折口医院の年末年始体制についてのお知らせです。
29日(土曜)は午前12時で診療終了です。
年明けは1月4日から平常通り診療いたします。
その間の急病などは 広島市ホームページで対応医療機関を調べて受診してください。
年末年始の救急医療
平成30年(2018年)12月29日(土)~平成31年(2019年)1月3日(木)
http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/1323397795701/index.html
◆携帯電話版の広島市ホームページにおいても、当番医の情報を掲載しておりますのでご活用ください。
さて、
毎月 最終日曜日は 心に残る出会いです。
Mさんは83歳。
認知症があり、一人暮らしでした。
週3日 デイサービスに通い、通院介助も受けながら生活していました。
ところが要介護度が下がり、介護サービスを減らさねばならなくなりました。
もう通院介助は出来なくなりますが、もとの医院(ちょっと遠方)には自分では通えません。
そのため当院に訪問診療の依頼があり、
私たちのはじめての出会いです。
会話はいっけん正常の人のように見えますが、自分では薬の内服管理などが出来ておらず
喘息・肺気腫の吸入薬なども使用できず余っている状況でした。
介護保険で何とか生活が支えられている、というところでした。
訪問薬局とともに薬の整理をして
貼付薬や飲み薬で管理していくこととなりました。
Mさんはお酒が楽しみ。
デイがない日は することもないので 朝から飲酒している状況でした。
たばこも、やめられないでいました。
あるとき、高熱にて病院に入院し、胆のう炎で手術が必要と診断されました。
しかし、Mさんは、その病院を飛び出すように自己退院してしまいます。
あそこの病院には二度と行かない、とMさん。
でも、手術は必要です。
自宅近くの病院に無理をお願いし、受け入れていただき、
無事に手術を終えることが出来ました。
病院を飛び出した理由について
後日 本人が繰り返し語ってくれたところでは、
ある夜、気がついたら 医師がそっとやってきて
点滴に何か注射薬を入れていった。
説明も何も聞いていないし、毒でも盛られる! と恐ろしくなって
次の日に必死に退院したのだ、と。
おそらく 抗生物質を1日3回とか4回、
8時間毎とか6時間毎という注射だったのでしょう。
それが夜間の時間帯となったものだろう、と私たちは思います。
わりとよくあること、です。
当然 事前の説明もあったはず、と思います。
でも、熱で意識もうろうとしていたMさんには 事前の説明も頭に残ってはいなかったのでしょう。
Mさんは、楽しく人と交わることの出来る性格で
音楽にも詳しく、カラオケ大好き。
デイサービスにも喜んで通っていましたし
デイで出来た友達が家に来て一緒に一杯飲む、
なんていうことも よくありました。
楽しい昔話もいろいろ聞かせていただきました。
しかし
次第に肺気腫は悪化していきます。
徐々に動けなくなり、ベッドで寝たままのことが多くなってきました。
あるとき、家で倒れているところを友人の方が発見し、
救急車をよんでしまい、
結局 検死ということになってしまいました。
Mさん、私たちに一曲きかせてもらう機会がなくて 残念でしたね。
最近飲んだお酒 みたにはる
★インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。
イベントの告知です。
たこを作ってたこあげをしよう!
日時:2019年1月20日(日)13時から16時の予定。
会場:CLiP HIROSHIMA 2階ナレッジルーム。
内容:たこ作り。東千田公園で たこあげ。
参加者:小学生と保護者。5組を予定。
教材費:500円
主催:日本宇宙少年団広島分団
参加申込方法:メールで申込。氏名、学年を記入してください。
申込アドレス: yac-hiroshima@sesn-j.org
(@を小文字に書き換えてください)
申込者多数の場合は抽選、12月31日申込締め切り。
メール受け取り時に返信メールをお送りします。
1月5日以降に、主催者から参加可否についてメールでお知らせいたします。
★注意事項:主催者からメール受け取り連絡が届かない場合には 申込メールが主催者側に届いていない、と思われます。
再度 申込メールをお送りください。
参加できます、という主催者からのメール連絡がない方は参加できません。
会場のCLiP HIROSHIMAは、会場を貸して下さっているだけです。
会場側に問い合わせの電話はしないようにお願いいたします。