いのちの終わりについて 話し合いをはじめる
昨夜は、広島赤十字・原爆病院 がん診療(緩和ケア)に関わる地域医療連携研修会 に参加してきました。
講演:アドバンス・ケア・プランニング
いのちの終わりについて 話し合いをはじめる
講師:神戸大学医学部附属病院 緩和支持治療科 木澤義之 教授
要点
ACPは、文章に書き残すことが必要と思う人もいるが、そうではない。
口頭でもよく、「話し合う」ということが重要。
全員に一律に同じように実施は出来ない。
一般論としか語れない段階の人に対しては「意思の代理決定者」を選び、
その人と話し合うことを促す。
命にかかわる疾患の段階の人に対しては 具体的な内容・予測の病状説明が可能なので
その共有認識のもとに具体的な話をすすめていく。
本人だけでなく代理決定者とともにすすめていくことが重要である。
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人生最期の段階の医療・ケアは 本人の意思決定に沿っておこなうのが基本です。
しかし
状態が悪化してきたときに 本人の意思表示が出来なくなる段階も来ます。
そのときには 「代理決定者」に相談することとなります。
本人が、人生において、どういうことに価値を置いており
それはなぜか、ということがわかっていないと
個別の話だけしかしていなかったのでは
判断に困ることも出てきます。
たとえば
具体的に、胃瘻は受けたくない、と本人が言っていた、文書に書いていた、として。
では人工呼吸を受けるかどうか、などという事態になったときに
それは話を聞いていない、文書に書かれていない、わけです。
人生において大切なもの、その思い を聞いていれば
どのような事態になっても
「本人ならこう希望するでしょう」、と意思を代理決定していけるわけです。
さあ、
代理決定者を決めて 「人生会議」をおこなってみましょう。
マラソンの事前受付がすんだら、まず夕食です。
八重洲地下街に 京都伏見 玉乃光酒造の直営店 玉乃光酒蔵があります。
食べログ
https://tabelog.com/tokyo/A1302/A130201/13011510/
玉乃光の純米酒、昔から好きなんですよ。
みぞれ酒
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引き続き手洗い咳エチケット、よろしくお願い申し上げます