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空き家急増

2014年10月31日

雨になる予報ですね。
11月3日のひろしま平和マラソンは、雨でなければいいのですが。


さて、
消費税値上げに反対する立場側の説として、
経済成長して税収が伸びればいいのだ、
ということを言っています。
一昔前、「上げ潮派」と呼ばれる政治家もおりましたね。
ところが
人口が減少してきていますので
需要がなくなってきている物があるのです。
不動産です。
捨て値でないと売買できなくなってきている物件もあります。
土地建物の価格が今後も下がっていくというのに
今後もずっと経済成長に期待し続けるというのは
それは無理な設定であろうと思います。

【業務連絡】
在宅医療に興味関心のある医師の方、
御連絡ください。
いっしょにやりませんか?
常勤希望・非常勤希望など相談に応じます。
在宅医の育成もおこないます。
その理由は今回記事の最後に書きます。



空き家急増という記事は以下です。

空き家急増、「深刻な物件」318万戸…マンションが新たな火種
産経新聞 10月23日(木)8時5分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141020-00000594-san-soci&pos;=1
空き家の増加に歯止めがかからない。総務省の2013年「住宅・土地統計調査」(速報集計)によれば、約820万戸と過去最高を記録した。総住宅数6063万戸の13・5%を占め、「7、8軒に1軒」といった割合だ。

空き家の増大は景観が悪化するだけでなく、倒壊の危険や犯罪を誘発する。荒涼とした町並みが広がれば、住民の流出は加速し、地域社会の崩壊にもつながる。

「深刻な物件」だ。単身高齢者が施設に入ったり、死亡したりして管理が行き届かなくなったケースだ。同調査によれば、分類困難なものも含め、こうした「放置された空き家」は318万戸を数える。

過度な「新築志向」を改めない限り、われわれは大きな荷物を背負うことになる。
***一部引用


空き家が目立ち始めた、
という団地も多いと思います。
団地全体で考えて
早めに対応策を立案・実行していかないと
集落として維持不可能となります。



引っ越ししようとしたり、
あるいは相続したりして
売却しようと思っても
魅力ある住環境でなければ
誰も買ってくれないです。
その記事は以下です。

売却したくても買い手いない 役割終えた「ニュータウン」
iza産経デジタル 2014年5月24日
http://www.iza.ne.jp/kiji/economy/news/140524/ecn14052421000012-n1.html
初代が鬼籍に入り、残された住まいを相続した人も多いだろう。
問題は相続した住まい。売却しようとしても、捨て値でもない限り買い手はつきにくい。借りたい人を見つけるのも難しい。

時間はあまり残されていない。集合集宅は、入居率が8割を切ると加速度的に疲弊する。管理が次第におろそかになる。お金も集まらなくなり、場合によっては廃虚へと導かれる。出ていける方はまだいい。そこにしか住めない方にとっては死活問題だ。
***一部引用



住み続けるためには
どんな社会資源が必要か、考えてみてください。
商店が閉店してしまった団地も多いですが
通販などのお届けサービスはありますし、
巡回販売車が来てくれる団地もあるでしょう。
品揃えなどにがまんすれば、何とか可能かもしれません。

医療が問題になってくると思います。
高齢者はいろいろな病気を持ち、病気とともに暮らしていきます。
医療が継続的に提供され、
病気の管理が出来なければ
入院や施設入所することになるでしょう。
医療が継続的に提供される仕組みを
地域で作り上げることが必要です。
もっといえば医療介護福祉すべてです。

通院できなくなっても地域で住み続けるために必要になるのが在宅医療です。
そのためには身近に在宅医療を担当してくれる医師を増やすことが必要です。
団地の空き家問題と 在宅医療の問題は 密接にリンクしています。
団地の維持・再生を考える上で、医療のことも考えておかねばなりません。

在宅医療に興味関心のある医師、
あるいは そういう医師を御存知の方は
御連絡をお願いします。

今週の花

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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

シワとたるみ

2014年10月30日

昨日は、白神社のお祭りに行ってきました。
とはいえ時間がないのでお参りと買い物だけ。
神楽を見るのは、また次の機会に。
いつもどおりベビーカステラ、りんごあめ、いがもちを購入。

