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東京の様子

2011年04月24日

昨日、日本呼吸器学会に出席するため東京に出かけました。
せっかく東京に行くのですから、
たった一つの目的ではなく、
一石3鳥も4鳥もねらっていくようにしています。
今回は日本リウマチ学会が予定延期になりましたので
予定した行事が1つ減ってしまい残念でした。

さて、東京の様子です。
コンビニなどに商品がない、なんていうことはありません。
水も食料も、全部ちゃんとそろっていました。
店も通常通り営業しています。
滞在中に余震を感じることは1回もありませんでした。

行きの新幹線、子ども連れの方が非常に多かったです。
余震もなく、計画停電もなくなり、水・食料の欠品もなくなった、ということで
疎開していた親子が東京に帰っていっているのだろう、と思われました。
1両のなかに7-8組の子ども連れが乗っている状況でした。
(多くは乳幼児であり、ディズニーに遊びに行くような印象ではなかったです)。

節電の状況ですが、
夜はメインストリートでホテルまでしか歩いてないので
街が節電しているかどうか、は よくわかりませんでした。

しかし、すぐにわかることがありました。
駅のエスカレーターが運転していません。
東京駅も、新宿駅も、そのほか今回私たちが行った全ての駅で
JRも私鉄もエスカレーターが運転していないのです。
節電のため、と書いてありました。
(全部のエスカレーターというわけでもないようでしたが)。
大きな荷物、スーツケースを抱えた人が よいしょよいしょと
階段で荷物を運んでいました。
乳児をだっこしたお母さんが、ゆっくり歩いて階段を上っていました。
女性にとってはかなりつらい状況に見えました。
どうしても、という場合にはエレベーターは動いていましたが。
せめて上りエスカレーターくらいは運転してもいいのでは。

東京というのは元気な人しか暮らせない街だ、ということを
あらためて思いました。

写真は本日24日、帰りの新幹線から見た富士山
東京はすごく良い天気でしたが、富士山の山頂は雲です。
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東北の伊達直人現象

2011年04月23日

本日は都合にて11時にて診療を終了させていただきます。
御迷惑をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。

さて、
ランドセルを贈る、ということで報道された伊達直人現象。
私たちはナナパパ勉強会などを通じて
ランドセルではなく自由に使えるお金の援助がありがたい、
ということを学びました。
現場のことを知り、どういう支援が求められているかを知ることが
大切なのだ、ということを学びました。

しかし今回の震災でも やっぱり同じことをする人がいるようです。
現地では支援物資として送られた食品が期限をすぎて腐り始めており、
使われない物が避難所の一角で山積みになり保管場所もなく困っています。
ランドセルについても、大量に余ってしまい困っているそうです。
時事通信 4月23日(土)5時33分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110423-00000010-jij-soci

贈る方は善意です。
なので、
贈ってもらっちゃ困るかな、とは なかなか考えないのでしょう。

伊達直人現象の時の報道で
ランドセルのことばかり報道していたマスコミにも責任がありそう。
ランドセルを贈る前には問い合わせして相談をしましょう、
とか、
ランドセルではなく自由に使える現金の寄付が良い、
とか、
一回限りではなく長期にわたる支援をお願いしたい、
とか、
「マスコミが大きく伝えるべき情報はランドセルじゃないだろう!」
ということなんですね。
あの時にきちんと報道しておかなかったツケがきているようです。

イチゴのロールケーキ。マドモアゼル。
家の近くにおいしいケーキ屋さんがあるということは とても幸せ。
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「キャンディーズ」スーちゃん55歳で乳がん死

2011年04月22日

ああ、若いなあ、まだこれからだったのに残念だなあ
と思います。
[2011/4/22-06:05 スポーツ報知]
http://hochi.yomiuri.co.jp/entertainment/news/20110422-OHT1T00024.htm

