当ブログでは、生肉は危険ですよ、という話を
何度も掲載してきました。
今回のニュースも、遅くなりましたが取り上げておきましょう。
牛レバー内部にO157を初確認 生食禁止の可能性
asahi.com 2011年12月15日3時3分
http://www.asahi.com/food/news/TKY201112140792.html
これまで、生レバーによる食中毒は生肉より多いことが
わかっていたそうです。統計図が出ています。
生レバー食中毒で多い原因菌はカンピロバクターですね。
O157など病原性大腸菌による食中毒もみられていましたが
牛の解体処理中に肝臓表面に付着したものではないか、
と思われていたそうです。
それが、今回調べてみると肝臓の内部にもいる、と判明。
20日に審議会をおこない、
その結果でレバーの生食が禁止されるかも、とのことです。
レバーというのは、
細菌もいますけれども
寄生虫もいます。
寄生虫学を学んだ人は、レバーを生では食べません。
レバーを生食する、というのは やはり危険が大きい。
何でも法律で規制、というのはいかがなものかと思いますが、
生レバーは安全だ、と思う客(国民)がいるなら
禁止処分も必要なことかもしれません。
国民みんなが
生肉は危険だ、
とくに妊婦・子ども・高齢者・持病のある人には禁止だ、
それ以外の人が食べるのは自己責任だ、
という「常識」を身に着けてくれば
とくに法律で規制しなくてもすむ話かもしれません。
常識の欠如、が一番問題だと思っています。
小学校の家庭科などで
生肉は危険だ、という教育はされているのでしょうか。
テレビのインタビューで
うちではこれまで1回も生レバーで食中毒を出したことがない、
と言っている焼肉店おやじがいましたが、
それは運がよかっただけなんです。
軽い食中毒(カンピロバクタ)なら受診していないかもしれないし
受診しても医療機関も保健所に届出していないかもしれません。
「私は酒飲んで運転しても これまで事故したことはない」
と言っているのと
似たような発言なんですよ。
幸運だっただけのことなのです。(あるいは確率論の問題)
パルコ新館5F岡本太郎展
特設グッズコーナー
400円のガチャポン「岡本太郎アートピース」生誕100年記念
かなりの人がガチャポンやっていました。
全8種類だそうです。
★インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。
官公庁は土日は休みますので情報更新されないのです。