昨夜は寒かったですね。
朝も寒いです。
うがい手洗いをしっかりおこないましょう。


さて、
美容整形では訴訟になることが多いです。
人体にメスを入れるわけですから
思ったようにならなかったり
痛みや機能障害が残ったりすることは
当然ありうると思います。



品川美容外科をさらに40人提訴へ 顔の手術で痛み残る
朝日新聞デジタル 10月25日(土)10時19分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141025-00000019-asahi-soci
顔のたるみを改善すると誘われて「フェースリフト」という美容医療を受けた後に痛みが残ったなどとして、「品川美容外科」と「品川スキンクリニック」を全国47カ所に展開する医療法人社団翔友会(東京)に損害賠償を求める集団訴訟が相次いでいる。東京地裁と広島地裁に女性患者計18人が訴え出たのに加え、別の男女40人も近く東京地裁に提訴する予定だ。

特殊な糸を顔の皮下組織に入れてたるみをとる美容医療は「フェースリフト」と呼ばれる。
***一部引用


「さらに40人」ということですから
その前があった、ということになります。

その記事は、これ。

品川美容外科を13人が提訴 「顔のたるみ除去で痛み」
朝日新聞デジタル2014年4月23日22時48分
http://www.asahi.com/articles/ASG4R5FS9G4RUTIL02S.html?ref=yahoo
「フェースリフト」と呼ばれる美容医療を受けた。その際、頭痛などの合併症が出る可能性について「医師らから十分な説明がなかった」と主張している。
***一部引用


年をとれば
シワも出来ますし、たるみが出ることもあります。
いい年の取り方をしていれば
そんなことは問題ありません。
外見には、その人の内面がにじみ出てくることは
みなさん御存知のとおりです。
郷ひろみだって、松田聖子だって
眼尻などにシワが出てきていますが、
それも全部含めて活動的で魅力的な人です。

たるみ に ついては
運動して体重を落としていけば
次第に改善してきます。
運動がおすすめです。

シワやたるみは
人生を長く生きてきた証拠です。
問題は、その内面。
手術にお金と時間を使うくらいなら
内面を磨く、運動をする、といったほうに
お金と時間を使えばいいと思います。


白神社
風向きによっては火の粉が飛んできますので注意

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★インフルエンザ情報
静岡県で学級閉鎖が出ています。
広島市ではこれまでA型でしたが、B型の報告も出てきました。
ワクチンは早めに受けましょう。

後発医薬品と消費税

2014年10月29日

今週は、来月の講演会に向けてスライド作りです。
これまでと違う講演内容・時間配分のものがあり
脂汗を流しながら格闘しております。
頭を整理できるので、こうした機会を与えていただけるのは ありがたいことです。


さて、
先週は40人学級に戻せば費用が浮く、
という話を財務省が出してきました。
今度は
生活保護者に後発薬を、と決めれば
費用が浮く、と言ってきました。


生活保護、後発薬との差額を自己負担に-財務省案、490億円削減効果
医療介護CBニュース 10月27日(月)21時23分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141027-00000005-cbn-soci
現在、後発薬があるにもかかわらず先発薬を使用している割合は、数量ベースで52%を占め、約710億円に相当している。

同省は、医療扶助の基準を後発薬の金額ベースにとどめることで、これを約220億円まで圧縮できると機械的に試算。社会保障費を抑制して持続可能な制度を構築するため、同省は、生活保護制度の趣旨は「最低限度の生活の保障」であるという観点から、効能が同じ後発薬が存在する場合の基準を見直すべきと判断した。
***一部引用


財務省は
あれこれ重箱の隅をつついてでも、
「教育」という国家百年の大計を崩してでも
国の支出を削減しようとしております。

それだけ
国の財政の行く末 に 危機感を持っている、
ということなのでしょう。

細かい部分をチマチマ省別に出してくるのではなく、
国の財政の予測 というものを
国民の前に出して、議論の俎上に上げるべきではないでしょうか?