記事によると、闘病19年ということですから
乳癌とわかったのは36歳だったことになります。

乳癌・子宮癌(子宮頸がん)は
若い年齢から発生してきます。
一般的には癌は老化現象であり、高齢者の病気なのですが
そうでない癌については若年者でも生じるのです。

何歳から癌検診を受けたら一番効果的なのか、
具体的なデータをお示しすることはできませんが
少なくとも20歳代には検診を受けるほうがいいと考えます。
もし余裕があれば、広い意味で妊娠・出産への準備ととらえて
25歳くらいで受け始めればいいのでは。
(もちろん、それより若くして癌になってしまう人もいます。
成人記念で20歳で献血と癌検診、というキャンペーンもいいかもしれません。)

乳癌、子宮癌は 無料検診チケットが発行されたにもかかわらず
受診する人(受診率)が非常に少ないのです。
マンモグラフィと子宮頸がん検診をぜひ受けて下さい。

正しい知識を身につけましょう。
知識のワクチン=正しい知識が自分や社会を守ります。

春を感じるデザート、あまおうケーキ。
家の近所にあるケーキ屋さん、マドモアゼル
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原発廃止についての意見受付

2011年04月21日

篠田セリーグ初完封、すばらしい!
バリントン、今村、福井、マエケン、篠田と日米のドラフト1位で(引分けを挟んで)5連勝。
さすがドラ1というのは、だてじゃないですねえ。
カープ6年ぶりに単独首位、というのも
うれしいというか悲しいというか・・・。
6チームでやっているのにね。
まあ、このまま貯金を積み重ねていきましょう。

さて、
日本原子力学会が原子炉廃止についての意見を受け付けています。
一般の方からの意見受け付けです。
受付は、4月18日開始~6月17日終了。
どんな意見でもよいと思います。

学会なので、示されている案は専門的で非常にわかりにくい。
でも、
わかりにくい、ということ自体 批判の対象になってもよいと思っています。
学会は、もっと国民にわかりやすく説明する必要があるのではないか、
という指摘ですね。

■意見受付公告:実用発電用原子炉施設等の廃止措置の計画:20XX (案)
http://www.aesj.or.jp/sc/public/public-55.html

今回の原発震災騒動で御存知の方も多いとは思いますが、
中部電力 浜岡原発は耐用年数がすぎて廃炉が決まっています。
廃止するならするで急がないと、東海地震が来たら終わりですね。

また、高速増殖炉もんじゅ は、燃料棒を取り出すことができなくなり
担当課長が本年2月に自殺しています。
msn産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110222/crm11022211260009-n1.htm
燃料棒を取り出せないので冷やし続けるしか方法がなくなっており、
冷えきるまで廃炉することもできません。
もんじゅは一度も本格稼働することなく
原子炉が冷えるまで数十年間(?)、毎年数百億円の維持費がかかるそうです。

廃炉にかかる時間と費用、放射線物質の飛散の予測なども
公開するように意見を送ろうと思っています。

今週の花 イチハツ、シャガ
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心臓は左にありますか?

2011年04月20日

マエケン、調子悪そうだったのに勝利できて、よかったです。
リリーフ陣がいいですね。
各チーム2~4勝で、だんご状態になってきましたので、
ここで連勝したいところです。
でも平日のデイゲームなんて、見ることも聞くこともできません。
夜のスポーツニュースだけが楽しみ。
何とかならんもんでしょうか・・・。

本日のお勉強は内臓逆位のお話

はるか。
でこぽんなど、おいしい柑橘類が増えましたね。うれしい。
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★インフルエンザ情報
安佐南区の祇園北高校、伴東小学校で学級閉鎖が出ています。
まだまだうがい手洗い咳エチケット、よろしくお願いします。

本日のお勉強
腹腔鏡補助下に切除しえた完全内臓逆位症に合併した上行結腸癌の1例
広島医学 2011年3号
マツダ病院外科 羽田野 直人 先生ほか
要点
80歳台の女性の内臓逆位症。
上行結腸癌を腹腔鏡下で安全に手術できた。

