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山田洋次監督の市民公開講座

2010年05月9日

日時:5月22日(土)15-17時(受付開始14:30)
会場:広島国際会議場フェニックスホール
講演1:「明日は我が身:うつ病の正しい理解」
講師 野村總一郎 さん 防衛医科大学教授
講演2:「寅さんとメンタルヘルス」
講師 山田洋次 さん 映画監督
参加費:無料

申込締切は5月10日
FAX 06-6456-4105 に
氏名と申込人数(5名まで)、電話、FAX番号を記入して
日本精神神経学会総会運営事務局あて
お申し込みください。

ブラックジャックと記念撮影。
京都駅の手塚治虫ワールドにて。
手塚治虫ワールドというのは、京都駅に併設されている劇団四季の常設劇場の
エントランス広場を有効活用しただけにすぎません。
入場無料。
内容的には見るべきものはありません。
しかし
ショップには中国人団体様が押し寄せており
カードでばんばんおみやげの買い物をしています。
ちょっとびっくり。
中国人にも鉄腕アトムなど手塚治虫は大人気、なのでしょうね。
よくテレビニュースなどで
中国人団体旅行客がアキハバラなどで大いに買い物している姿をうつしていましたが
実際に目で見て納得。
こりゃ、すごいや。
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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

肺炎予防推進プロジェクト「怖いぞ、肺炎! 予防が大事」キャンペーン

新型インフル総括 発熱外来はダメ

2010年05月8日

新型インフル1年 麻痺した発熱外来、住民の不安を裁ききれず
5月4日11時6分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100504-00000508-san-soci

新型インフルエンザを総括する記事がどんどん出てきています。
このなかで、発熱外来というシステムについての記事です。
発熱外来はすぐにパンクしました。
電話相談もすぐにパンクです。
めったに患者が発生しない病気ならば発熱外来でもいいのですが
一度にたくさんの患者が発生するインフルエンザでは
まったく役立たないことが明らかになりました。

新型インフルエンザの本番、強毒性トリインフルエンザH5N1では
どのようなシステムを構築すべきでしょうか?
やはり、地域で開業医がまず診療すべき、という意見は もっともな意見です。
しかし呼吸器疾患の診療に慣れていない医師、
(たとえば結核患者診療を経験したことのない医師)は
H5N1が流行しはじめると 現場から逃げ出す可能性もあります。
正しくマスクを装着できないと自分が感染してしまうからです。
今回の新型インフルエンザ2009A/H1 でも
発熱患者の診療拒否、
という医療機関がたくさんありました。

感染症診療に自信のない医療機関がどんどん戦線離脱してしまえば、
感染症の知識経験のある医師だけが前線で踏みとどまり、
呼吸器内科医と一部小児科医が最前線で大車輪で働く、
いや、働かざるをえない、
ということになります。

開業医が病院のヘルプにはいる、というやり方もありそうです。
たとえば人工呼吸器の操作のできる医師は基幹病院のICUに勤務する、という方法です。
H5N1が流行したなら、基幹病院のベッドは埋まり、
人工呼吸器、補助呼吸器はフル回転することになるでしょう。
また、基幹病院で倒れる医師は 人工呼吸管理をおこなっている医師になるでしょう。

このように基幹病院では人工呼吸器を扱える医師が不足する事態も想定されます。
私どものような呼吸器内科医や
呼吸器外科、麻酔科出身の医師ならば人工呼吸器の扱いには慣れています。
我々が基幹病院の人工呼吸器担当として病院ICUで働く、という手もあります。

呼吸器内科医は最前線で働くべきなのか、
それとも
最後方の最後の砦を守るために働くべきなのか。
私の中でも まだ結論は出ていません。
(今までのところでは、最後の砦に集結せよ、という話は出ていませんので
最前線で働くことになるという覚悟と準備はしています。)

マドモアゼルのケーキ
お姉ちゃんが、初給料の記念として買い
家族みんなで食べました。
御近所においしいケーキ屋がある、という幸せ。
歩いて2分くらいのところにあるのです。
マドモアゼルは、吉島公園の土手筋にあります。
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中学校で薬物乱用防止教室