たとえば
「消費税10%」予定通り引き上げるべきか? 高橋洋一氏×小黒一正氏
THE PAGE 10月28日(火)17時40分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141028-00000014-wordleaf-bus_all

この中で小黒氏の発言を見てみると、

このまま何もしないでいると、最悪の対応が必要になるまでのタイムリミットはどれくらいと小黒准教授は見ているのでしょうか。
「日本は超高齢化社会をすでに迎えているわけですから、財政は15年もてばいいほうだと思います。20年以内にクラッシュが起きる可能性は高く、実務的には残された時間はもっと少ないと思って政策を立案するべきです。批判もありますが、財務省の官僚たちは、それを阻止するために頑張っているし、クラッシュした後も国を支えるという使命感を持っています。
***一部引用


私も小黒説に近い考えで
最終的に消費税は20%に上げるべきだ、と思っています。
10%に上げる、と決めたわけですから
粛々とスケジュールどおりに上げればよろしい。
国の借金のグラフ、
借金返済に向けてのいくつかのパターンのシミュレーションを
財務省は国民に示すべきでしょう。


というわけで
生活保護者に後発医薬品を規定する、という方法は
財務上の理由でやむを得ない、と思います。
しかし
後発品メーカーをいくら儲けさせても
画期的新薬は生まれてきません。
新薬メーカーに、新薬開発投資できるだけの十分な利益が出ないと
新薬は生まれてきません。
国内の新薬メーカーが軒並み体力を奪われたのでは
将来の日本は「外国から薬を買うだけ」の国になってしまいます。
逆に日本の新薬メーカーが、いい薬を開発し、
世界に薬を売りまくるようになれば
日本の税収はそれだけ上がるわけです。

金の卵を産むニワトリを育てるのか、
それとも今の生活が苦しいからニワトリを食べてしまうのか。
ということです。

処方する医師や、調剤薬局、そして患者・家族が
「国産の医薬品は先発品で使用する。
そうでない外国産(パテント)の医薬品は後発品で。」
という「暗黙の了解」を持っておけばいいのですが
もちろんこれは財務省などの公的文書・通知に書き込むことは出来ません。



最近飲んでいるビール
アルミではなくスチール缶です。
「明治日本の産業革命遺産を世界遺産に」
中身はふつうのキリン一番搾りです

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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

エボラ検査は陰性

2014年10月28日

現在、とても大きな太陽黒点が出現しており、
肉眼で観察することが出来ます。
観察するには日食メガネを使用してください。
けっして望遠鏡や双眼鏡を太陽に向けないように。


さて、
昨夜はエボラ疑い患者がでた、
とのことでテレビニュースで流れていました。
今朝結果が出て陰性だったそうです。

ウイルス検出されず=エボラ熱疑いの男性―厚労省
 厚生労働省は28日、西アフリカに滞在し、羽田空港で発熱の症状があったことからエボラ出血熱の感染が疑われた40代男性について、遺伝子検査の結果、ウイルスは検出されなかったと発表した。(時事通信)
http://news.yahoo.co.jp/pickup/6136357

今回は水際で疑いのある人をひっかけてくることが出来ましたが
水際作戦で防ぎきることは出来ません。
なにしろ潜伏期間は21日ある、ということですから
帰国して10日たって発病することもあるのです。
それまでは熱もなく、普通の生活をしています。
その10日間で、誰と接触しましたか? 
なんて考えるだけで
無理だということがわかっていただけると思います。

当面は現地で患者治療に直接従事した医療関係者のみ
最終接触から21日間の隔離、ということで
いくしかないと思います。
SARS騒動の時も医師・看護師など一定期間 家に帰ることが出来ず
病院に缶詰(隔離して待機)となっていました。
同じ方法ですね。

今週の花

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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

脈拍数にも注目を

2014年10月27日

昨夜は強い雨が時々ふりましたね。
今朝の中区は、かすんでいます。
東海地方から九州・四国まで広範囲に
PM2.5「多い」となっています。
今日の夜からは少ない予測です。
午前中は出来るだけ外に出ないよう気をつけましょう。


土曜日は、午後は往診3件、
そのあと若田宇宙飛行士ミッション報告会のライブ中継に参加。
夜は土谷総合病院 病診連携交流会に出席してきました。
はじめての開催なのだそうです。
病院側の意識もだいぶ変わってきていますね。