内臓逆位とは、内臓が左右逆の位置になっていることをいいます。
完全に全ての臓器が逆のこともあれば
一部の臓器のみが逆のこともあります。
3000~1万人に一人くらいの率でみられるそうです。
健康診断の胸部レントゲンで心臓が右にある人は時々でくわします。
呼吸器内科医は健診のレントゲン判定を担当しますので
内臓逆位にはよく出くわしているのですよ。

内臓逆位、というだけでは
とくに症状もなく日常生活にも困らないことも多く
したがって精密検査も受けていない人もおられます。
しかし、
内臓逆位には さまざまな先天異常を合併しているケースもあり
とくに血管走行の異常があれば
手術のときに余分なリスクを背負っていることになります。
とくに腹腔鏡手術というのは術野が小さいので、
事前によくシミュレーションしておかないと難しくなります。

内臓逆位の人は、
一度は基幹病院で主要血管走行など全身の状況を把握しておいてもらい
手術はその病院で、と指定したほうがいざという時に安全だと思います。

あなたの心臓の拍動は、左胸にありますか、右でしょうか?
右の人は、健康なうちに一度は検査を受けておきましょう。

震災でアレルギー治療が受けられない

2011年04月19日

今日は遠くの山までよく見えます。
雨が降ると黄砂も花粉も減りますので、この時期の雨はじつはウレシイです。

日本アレルギー学会は、5月に幕張メッセで予定通り開催です。
ただし、中身が一部変更になると発表されました。

東北大震災で、被災地ではアレルギー患者の多くが適切な医療を受けられず
問題が出ている、ということです。

会長講演をとりやめて、
会長緊急企画
「震災時におけるアレルギー診療の問題・現地からの報告」
として内科、小児科などから発表がおこなわれることになりました。

未曾有の災害で、医療者も患者も 思いもかけない状況に追い込まれ
アレルギー患者にはいったい何が問題であり、どうすればいいのか、
みんなで考えていこう、ということです。
私も考えていきたいと思います。
なおステロイド吸入薬、発作時に使用する頓用の薬など
余分をもっておくように私はいつも指導しております。

今週の花 ぼたん
我が家で咲いたものです。
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★インフルエンザ情報
安佐北区 倉掛小学校で学年閉鎖が出ています。

広島の麻疹集団発生のまとめ報告

2011年04月18日

福井、いいピッチングでした。
実戦向き、という評価どおり。
後半の投球はとくに良く、これを続けられれば新人王いけますね。
期待しましょう。
サファテは球は速いのですが高めにいくので
低めのコントロールができなければ
いずれ打たれて逆転サヨナラ負けという試合が多くなりそうです。

今年1月の広島での麻疹(はしか)集団発生についての
まとめが速報として報告されました。
安芸区の保育園を中心とした集団発生でした。
10名の患者が発生し、そのほかに香川県への広がりも確認されたようです。
http://idsc.nih.go.jp/iasr/rapid/pr3742.html

集団発生を防ぐためには、1歳児のワクチン接種(1期)と小学校入学前の2回目のワクチン接種(2期)を確実に受けましょう。
今回感染した保育園児は全員ワクチン(1期)を受けていませんでした。
麻疹は非常に重い病気で、入院したり死亡したり後遺症が残ることもあります。
防げる病気は防ぎましょう。

これとは別に国立感染症情報センターから
震災被災地と麻疹についての緊急情報も出されています。
海外からのジャーナリストが麻疹を発病した、とのこと。
http://idsc.nih.go.jp/earthquake2011/RiskAssessment/20110415measles.html

当院からの御案内としては、
高校3年生相当の時に4期接種があり、無料で受けられます。
(小児への接種は当院はおこなっておりません。)
これを受けていないと大学受験ができなかったり
入学手続き時にワクチン接種証明書が必要だったりします。
入学後だと(年度が変わっていると)無料ではなくなります。
常時在庫があるとは限りませんので、予約して御来院ください。
遅くとも夏休み中には接種をすませておいたほうが良いでしょう。
もうたくさんの方が接種に来られていますよ。

ニシナ屋コーヒー中町店の 桜ブレンド
桜の時期だけ販売する季節限定商品です。
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★インフルエンザ情報
広島県内では5つの小学校・幼稚園で学級閉鎖があります。
(広島市はのぞく)
今後 増えなければいいのですけれども。

今日の先発は福井?