2010年05月7日

緩和ケア薬剤師です。
前年に引き続き4月30日に西区の中学校で全校生徒734人と先生方に
防犯教室で薬物乱用防止のお話をしてきました。
「薬物はダメ!ゼッタイ!」
それは知っているよ、今更何を?というお考えも
あるかもしれませんが、
中学生を始め、一般市民は売人に狙われています。
悪魔の誘い文句(ヤセる・疲れが取れる・集中できる・便秘が治る等々)
にのらないのはもちろんですが、
「知らない人と二人っきりにならないこと」が
とっても大切なのです。
友達の友達や知り合いの知り合いは「知らない人」なのです。
小学校まではおうちの人もよくこういいます。
「知らない人について行っちゃダメよ!」
中学生でも高校生でも大学生でも社会人でも
実は同じことなのです。
密室ではだれもあなたを助けることができないのです。
殺されるかもしれない、薬物を知らない間に飲まされたり
注射されたりするかもしれません。
「薬物を他人に渡して良いのは医師・歯科医師・薬剤師だけです」
お忘れなく。
たった一回やっただけでも薬物乱用といいます。
やめられなくなるのです。
本当に恐ろしいことです。
「薬物乱用はダメ!ゼッタイ!」

交通費自前、無償で薬物乱用防止教室(広島県薬物専門講師)、
タバコをやめられるおてつだいのお話(薬剤師禁煙支援アドバイザー)、
薬との正しいつきあい方(薬剤師)などのお話を
学校や公民館・町内会や老人大学など
広島市内ならどこでも、お住まいの地域に出向いてお話しいたします。
広島市科学技術市民カウンセラー事務局にお問い合せください。

京都駅には手塚治虫ワールドというのがあります。
これはその看板。
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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

リスクマネージメントとは

2010年05月6日

面白い記事だったので御紹介します。
とりあえずは
「リスクマネージメント」という言葉について
知っていただければ ありがたいです。

火山噴火も「想定の範囲内」――リスクマネジメントの本質とは
5月3日14時17分配信 Business Media 誠
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100503-00000009-zdn_mkt-bus_all

おこりうる事態を想定し、
対策を事前にとっておくことで被害を最小限にとどめる
ということが 何に対しても必要です。
今回の記事は企業活動について、のものですが。

そのためには、状況を正しく知ること、が最低限必要です。
身近なところでは
昨年度の公民館まつり、
新型インフル騒動で中止したところがあります。
日ごろの活動成果を発表する場として
公民館まつり を楽しみにしている人も多かったのですが。
しかし、
私の新型インフル講演を聞き、質疑応答もおこなった西区では
全館が公民館まつりを実施しています。
西区では中止した館は一つもありませんでした。

そして、日本シリーズも 中止とならず予定通り開催されたのでした。
日本シリーズが開催されるのに
公民館まつり等の地域イベントが中止になるというのは かなり疑問ですね。
過剰反応、でした。

どうぞ専門家の説明を、聞いてください。
専門家と話をしてください。
ネットには根拠のないウワサ話レベルのものも多いです。
マスコミに表だっては書けない・話せない内容もあります。
講演会やサイエンスカフェといった
人と人とのコミュニケーション
が基本ですよ。

前田ふりかけ。
子どものみやげに持たせようとしたのですが
そごう地下と、新幹線口の店では見つけられませんでした。
どこで買ったのだったかな・・・。
カープ、塁はにぎわしているのに、あと1本が出ない。
もう一頑張りを期待しましょう。
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肺炎予防推進プロジェクト「怖いぞ、肺炎! 予防が大事」キャンペーン

祭りの夜は下痢嘔吐多発

2010年05月5日

ちょっと前に、舟入病院に勤務していたことがあります。
その当時は 夜間休日に病気になれば舟入病院へ
という時代でした。
(今は夜間急病センターと、広島市民病院ERです)
祭りの日の夜は、発熱・下痢・嘔吐患者が多数押し寄せてきます。
食中毒、ですね。
祭りの日には、
「さあ、今夜は忙しいぞ!」 と
気合いをいれて出勤していたものでした。