土谷総合病院はハイブリッド手術室を整備し、
経皮的大動脈弁置換術(TAVI)の認定施設となりました。
広島県では初の認定です。
高齢で、通常の心臓手術は無理、とされていた方も
TAVIであれば 体への負担はそう重くないので
手術治療を受けることが出来るかもしれません。
(もちろん、全員に手術可能なわけではありません)。
心臓弁に異常はあるが、高齢なので手術はムリ、
と言われている方は
一度相談されてみてもいいと思います。



さて、
先週は当院の健康診断でした。
先週は委員会や上記交流会などがあって、
運動する時間は全くありませんでした。
そうなると気になるのは体重ですね。
スポーツジムに通うようになってから
いったん体重は70kgを切ったのですが
その後少し増えてきています。
上腕、大胸筋が付いてきているのはわかります。
腹筋・背筋もついてきています。
全身にバランスよく筋肉が増えてきていますので
体重増加してきているのは そのためか、と。
それと、注目しておくのは脈拍数。
今回の脈拍数が53でした。
有酸素運動に取り組んでいると、
安静時の心拍数(脈拍数)は少なくなります。
私の場合は、ちゃんとトレーニング続けていると60以下になります。
ジムに通う価値はあるようです。

ふだんの脈拍数にも注目しておいて下さい。



砂谷牛乳 なな子さんヨーグルト

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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

心に残る出会い62 トイレに歩いて行くSさん

2014年10月26日

毎月最終日曜日は心に残る出会いです。

Sさんは75歳。
アパートに一人暮らしです。
ずいぶん前に大学病院で多発性硬化症との診断を受けており、
通院困難なため当院に訪問診療の依頼がありました。

室内でも歩行はフラつき、
杖を左右2本使用しないと移動ができません。
室内には物が散乱しており、段差もあって歩行器は使えない状況でした。
転倒したら危ないので
ベッド脇にポータブルトイレの設置をすすめましたが
がんとして聞き入れません。
トイレまで自力で歩いて、トイレで用を足す
というのがSさんのプライドでした。

体が不自由なため、調理も掃除もできません。
デイサービスでの食事だけがまともな食事で
あとは届けてもらう弁当やパンでの生活でした。
デイサービスに行くのは大好きで、
折り紙などの作品づくり(リハビリ)にも取り組み
家の玄関には作品が何個も飾ってありました。

タバコが楽しみなので
施設への入所はSさんの選択肢に残っていません。
寝たばこに近い状態なので、
せめて火事だけは出さないように、と
くれぐれも念をおしての在宅生活です。

Sさんは、喘息をもっていました。
カゼをひいた時や、冬の冷たいすきま風で喘息発作をおこします。
自分では吸入器を操作するのも困難なので
訪問看護の時にだけ吸入薬を使用しておりましたが
ときどき喘息発作入院をする状況が繰り返されておりました。

ある時、急に大きな喘息発作がおきました。
入院治療をおこなったのですが
心臓も弱っており、乗り切ることが出来ず
入院2日目に病院でお亡くなりになりました。

Sさん、
トイレに歩いて行く、というプライドは
みんなが認めていましたよ。
最期までがんばりましたね。


てっぺん
とろろ の お好み焼き(麺抜き)

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★インフルエンザ情報
千葉市の幼稚園で学級閉鎖が出ています。
今シーズンのワクチン接種は、早いほうがいいと思います。

教育予算を削ってはいけない

2014年10月25日

今朝の中区は、かすんでいます。
PM2.5 「やや多い」状況です。
今日明日は屋外ですごす人も多いでしょうから
PM2.5情報にも注意しておいてください。
喘息の方はステロイド吸入を少し上乗せしておいて下さい。

日本シリーズですね。
予告先発は両チームとも外人助っ人です。
どこの国のシリーズですか、と思ってしまいますね。

さて、
今週は在宅医療の会議が立て続けにありました。
月曜は吉島地区 多職種連携会議の小委員会でした。
今は、中区の全圏域で多職種連携会議が立ち上がり活動を開始しました。
地域包括支援センターのエリア毎に4つです。
江波、吉島、国泰寺、幟町です。
基町の地域包括支援センターは基町小学校区のみが担当エリアで
特殊な状況のため、幟町に含まれ一緒に活動します。

