サッカー日本代表、予選リーグ突破。すばらしい!
朝3時前には起きて観戦しました。
昔、釣りに行く時には午前3時半集合、なんていうのも
よくありました。
(最近は夜釣り専門です)
好きな事なら早起きも耐えられるのですよね、不思議なものです。
いつも、パスをつなぐサッカーというのを見てきましたが、
今回の本田や大久保のように、
ドリブルがうまくボールをキープできる選手というのが
とても重要なんだ、ということがよくわかりました。
ボールをキープし切り込んでいく中で倒されてフリーキックを得る。
それを決めるのも、すばらしい。
自分たちよりランキングが上のチームばかりのリーグで
2勝して突破は立派です。
決勝トーナメントでも1つは勝ちたいものですね。
FIFAランキングも上がるのではないでしょうか。
さて、
肺癌について、非常に重要な報告が出ました。
ニューイングランドジャーナルです。
手術適応のない進行非小細胞肺癌の生存期間が
従来の1年から2年半に延びた、という日本のデータです。
これをご紹介する前に、本日は現状について復習しておきます。
本日のお勉強
2002年の肺癌治療例の全国集計に関する報告
肺癌(日本肺癌学会誌) 2009年12月
肺癌登録合同委員会(日本肺癌学会、日本呼吸器外科学会、日本呼吸器学会)
要点
初診が2002年であった原発性肺癌を登録し追跡した。
358施設から18552例が登録された。
平均年齢は67.1歳、男女比は2:1。
組織型は腺癌56.7、扁平上皮癌25.7、小細胞癌9.2%
臨床病期は1A期29.3% (以下、略) 3B期14.4%、 4期20.7%。
5年生存率は全組織で44.3%、小細胞癌で14.7、非小細胞癌で46.8%。
1A期では小細胞癌52.7、非小細胞癌で79.4%。
4期では小細胞癌3.8、非小細胞癌で5.8%。(他は略)
全国の主要病院が参加している、非常に大きなデータ、
信頼性の高い統計です。
肺癌は、治療が非常にやっかいな癌です。
小さい段階、早い段階で見つけることがむずかしく、
進行した状態では手術ができず長期生存は期待しにくくなります。
3B期・4期というのは進行しており手術の対象になりません。
これが合わせて35%ある、という結果です。
3人に1人は、肺癌を発見した段階で手術できる時期を過ぎているのです。
小細胞癌も基本的には手術の対象になりませんので、
合わせると、およそ2人に1人は手術になりません。
1A期というのは、
癌が小さく、リンパ節転移もない段階で発見されており、
手術すれば切除・治癒が期待できる最も早い段階です。
この段階に相当する胃癌であれば ほぼ全員が5年生存します。
しかし肺癌だと、この段階でも8割ほどの人しか5年生存が得られません。
胃癌にくらべ肺癌がいかに治療困難か、ということが
おわかりいただけると思います。
進行肺癌だと(3B期+4期の非小細胞肺癌)
平均生存期間は1年弱しかありません。
20年前と比べ、3ヶ月程度しか延びていなかったのです。
(平均生存期間については、明日引き続きお伝えします)
タバコをやめること、
検診をちゃんと受けること。
まずは、できることから 取り組んでいきましょう。
アクアセンター街のレストラン街にある五エ門。
お好み焼きの肉玉そば。
キャベツは大きくザク切り、麺は固焼きなのが特徴です。
ゴマもたっぷりかかっています。
http://www.aqa-hc.com/pc/floor/gourmet/goemon.html
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。