あるとき、
なぜ祭りの日に下痢嘔吐が多発するのか、
現場を確認しに行きました。
現場を知ることは基本ですからね。
店の表側ではなく、店の裏側、バックヤードを注意して見て歩きました。

とくに ゲゲッ! と思ったのは
屋台のいか焼き。
店の後ろでは、発泡スチロールのトロ箱が山積みにされ
自然解凍されています。
いつから 室温に放置されているのか、
いつから外気にさらされているのか、わかりません。
適度なペースで売れている店は良いのでしょうが、
ある店では
「これ、悪臭してるし。もう腐り始めているじゃんか!」
というバックヤード状況でした。
屋台では水も自由に使えるわけではありませんし
従業員が手洗いしているバケツの水も
うわ~、この水で料理かよ~、
という状態だったのです。

これでは
「今日は何か生ものや思い当たる物を食べていませんか?」
という質問では
原因食品を把握することはできないな、
と理解しました。
買って食べている本人は、
今日はちゃんと火を通した物しか食べてない、
と思っているわけですから。

それ以来、
我が家では祭りの「いか焼き」は禁止食品にしています。

あれから10年以上はたっていますので、
今では状況は少し改善されているかもしれません。
でも、
バックヤードに冷蔵庫・冷凍庫はありませんし、
流水がふんだんに使用できるわけでもありません。
焼き手の状況で、良い店かどうかを判断してください。

・焼き上がったもの、焼き上がり寸前のものと
生のもの、火を通す前のもの が
隣り合わせで接触する状況で焼いていないかどうか?
(焼き上がりの物は火が通っているので ほぼ大丈夫なはずですが
生の汁が触れたのでは 加熱殺菌の意味はなくなります。)
・焼き手は、手をちゃんと洗っているかどうか?
金銭をさわった手で、そのまま焼いている店は
基本的には清潔操作の概念を持っていない、と考えてよいです。
手ふきタオルや手洗い水が汚れている店も 安全ではないです。

いか焼きだけではなく
屋台全般に通じる注意です。
いきなり買うのではなく、
焼き手の状況を少し観察してからにしましょう。
せっかくの楽しい祭りが
苦しくて涙を流すような結末になりませんように。

写真は京都 広隆寺の 桂宮院
これも国宝です。
4・5月と10・11月の日祝のみ公開されます。
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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

今日明日、水分補給を

2010年05月4日

一昨日は、広島市医師会夜間急病センターで勤務してきました。
季節が良くなってきたので、
受診される方は少ないのかな、と思っていたのですが
なんのなんの。
待合室があふれるくらい、けっこうな数が来られました。

内科では、発熱下痢嘔吐が多かったです。
ノロウィルスの流行は下火になってきていますし、
夜間急病センターではインフルエンザは最近は検出されていません。
(B型インフルエンザは消化器症状のこともあるので油断できませんが
今は広島でのインフルエンザ流行は大きくはないようです)

生ものは食べていない、鳥料理も食べていない、という人がほとんどでしたので
ちょっと原因は思い当たりません。
1名だけ 刺身 を挙げた人がおられました。
気温が高くなっているので生魚料理の腸炎ビブリオは
考えておかないといけないかもしれません。
腸炎ビブリオは基本的には水分さえ摂れれば、そう心配はいりません。
水分も摂れない、摂っても嘔吐する、という場合には
脱水になるので入院・点滴が必要となります。

眼科の受診者も非常に多かったです。
子どもから御高齢まで、
夜間急病センター開設いらい最高ではないか、というくらい
多くの受診者がありました。
眼科受診の症状や病気については
すみません、よくわかりません。
眼科の先生とお話する余裕がなかったもので。