23日は
中区在宅医療推進会議が開催されました。
上記4エリアの地域多職種連携会議の主要メンバーなどが集まり
現在の取組と今後の展開について話し合いがおこなわれました。

中区は先頭を走っています。
来月は在宅医療推進研修会が開催されますが
他区から見学に来られるそうです。
住み慣れた場所で最期まで安心して暮らせる社会。
あなたの地域でも活動がはじまる・はじまっているはずですので
情報に注意しておいてください。
今後は、住民の参加、というのも重要なポイントになってきます。



さてさて。
財務省が
35人学級を40人学級に戻せば
教員の数を減らすことができ費用が浮く、
という試算をおこなったそうです。
しかし
現場の教師は疲弊しています。
複数担任制にしたり
事務取扱者を配置したり
現場の教育環境を改善する方向でいかなければ。
国が苦しくても教育予算は削ってはいけない、
と思うんですよね。

資源の少ない日本は
教育で勝負していくしかありません。
財務省は目先にこだわる「小役人」しかいないのでしょうか。
100年後を見据える大人物はいないのでしょうか。


35人学級の見直し要請 15年度予算で財務省
iza 2014年10月23日
http://www.iza.ne.jp/kiji/life/news/141023/lif14102308000004-n1.html
財務省が、公立小学校の1年生で導入されている「35人学級」を見直し、1学級40人体制に戻すよう文部科学省に求める方針を固めたことが22日、分かった。教育上の明確な効果がみられず、別の教育予算や財政再建に財源を振り向けるべきだと主張している。
***一部引用


「40人学級は国を誤る」 下村文科相、財務省方針に反論
産経新聞 10月24日(金)10時21分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141024-00000513-san-soci
公立小学校1年生で導入されている「35人学級」をめぐり、財務省が来年度の予算編成で40人体制に戻すよう文部科学省に求める方針を固めたことについて、下村博文文科相は24日の閣議後会見で「財源論だけでこの国を誤ることをしてはならない」と述べ、35人学級の必要性を財務省に説明する方針を表明した。
***一部引用


教育予算よりも先に削るべき部分はあるはずです。
ここは
文部科学大臣のほうを応援したいと思います。


てっぺん
おやじの手作り果実酒 びわ酒
びわ酒は珍しいですね。

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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

SMバーだからいけないのか

2014年10月24日

カープ、有原投手の競合は予想されたもので
残念でしたね。
指名した選手の詳細は、今日の中国新聞で読みたいと思っています。
新聞読むのは、いつも夜になっちゃうんですね。

さて、
某新大臣の交際費にSMバー利用があった、とのニュース。
昨夜のテレビニュースの論調でいけば、
料亭ならOKで、SMバーやオカマバーはダメなのか、
ということになります。
一案ですが、全部一律、飲んだり食ったりの支出は政治活動費で認めません、
とすれば いいのではないでしょうか。
公務員は会食の場では、自分の飲食費は自分で支出しなければいけません。
政治家の活動費も税金から出ている点からは
公務員に準じて考えれば そうなります。
政治活動費ではなくポケットマネーから出しなさい、と。

ワインを贈るのも、面談時の飲食費を持つことも
交際費という点でみれば 同じことかもしれない。

一人の「個人事業者」と考えるならば
何に使おうが、それが事実であれば
必要経費に認められる裁量の広さは必要かもしれない。
詳しい情報を得て活動するための必要経費である、と。
そう考えれば、SMバーだろうが、問題ではありません、
非合法の店でなければ一律全部OK。


政治家は公僕なのか個人事業者なのか。
政治家に、いい活動をしてもらうには どうすればいいのか。
ここらで国民合意で決めればいいのではないでしょうか。
SMバーだからいけない、情けない とかのテレビ報道は、
ちょっと違うような気がしています。

ま、
そんな店の領収書を交際費として出してくることそのものが
情けない話だとは思います。


てっぺん
お好み焼き 肉玉そば

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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