2011年04月17日

この数日、黄砂ひどいですね。
当地からだと黄金山は何とか見えますが、
それより遠くの山はかすんで見えません。
黄砂による症状悪化の方もたくさん受診されています。
花粉症症状の悪化だけでなく、
微熱、あるいは熱感をともない
濃いネバい痰が出て息苦しさがある人が多いです。
ノドや皮膚(顔面)の症状を訴える人もたくさんいます。

念のための短期間の抗生物質の処方と
ステロイド吸入増量、ステロイド点鼻の指示をおこなっています。
内服の抗アレルギー薬の出ていない人は追加します。
喘息発作まで出ている人は短期ステロイド内服です。

しっかりマスクをして、不要不急の外出は控えましょう。
外出したら、こまめにウガイと洗顔を。

さて、カープ。
今村の勝利、良かったですね。
ヒーローインタビューで何度も うれしいです を
繰り返していました。いいねえ!
青木もサイドスローにして良くなりましたね、左打者に有効でしょう。
Yahooの予想では 今日の先発は福井。
本当かな?
楽しみですねえ。
打線の調子が悪いのでルーキーには厳しい状況ですが
栗原と東出の調子が上がるのを期待しましょう。

土師ダムの桜が満開と聞いて、見に行きました。
桜を見に行くのははじめてです。
(土師ダムそのものが十数年ぶりです)。
火気禁止で焼き肉のニオイ・ケムリがないのがいいですね。
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★インフルエンザ情報
まだ学級・学年閉鎖は出ています。
うがい手洗いの指導は継続して下さいね。
4月13日 中区基町小学校で学年閉鎖。
4月14日 安佐北区真亀小学校で学級閉鎖。

突然死する心電図所見

2011年04月16日

昨日のカープ、負けなくて良かったです。
7回、勝ちに転じるチャンスもあったのですが、
4番外人の足が遅かったようで。
最後の同点の場面は、赤松の俊足が大きく生きました。
広いスタジアムでは、外人よりは俊足選手を起用すべきことは
明白だと思うんですけどね。

★インフルエンザ情報
広島県の14保健所のうち、警報レベルは3,注意報レベルは1、
と かなり減少してきました。
県の中央部と北部がまだ警報レベルです。
(先週までは8保健所管内が警報レベルでした。)
また、広島市が注意報レベルを下回ったのをうけて、
広島市医師会がおこなっていた速報値集計も14日で終了となりました。
そろそろ終盤です。

今週の花 横からのながめ
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本日のお勉強
Burgada症候群を合併した肺扁平上皮癌の1例
肺癌 (日本肺癌学会 の 学会誌)2011年1月
東京労災病院 呼吸器内科 柴田 雅彦 先生ほか
要点
肺扁平上皮癌Stage3Bの患者。
シスプラチン+ゲムシタビンで治療開始したが薬物アレルギーにて中断。
経過観察中にBrugada症候群と診断された。
無症候であり埋込型除細動器などは適用せず。
心臓に負担のないとされている抗がん剤で加療を続けた。

Brugada症候群というのは、一般の方にはなじみのない名前ですが
循環器内科と交通医学分野では有名なものです。
突然死につながる可能性のある状況で
検診などでの心電図検査で発見されます。
ふだんは全く自覚症状はありません。
(苦しくなって心電図を受け発見される病気ではありません)。

運転中に突然死されては困りますね。
ですから運転される方の検診は非常に大切で
交通医学では大事な疾患なのです。

肺癌でBrugada症候群、という報告はまだ非常に少なく、
まとめて検討するほどの数はないそうです。
埋込型除細動器を先に装着しておいて、それから癌治療をおこなった
という例もあるそうです。
抗がん剤によっては心臓に負担が生じることがわかっているものもあり
薬剤の選択肢が制限されます。

