。
有効であるという論文は ほとんどが1970年代のものである。(ビタミンC万能論が流行していた時期である)
ということです。
現在も検証が続いていますが、 あっても せいぜい 少しだけの効果、という状況のようです。
現代においては ほとんどの方は ビタミンC不足になることは ありません。
とくに 日本人では ペットボトル入りのお茶など 飲むでしょう?
その中には たんまりビタミンCが 入っていますよ。
摂りすぎの懸念はあっても、不足することは まず ありません。
癌末期、あるいは 断食療法などで 極端に食事摂取量が少ない方は 不足の可能性はありますが。
我々緩和ケア医が問題と思っているのは
かぜに効くかも、効かないかも、 という程度のビタミンCサプリではなく、
高濃度ビタミンCです。
自費で高額、という治療は ニセ医学の可能性が高い、と 考えましょう。
「トンデモ医療」の跋扈を指弾 保険適用の標準治療が最善の治療
神奈川県保険医協会
https://www.hoken-i.co.jp/outline/cat205/post_1337.html
「正しいがん情報の見極めかた」をテーマに研究会を開催した。
講師に日本医科大学武蔵小杉病院の勝俣範之教授を招き、医学的根拠の希薄な「トンデモ医療」氾濫の実態と信頼できる情報の見分け方について講演。
氏は「トンデモ医療」として、高濃度ビタミンC注射などを例示。
エビデンスのない医療行為により患者に高額な請求をしている実態を報告し、提供施設の多さも問題視した。
***
さて、あなたの身近なクリニックは どうでしょうか?
特集・いま、介護を考える (1)岐路に立つ在宅介護
Eテレ 初回放送日:2024年6月17日(月)午後8:00〜午後8:30
https://www.nhk.jp/p/heart-net/ts/J89PNQQ4QW/episode/te/RQM18L7WPP/
75歳以上の人口が2000万人を超えた、超高齢社会・日本。介護ニーズが拡大する一方、在宅介護が危機に瀕している。今年4月の介護報酬改定で、在宅介護の要である「訪問介護」の基本報酬が引き下げられたのだ。もともと人材不足や経営難にあえいでいた事業所には衝撃が走り、利用者からも不安の声が上がっている。「住み慣れた地域で自分らしく暮らす」という介護保険の理念はどこに行くのか。現場の声から考える。
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廿日市在住の臨床社会学者 春日キスヨ先生が 出演されます。
ぜひ 御覧になってください。
なお、
春日キスヨ先生は 著書多数あります。
最近の本では
「100まで生きる覚悟」 光文社 を ぜひお読み下さい。
https://www.kobunsha.com/shelf/book/isbn/9784334043797
1月17日、私どもの本が出ました。
紀伊国屋WEB
在宅緩和ケア医が出会った「最期は自宅で」30の逝き方 – 光文社新書
髙橋浩一
価格 ¥924(本体¥840)
光文社(2024/01/17発売) 電子書籍もあります
https://www.kinokuniya.co.jp/f/dsg-01-9784334101992
公民館での講演など、お引き受けいたします。
日程次第です、御相談ください。
【業務連絡】医師募集。内科・外科・総合診療科・緩和ケア科に限りません。
新型コロナ対応をきっかけに
「医療の在り方」、「医療の目指すべきもの」について
考えを深めた方・考えを改めた方も多いと思います。
もし
「今は東京や大阪(等)で働いているが、地元広島に帰って働きたい」
とか
「病院勤務医よりも もっと患者に寄り添いたい」
「今の病院の勤務形態では 体を壊してしまうのではないか」
「これだけがんばって働いているのに、むくわれないというのは、病院というのはおかしいのではないか」
など考えはじめた医師の方は どうぞ当院に御連絡ください。
「給料よりも 生きがい・働きがい」を求めている方、よろしくお願いいたします。
(「給料優先」という方は、イナカの病院なら「過疎地手当」が上乗せされますし、
医師求人サイトで探されると「高給優遇」のところは見つかると思います。
ただし、高給優遇で求人するということは、キツい職場、あるいは やりがいは少ない職場だ(やり手がいない)という覚悟は必要です。)
広島はコンパクトな街で、衣食住、そして働くにも子育てにも いい所だと太鼓判押せますよ。
当ブログを御覧になり、院長の理念に賛同された方、どうぞ御連絡よろしくお願い申し上げます。
在宅診療は楽しいですし、在宅緩和ケアは やりがいありますよ!