東京都知事選挙、
投票率が低かったですね。
降雪のため投票できなかった人は御気の毒ですが
投票する候補者が決まっている場合には期日前投票を積極的に活用すべき、
という教訓にするしかないでしょうね。
脱原発派にとって、細川元首相という高齢者しか担げなかったのが失敗。
50歳代の候補を立てることが出来ていれば違った結果になっていたかもしれないと思います。
それにしても
投票終了時刻とほぼ同時に「当確」発表というのは
いかがなものか。
もし「当確」・「当選」報道が間違っていた場合には
その報道機関には今後5年間、
選挙結果予測報道(当確など)は禁ずる、
というペナルティーを課してほしいくらいです。
昨日は、
広島国際会議場で開催された
がん疼痛緩和と医療用麻薬の適正使用推進のための講習会
に参加してきました。
新しい医療用麻薬も開発が続いており
最新の情報を知っていないと
患者さんに最善の選択肢を示すことができませんので
こういった研修会への参加は必須です。
さて、
インターネットで薬を購入した人もいるようですが
海外からの購入は大半が偽物ですので、注意が必要です。
海外ネット通販では購入しない。
それが健康を守ります。
AGA-news ニセモノに注意
MSD社ホームページ
http://www.aga-news.jp/secure/caution_fake/index.xhtml
ニセモノの主な流通経路は、インターネットなどでの個人輸入によるものであると考えられており、ニセモノを服用した場合は思いがけない健康被害が発生する可能性があります。ニセモノを服用しないために、厚生労働省の「医薬品の個人輸入に関する注意喚起について」に基づき、医療機関を受診し、医師の処方により正しく服用することをお薦めします。
ニセモノとは?
薬効成分(フィナステリド)が全く含まれていないもの
過剰な薬効成分が含まれるもの
薬効成分が少なすぎるもの
錠剤自体にコンタミネーション(雑菌などの混入)の可能性があるもの など
WHOによると世界で流通している医療用医薬品の10%程度がニセモノだと推測されています。
2003年 WHO調べ (BMJ 327 news roundup より)
***
厚生労働省の注意喚起とは、以下のとおり。
http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kojinyunyu/050609-1a.html
例としてプロペシアについて紹介すると
プロペシア(PROPECIA)(男性型脱毛症用薬)に関する注意喚起について
なお、プロペシアは我が国でも承認されており、医師の処方せんが必要な医薬品になっております。安易な個人輸入は行わず、必ず医療機関を受診し、医師の処方により正しく服用するようにしてください。
***
自分だけはニセモノはつかまない、
自分だけは健康被害は出ない、と思っている人が9割。
でもね、
海外からのネット通販は大半が偽物であり、
個人輸入のニセモノで健康被害が出ても
救済される制度はありませんよ。
偽物の薬として有名なのは、やはりバイアグラです。
ファイザー社ホームページ
http://www.ed-info.net/caution/
バイアグラのニセモノに注意
インターネット流通の55.4%(日本:43.6%、タイ:67.8%)が偽造品でした。偽造品の品質にはばらつきがみられ、医薬品成分の含有量が承認されている用量より多い・少ないだけではなく、全く含有していないもの、他の成分、複数の不純物が含まれるものがありました。
***
米ファイザー社の分析では、ネット販売の8割はニセモノだったそうです。
偽物被害を予防するため、
アメリカ国内についてはファイザー社が自らネット販売することを表明しています。
朝日新聞アピタル 2013年5月8日
http://apital.asahi.com/article/news/2013050800003.html
バイアグラ、製薬会社がネット販売 偽薬対策、米限定で
米製薬大手ファイザーは6日、米国内で勃起不全(ED)治療薬「バイアグラ」のインターネット販売を始めたと発表した。大量に出回る偽薬への対抗策として注目される。
バイアグラの偽薬は後を絶たず、同社が2011年に22のサイトで実際に薬を購入して調べると、約8割が偽薬だった
***
試験的にネット購入した数品目のすべてが偽物だった、
という記事を読んだ記憶もあるのですが
ちょっと探しましたが出てきませんでした。
偽物を鑑別するため、
薬の溶解性で検証したサイトがありますが、
中国、香港、シンガポール発送のものはニセモノのようです。
アメリカ発送のものは明らかなニセモノと、本物に近いものがあるようです。
しかし本物であるかどうかは、わからない。
http://www.hama1-cl.jp/ed/melt_flow.html
薬に関しては
インターネット購入はやめましょう。
健康被害が出ても、救済されませんよ。
医療機関を受診し、正規手続きで処方してもらいましょう。
その場合には健康被害が出れば救済制度があります。
ネット激安品はほぼ疑いなくニセモノ。
本物であれば、それなりの金額はします。
運よくネット購入した薬が本物であったとしても
正規購入とのわずかな差額を惜しむべきではありません。
もっと言うならば
薬に頼る必要がありますでしょうか?
年を取れば
男女とも髪が薄くなったり白髪になるのは自然なことですし、
シワが増えることも自然なことです。
問題は外見ではなく中身なんです。
男性型の脱毛については、
男性ホルモンがたくさん出ているという証拠ですし
「男らしい男」であることを誇示していることだと思いますけどね。
男性ホルモンがたくさん出ているなんて うらやましいなー、
と思う人も多いはずですけど。
広島限定 サクマのれもんみるく
限定という字を見ると、買ってしまいます。
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。