昨日も暑かったですが、今日はもっと暑くなるそうです。
気温にあった服装と、帽子は必須です。
できれば紫外線カットのサングラスも。
そして
水分をしっかり補給してください。
最初は水やお茶でもいいですが、
汗をかいたならアクエリアスやポカリなどのスポーツ飲料が良いです。
ナトリウムなどの電解質の少ない飲料ばかり飲んでいると
かえって体がだるくなることがありますので注意が必要です。
水分量の目安は
おしっこが十分出るだけの量の水分を摂ること
です。
おしっこの量・回数が少ないようでは
すでに脱水になっています。

とくに子どもは脱水になりやすく
でも夢中になっていますので
ノドの乾きは訴えません。
保護者の方が命令して強制的に水分を飲ませてください。
脱水気味だと帰宅後に熱を出し、夜にぐすりだしますよ。

また
アルコールは水分補給にはなりません。
アルコールには利尿作用がありますので
飲めば飲むだけ尿が出て、体は脱水になるのです。
昼からビールや日本酒を飲んでいる人も多いのですが、
アルコールの次にはスポーツ飲料を飲むようにしてください。

祭りの日の夜には
脱水、発熱、下痢嘔吐の患者で
夜間診療受付・夜間急病センターはいつも混雑するのです。

写真は、学会の時に立ち寄った京都の広隆寺。
国宝 弥勒菩薩半跏像 の実物を、はじめて見ることができました。
とても美しく、心に響くものがあり
何分間も前でじっと座っていました。
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ジャムくんは星に

2010年05月3日

運転免許の更新は、日曜日はやっていますが祝日はやっていません。
そこで、昨日は免許更新に行ってきました。
どうしてもこの日でないと、もう都合がつかなかったのです。
祝日もやってくれるといいんですけどね。
(優良者の更新は随時受付をおこなっています。
時間もそんなにかかりません。)

お父さんお母さんが
すぐ帰ってくるよ、と免許センターに出かけてしまったので
家にはジャムくんとお兄ちゃんの2人きりになりました。
そのあと
大好きなお兄ちゃんに見守られ、
ジャムくんは星になりました。

お姉ちゃん達も帰ってきてくれて
おおぜいでのお通夜となりました。
ジャムくん、ありがとうね。
楽しかったたくさんの思い出が、浮かびます。
ペットは家族の一員、と言いますが
やっぱり そのとおりなんですね。

写真はその前日。抱っこで公園へ行き、
大好きな草の上に寝かせてやりました。
風の匂い、明るい午後の木もれ日の中、
ジャムくんが、ほんのちょっぴり元気にみえました。
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★新型インフルエンザ情報
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お兄ちゃんとジャムくん

2010年05月2日

ジャムくん、立てなくなりました。
これまでは支えていたら立ってトイレもしていたのですが、
支えて立つこともできなくなりました。

金曜日、大学の授業を終えてお兄ちゃんが飛んで帰ってくれました。
もともとジャムくんは、お兄ちゃんのことを考えて
我が家で飼うことを決めたのです。
小学校2年生の頃、お兄ちゃんは生き物が怖くて怖くて。
子犬や子猫などを見ても、 「かわいい!」 ではなく 「こわい!」。
手を出してなでる、どころか
子犬や子猫を見ても逃げ出すような
後ずさりして親の後ろに隠れてしまうような状態だったのです。
犬猫だけでなく、他の生き物全般をこわがっていました。
これではいけないな、ということで
犬を飼うことにしました。
見に行ったペットショップで、かわいいシェルティくんに出会い、即決。

シェットランドシープドッグは、名前のように牧羊犬(ぼくようけん)です。
我が家では、ぼくようけん というのは 僕用犬 という意味です。
お兄ちゃんは、僕のための犬 と思い、
かわいがってくれました。
名前(ジャム)もお兄ちゃんが名付けました。
それ以来、お兄ちゃんは小動物をみて こわい と言うことはなくなり
かわいい と言えるように成長してくれました。

お兄ちゃんが帰ってきて、
ジャムくんは大喜びしました。
これまでは玄関のほうで音がすると
誰が帰ってくるのかな、と かなり気にしていたのですが、
お兄ちゃんが帰ったら安心して、それがなくなりました。
お兄ちゃんが帰るのをずっと待っていたのでしょう。

