西区でインフルエンザ流行、学年閉鎖も
昨日まとめて6校の学級閉鎖の発表がありました。
西区では草津小学校、井口台シオン幼稚園、三篠小学校、鈴が峰小学校。
このうち鈴峯は学年閉鎖です。
ほかには安佐南区山本幼稚園、中区竹屋小学校です。
西区では、庚午地区で患者報告が多いことがわかっていましたが
周辺に広がってきました。
こうなるともう拡散・流行は止まらないと思います。
うがい手洗い咳エチケット、よろしくお願いしますね。
咳や熱のある人は、治るまで家で安静にしていましょう。
とくに病院や老人施設などへのお見舞いは行かないでください。
ほんとうによろしくお願いします。
本日のお勉強は 骨髄異形成症候群
アクア 広島センター街7F まつの屋
夕方からは1品280円の居酒屋タイムになります。
写真はねぎチャーシュー
本日のお勉強
骨髄異形成症候群の薬物治療
日本医師会雑誌2011年10月号
東京医科大学血液内科 大屋敷一馬 先生ほか
要点
骨髄異形成症候群は高齢者に多く、年齢平均値は64歳。
約半数に染色体異常が検出される。
25~30%は白血病に移行し、治療に抵抗性である。
治療の基本は輸血依存からの回避と、白血病への移行を食い止めることである。
輸血依存に対してのステロイド治療の有効性は20%程度である。
実地医家は適切な時期に血液内科への紹介をおこなう。
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貧血の原因はいろいろありますが、
中には生命予後がよくないものもあります。
この骨髄異形成症候群は、回復しないこと、白血病に移行すること、で
非常にやっかいな貧血です。
高齢者のことが多く、造血幹細胞移植という根治療法が出来ず、
輸血を繰り返すしかないのが実際のところです。
でも、在宅で輸血をおこなう、というのは
さまざまな理由で難しいことが多いのです。
私達も、輸血あるいは血小板輸血が必要な方は
やはり病院に依頼することが多いです。
いい治療法が見つかるといいのですが。