Brugada症候群は、加齢により患者数は増加するそうです。
症状がないから、といって安心せずに
定期検診はきちんと受けましょう。
とくに車やバイクの運転をする人は、心電図検査は年1回は必ず受けましょう。
(職業運転手には検査は義務化されています)。

祝!カープ初勝利

2011年04月15日

カープ、ようやく勝利。
最初の3連戦で勝て、よかったです。
勝因は何と言っても外人ですね。
外人投手が良かった、と評するのは簡単。
そればかりではありません、
カープの野手も、阪神の野手も、それぞれ「相手チームに貢献」しています。
とくにブラゼルはチャンスというチャンスにことごとく凡退してくれました。
ブラゼルがいてくれなかったらカープは負けていたと思います。
阪神の打てない外人2名に感謝。
ひるがえってカープ、
今年も打てない外人野手はいらないような気がしています。
もう2軍行きでいいと思っています。
巨人戦でも打てないようならクビですね。

昨日は広島市医師会夜間急病センターで勤務でした。
患者数そのものは少ないのですが
インフルエンザがB型2名、A型1名でています。
学校がはじまって、また流行がくすぶっているのかもしれません。
学校の寮で流行している、という方も受診されています。
うがい手洗い咳エチケット、よろしくお願いしますね。

さて、
昨日ある人のブログで、
夜間急病センターを受診したが対応に不満があり、二度と行かない、
ということが書かれていました。
事実関係が確認できませんので肯定も否定もできませんが、
広島市医師会の一員として おわび申し上げたいと思います。
(別に私が当事者とか担当理事というわけではないのですけれども)。
広島市民病院に患者が集中することを避けるために設けられた急病センターですので、
軽症の場合には夜間に市民病院を受診するのではなく夜間急病センターをよろしくお願いいたします。
当番制の勤務ですから、次回に受診された時には別な医師が担当しますので
きっと不快な思いはされない、と思いますので。
(そう願っています)。

夜間急病センターは、医師会員である医師が当番で勤務しています。
おおむね半年に1回くらいのペースです。
(中には私のように月1回出ている者もおりますし、
希望して2週間に1回勤務している医師もおります。
希望すれば回数を多くしてもらうことは可能で、もちろん歓迎されます。)

医師にはそれぞれ専門分野・得意分野があります。
救命救急センターで働いてきたような医師もおれば
じっくり時間をかけておこなう専門医療が得意な医師もいます。
内科診療については、以前は内科医だけで勤務していましたが
今では外科の医師も協力して勤務にはいってくださっておりますし、
場合によっては婦人科などの医師も御協力くださっています。

当番制でおこなっていますので、
受診する方にとっては医師を選ぶことができません。
即断即決、ぱっと見てぱっと診断、ぱっと薬を書いて
「はい、次の方どうぞ!」
という野戦病院スタイルの医師もいれば、
じっくり話を聞き、じっくり説明するスタイルの医師もいます。
患者が多くて混み合っている時などは
いちいち細かい説明はできず、
「はい次、はい次」でやらないといけない場合もあります。
夜間急病センターは、
重症・重病が紛れ込んでいないかどうか、を判断する
トリアージ機能(軽症患者と重症患者のふるい分け機能)が
もっとも重要な存在意義です。
軽症、と判断したなら
忙しい時など説明が手抜きになることもありえると思います。

医師の診療スタイルを選べない、というセンターの事情、
患者が混み合っているかどうか、という周囲の状況、
そういった点を総合的に判断していただき、
急病センターじゃあ、こんなもんでしょうがないな~
と思われるか、
そうはいっても、いくら何でもひどくないか、
と思われるか。
いくら何でも、と思われたなら
その場で もう少し説明を求められたらよいと思いますよ。

今週の花 サクラ、ボケ、ツバキ、ソテツ。
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082-241-6836(代表)

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