2040年問題

2014年10月23日

今日はドラフト会議ですね。
カープの指名は誰でしょうか?
楽しみですね。

さて、
2040年問題、というのがあります。
いろいろな分野で2040年問題と呼ばれる問題はあるようですが
今回のお話は医療・介護・福祉分野のお話です。

2025年問題、というのがあって
団塊の世代が後期高齢者の仲間入りをするのが2025年です。
病気になる人が増え、
介護を必要とする人が増え、
年間死亡者数が増えてきます。
救急車の出動も増えます。
急性期病院/救急医療の整備、
後方病院や施設の整備、
在宅医療の整備をすすめていかねばいけない。
これが2025年問題です。

で、
2025年問題に対応するために
医療・福祉・介護分野に若い人がどんどん就職してきたら
どうなるか。
2025年に後期高齢者になった団塊の世代の
死亡のピークとなるのが2040年なのです。

ピークをすぎれば、支える側の人間は不要になってきます。
場合によっては
医療・介護・福祉の業界では
仕事がなくなる人が出てくる恐れがある。
これが2040年問題です。
24歳で今年この業界に就職した人は
2040年には50歳です。
50歳前後の大量失業者を生むかもしれない、
と 業界では危惧されているところです。

人が余れば
解雇されたり
給与などの労働条件は悪くなるでしょう。


今は医師不足と言われており
医学部定員について
以下のニュースが出ています。

医学部定員、過去最多…07年度比1509人増
読売新聞 10月21日(火)11時15分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141021-00050019-yom-soci
2015年度の入学定員を今年度より65人増やし、過去最多の9134人とする計画を発表した。
政府は08年度から、医師不足解消に向けて定員を増やしており、07年度の定員に比べて1509人増となる。
***一部引用

医学部新設、という動きもあるようですが
いったん設立すると 廃部・廃校は難しい。
各大学の定員を少しずつ増やしたり減らしたりで
現実的な対応をしていけばいいと
思うのですけれども。


2040年頃には
死亡/相続にともなって家や土地を売りたい
という人が増え、
でも買いたい人はいない、
なんていう事態にもなりそうですね。
そのほか、いろいろあります。
president誌が2040年のシミュレーション記事を何本も出しています。

生産年齢人口6000万人割れに -2040年の日本、衝撃のシミュレーション【1】
PRESIDENT 2013年10月14日号
http://president.jp/articles/-/11641
シリーズ全部読むと、かなり時間かかります。
しかし、2040年問題を考えるのに まとまったいい記事です。
お時間のある時にどうぞ。


てっぺん にんにくしそ醤油漬け

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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

がん検診を受けないほうがよい人

2014年10月22日

雨ですね。
週末の天気はどうでしょうか。
週末にはいろいろなイベントが予定されていますので
晴れてほしいですね。


マエケンの大リーグ移籍について。
スポーツ記事、とくに人事関連は無責任な報道をする、
という前提で読むわけですが、
マエケンはやはり大リーグ希望だとか。

マエケン、メジャー熱望!今月中に球団と面談
スポーツ報知 10月22日(水)7時4分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141021-00000132-sph-base

某オーナーははやばやと
球団は今年ポスティング移籍を認めないと言っております。
来年のポスティング移籍の確約をせまる、ということになるのでしょうかね。



さて、
がん検診を受ける必要がない人、ということで
がんが発見されても、その後に影響をおよぼさない人、
という例はすでに紹介しました。
高齢で、癌が見つかっても治療行動につながらなければ
早期発見する意義はありません。

検査結果をきちんと受け止められない人
という方もおられます。
癌であることをきちんと受け止めることが出来ない人、
という方も、
検診をうけないほうがいいのかもしれません。
つまり
がん検診で早期癌が見つかって、
治療もうまくいき、
あとは毎年の定期健診で経過観察でいいですよ、
と なっているにもかかわらず
「私は不幸だ・不運だ」と言い続けるような方には
がん検診は向いていない、のかもしれません。
不運で不幸な人生が、今後もずっと続きます。
その人の人生って、どうなんでしょうね。
この部分については
反論したい人もいるかもしれませんので
近日続きを書きます。
それを待って御判断ください。

検診で早期発見され、早期治療が出来た人には
「よかった、私は幸運だった。
他の人たちにも癌検診をすすめたい。」、
と言って欲しいのです。


てっぺん
たっぷり春菊と焼きどうふポンズ

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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

082-241-6836(代表)

和平会・診療についてのお問い合わせはこちら
平日午後(診療時間内14:30~18:00)