長文になります、ごめんなさい。
昨夜は1塁側内野指定席から応援しました。
毎年いつもいつもライト外野席からしか応援してこなかったので
今年は新球場のいろいろな席を体験してみよう、と思い
その第2弾です。
選手応援パックで申込み、前田(背番号1)のTシャツもゲット。
私たちの年代では、前田といえば背番号1なんですよ。
砂かぶり席のすぐ後ろあたり、7列目という割と前の席でしたので
1塁手、2塁手、1塁ランナーの動きはすぐ目の前でよく見えました。
見えにくかったのはライト線に飛んだ打球。
フェアかファールか、落下地点は見えません。
岩本の打球にワーッと盛り上がって、
でも球場全体が静まるので、なんだファールか?、という具合です。
1塁側なので、ほぼ全員がカープファン。
静岡から来ていた団体も、私たちのすぐ横で応援されていました。
でもほんの少しですが1塁側内野指定席にも阪神ファンが。
その席に座る勇気、すごいもんです。
外野とちがい、内野ではスクワット応援している人はほとんどいません。
大人しいのか?冷めているのか? と思っていましたが、
そうではない、ということがわかりました。
立ち上がると、イスの座面がバネで跳ね上げ収納されてしまい、
座れなくなってしまうのですね。
内野席じゃあスクワット応援はできない、ということがはじめて理解できました。
そういうわけで
スクワット応援しない・できない中高年にとっては
内野席はおすすめかもしれません。(膝や腰の痛い人、など)
誰もスクワット応援しないので、視界がさえぎられることもありませんし
座ってゆっくり応援できますよ。
さて、試合です。
勝てる試合でした。
勝てる試合を、野村采配で、わざわざ負けました。
結果論として批判しているのではありません。
球場の雰囲気を、少しですがお伝えしようと思います。
まず初回。いきなりの連打で2点、球場もいきなり大盛り上がりです。
無死のまま5番ですから、そこは打たせる。それはよいとして。
1死になって1・3塁で6番赤松。
ここは3塁に走者がいますので、もう1点確実に取りたいところです。
2点どまりで終わっては、相手に勢いがもどってしまいます。
この前の阪神戦でも終盤追い上げられて冷や汗勝利だったのですから
点を取れる時には確実に取らねばなりません。
カープに連打は期待しにくい状況ですから
私は以前からこのブログにて
走者3塁ならスクイズすべし、
という主張をしております。
阪神の1塁は外人ですので1塁前に転がせば面白いのです。
ここも、もちろんスクイズの場面なんです。
が、何の工夫もなく打たせ、結局3塁への凡フライ。
無理して振りに行くカウントでもなかったのに。
結果、追加点を奪えず。
同じことが、このあと2回、繰り返されました。
走者を3塁に置いて赤松。
3度とも2死ではなく、スクイズできる場面だったのです。
しかし、
盗塁するでもなく、エンドランするでもなく、スクイズもしない。
ぜーんぶ何の工夫もなくアウト。
3度スクイズしていれば、途中では6-1の点差になっていたはずなんです。
もうひとつの采配ミスは、スタルツを続投させた場面。
城島の2本のホームランは、仕方がない。すばらしい当たりでした。
で、3-4と逆転されてしまいました。
(スクイズを決めていれば、この時点では6-4ですが)。
ここでの続投は、まだ理解できます。
次の8番打者にもホームラン打たれて、ありゃりゃ。
投手交代か? と思う間もなく、代打に3者連続のホームランを浴びてしまいます。
しかも場外、文句なしの特大ホームランを。
この時点でスタルツ降板、と誰もが思いました。
(くどいようですが、スクイズを決めていれば6-6の同点の場面でした)。
しかしコーチも監督も出てきません。
えっ、続投?? なんで続投なん???
ここで続投させても、もう抑えられんじゃろう?!?!
野村監督は何を考えとるん????
これが球場の雰囲気でした。
カープファンで埋まった1塁内野指定席のあちこちからヤジがとびはじめます。
スタルツ代えろ~!
その声は野村監督やコーチ陣には届かないのでしょう。
はたしてスタルツは連打を浴びて
さらに2点を献上することになったのでした。
それ見たことか!! 言わんこっちゃない!!!
続投させりゃ打たれるのは わかっとることじゃないか!!!!
球場全体が怒りの雰囲気に染まります。
ヤジも増え、それもだんだん汚ないヤジになってきました。
それでも、その回、結局スタルツは代えなかったのです。
6-10で負けました。
でも、スタルツ続投で2点失ったのは、采配ミスです。
赤松にスクイズさせず3点取り損なったのも采配ミスです。
つまり、ふつうに采配していれば
昨夜の試合は9-8で勝てる試合だった、のです。
野村監督の昨日の采配は
打て、投げろ
の2つだけ。
こんな采配じゃあ、勝てませんよ。
首位を競うチームに対し、単純に力比べをやったのでは、
かなうわけがありませんよ。
広い球場となり、機動力重視の戦法が求められるにもかかわらず
盗塁なし、エンドランなし、スクイズもなし。
な~んにもなし。
機動力野球のかけらもみられない采配での負けだったのです。
良かった点をひとつ御紹介します。
岩本選手、はじめて実物を見たのですが、
1塁岩本、いいですね。
ピンチのとき、投手に近寄り声をかけている内野手は
岩本ただ一人でした。
外人には英語で話しかけているのかな?
でもきっと日本語でも思いは通じると思うのですよ。
楽にいけ楽にいけ、おまえ一人じゃないぞ、俺たちに任せておけ、と。
次世代の内野リーダーは岩本だ、と確信しました。
岩本くん、応援しますよ、がんばってね!!
1塁内野指定席からのながめ。
次はどの席で応援しようかな?
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