三遊亭歌之介 独演会
このブログでは硬軟おりまぜていきたいと思っています。
で、今日は落語の話。
院長略歴で御紹介したとおり、落語が好きです。
東京へ学会や研究会で出張した時には、夜は落語を
ききにいく、というのが楽しみとなっています。
いつもは新宿末広亭か上野鈴本演芸場にでかけています。
でも開業したからには、東京に行くチャンスは少なくなるでしょう。
さて、1月29日(木)は三遊亭歌之介独演会に行ってきました。
たいていの落語会や演奏会は18:30開演ですので、私の場合には
土日祝日か木曜日しか 確実に間に合う日はありません。
他の日の公演は、遅れる可能性が高いため申し込めないのです。
ですから木曜日の公演というのは非常にありがたいチャンスなのです。
歌之介さんの落語を聞かれたことがありますか?
もしなければ、ぜひ一度 足をお運びください。
私の妻の言うことにゃ、「どこまでが本当で、どこまでがネタか
わからない、すごい話芸」。誰にもマネできない独特のものがあります。
「平成の爆笑王」という称号も さもありなん。
本日も爆笑の渦のなか、中入りなしのぶっとおしで
2席演じました。
1席目は「てんしき」。歌之介の話芸と下ネタは、
非常によくマッチして抜群の面白さとなりました。
2席目の演目は伏せておきましょう、全部紹介すると
ネタばれで楽しみがなくなる人がいるといけませんので。
その中でエピソード(ハプニング?)を一つ。
爆笑の合間の、とてもしんみり、涙もろい人なら涙目になる、
という静かな場面で、会場に携帯呼び出し音が5回、6回と・・・。
その人が携帯を切るためポケットかカバンから携帯を
取り出す時に音量は最大になり、会場に響きわたってしまいました。
その携帯音を歌之介さんが演目にからめて見事にフォロー。
その見事な即興に会場拍手喝采のうちにクライマックスへ。
明日からも笑って生きていこう、健康に気をつけよう、そして
親孝行をしよう。そう思った楽しいひとときでした。
三遊亭歌之介、オススメです。
(携帯は切るか、せめてマナーモードにしましょうね、みなさん)