お兄ちゃんとジャムくん、
いっしょに寝ています。
ジャムくんが目をあければ、そこにはお兄ちゃんがいます。
安心して眠るジャムくん。
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黄砂に注意 マスクを

2010年05月1日

連休前なので、ここ数日は少し患者さんが増えています。
ちょうど連休中に薬がなくなる、という人が
本来の予定日よりも早く来院されるためです。

これとは別に
カゼのような症状なんだけど熱はない、
という患者さんが多くなっています。
咳や鼻水、ですね。
ごく軽度の喘息発作をおこして受診される方も何人もおられます。

原因は、おそらく黄砂だと思います。
昨日、にわか雨が降ったのですが、
車のボンネット上には茶色い点々が。
つまり、あまり意識はしていないのですが、
現在黄砂が飛びまくっている、という状況のようなのです。

呼吸器疾患の持病のある人は、外出時にはマスクをしましょう。

写真は広島駅前地下 エールエールの柱にあったもの。
撮影は3月下旬。今もあるのかなあ。
カープ、なぜだか中日に強い。
このまま連勝といきたいですね。
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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

ワクチン“格差”ヒブは20年

2010年04月30日 ,

カープ、点がとれませんねえ。
若手投手の抜擢を、と思っていたのですが
そうではなく若手野手の抜擢を図ったほうがよいのかもしれません。
チャンスに思い切りブンブン振れる若手が出てくればいいなあ。

4月23日7時56分配信 産経新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100423-00000067-san-soci

病気は、かかってから治す努力(治療)をするよりも
予防に力を注ぐほうが良いのです。
かからずにすむ病気なら、当然かからないほうがよいのです。

1:失われなくてすむ命があります。
悲劇を少しでも防ぐことができるかもしれないのです。

2:病気にかかる人数が減れば、
崩壊寸前の小児科医療を立て直すことができます。

3:費用もワクチンのほうが安くすみます。
ワクチンについては、この記事で以下のように紹介されています。
***
専門医の試算では、ヒブワクチンを定期接種化した場合の費用は332億円に対して、しなかった場合に細菌性髄膜炎を発症した患者への治療費・後遺症への介護費用は414億円。
***

414億円分の医療介護費用というのは、
いったい何万人が涙を流していることになるのでしょう。
そのうちの多くをワクチンで防げるのです。
そして、小児の重症患者の発生が減れば、
崩壊している小児科医療に余裕が出てきます。

小児科や産科や救急医療にお金をつぎこむという政策も
確かに必要なことかもしれません。
しかし、ワクチンをもっと普及させれば
解決できることもあるのです。

みなさん、
厚生労働省が予防接種についてパブリックコメントを募集中です。
一人でも多くの声を厚生労働省に伝えてください。
・ワクチン政策を欧米並に
・ワクチンは全て公費、無料で
・国産ワクチンの開発、成長産業としての国産メーカー育成を
ホームページは以下です。
http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=495100050&Mode=0

今週の花 ジャーマンアイリス、フリージア、ギボシ、ナルコラン、シャガ。
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★新型インフルエンザ情報
北半球と南半球では、季節が半年ちがいの正反対になります。
私たちはこれから夏に向かいますが、
南半球では、これから冬を迎えるわけで
インフルエンザワクチンの接種をおこなうべき時期になっています。

その南米チリは、先日の地震で大きな被害を受けました。
ワクチンが不足しているそうです。
(ワクチンよりも先に復旧を図るべき事も多いのでしょう。
人、物、金の全てが足りないと思われます。)

日本では輸入ワクチンが余って、期限切れ廃棄を迎えます。
廃棄するくらいならチリなど南半球諸国に提供すればいいのではないでしょうか。
この決断はスピードが勝負です。

肺炎予防推進プロジェクト「怖いぞ、肺炎! 予防が大事」キャンペーン

082-241-6836(代表)

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