ブログ

TOMOE小公子 マスカット・ベーリーA2015

2017年08月5日  

カープ、大敗でしたね。
さすがに横浜打線はよく打ちます。
高橋樹也投手は直球とカーブ主体でしたが、
直球は142kmどまりでしたので、これじゃあつらいですね。
鍛えなおしてきてもらいましょう。
今日は薮田投手です、応援しましょう!

さて、
昨夜は広島市医師会夜間急病センターで勤務でした。
夏休みになり、眼科を受診される方は増えているようです。
内科を受診される方は少なくなっております。
暑い日が続いておりますので、みなさん対策をとられている、ということでしょうか。
冷房を入れ、水分をこまめに飲みましょう。
水やお茶ばかりではなく、スポーツドリンクや経口補水液と言われるものを
合間、合間には飲まれるようにされてみたほうがよいと思います。

三次ワイナリー応援シリーズ最終回は
TOMOÉ 小公子マスカット・ベーリーA。
日本ワインコンクール2015では銀賞、
同2016では銅賞、と 毎年のように受賞しているワインです。
今年も受賞してくれるのではないか、と楽しみに購入されてはいかがでしょう?

「TOMOE小公子 マスカット・ベーリーA 2015」
~日本古来の山ぶどうを祖とする小公子と、
国内改良品種であるマスカット・ベーリーA
日本品種のみによる「ジャパンブレンド」を実現
強い酸味と濃い色合い、
あっさりとした味わいの小公子を樽熟成することで、
まろやかさと複雑味を持たせ、
マスカット・ベーリーAの華やかな香りを纏わせたワインに仕上げた~
・色・タイプ:赤・ミディアムボディ
・容量:750ml
・アルコール度数:13%
・価格:2,916円(税込)

三次ワイナリーのワインの中では、価格はすこし高めです。
今回ご紹介した3本は
いずれも三次ワイナリーのホームページで購入しました。
三次ワイナリー、応援しましょう!
P1060926.JPG
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

信頼できる自費診療クリニックはない

2017年08月4日  

カープ、3点差を追いついたのは良かったですね。
今日は高橋樹也投手です、応援しましょう!
というか、私はむちゃくちゃ応援しています!!
先日も紹介しましたが、2年後の150㎞級 先発左腕トリオとして期待の一人です。
(その3人とはジョンソン、46高橋樹也、34高橋昂也です。
高橋昂也も、先日の2軍戦で初先発をはたしています。
今シーズン末には1軍登板もあるかも、と期待しています。)

さて、
ニセ医学に対して
医師の側からの発信が増えているように思います。
ニセ医学のせいで、有名人が亡くなって大きく報道された、という状況があります。
ニセ医学なんて、黙っていてもいずれ消えていくだろう、
とか
自費をつぎ込むのは本人の自己責任だ、
という解釈があり、
放っておこう、という意識が医学界の主流だったように思います。
でも
それではだめだ、ニセ医学にだまされ、適切な医療を受けられないまま死んでしまう人を これ以上黙ってみていることは
医学に関わる人間として許容できない。
医学に関わる人間として、発言していくしかない、という認識に変わってきているように思います。
こうした方々は、実名で、かなり厳しい表現で言及をされています。
当方としては、そうした本音の情報を拾ってきてお伝えしていきたいと思っています。

「がんが消えた」ように見せかけるトリック
朝日新聞アピタル 2017年7月31日
http://www.asahi.com/articles/SDI201707270521.html?ref=sp_con_mailm_0802_11

自費診療で高額な治療を提供しているクリニックのウェブサイトでは、治療前後でCT画像を提示して「がんが消えた」と称するなどしています。本当にがんが消えるのならいくらでもお金を出す患者さんもいるでしょう。
(中略)
情報を吟味した結果、患者さんを積極的に紹介したいと思えるような信頼できる自費診療クリニックはいまのところ一つもありません。
***

広島にも、自費診療をおこなっているクリニックはあります。
この先生は、やはり信頼できるクリニックはない、と 言われると思います。

「TOMOEマスカット・ベーリーA木津田ヴィンヤード 2015」
~濃いルビー色、新樽で9カ月間熟成
マイルドな口当たりながら力強さをも感じさせる逸品~
・色・タイプ:赤・ライトボディ
・容量:720ml
・アルコール度数:12.0%
・価格:1,944円(税込)

日本ワインコンクール2015で
TOMOÉマスカット・ベーリーA 木津田ヴィンヤード(2013)は
金賞
コスト パフォーマンス賞
のダブル受賞をしています。
つまり
うまくて安い! と認められたわけです。
受賞のあと注文が殺到し、私たちの手に はいりませんでした。
今年も受賞するかな、と楽しみに購入されればよいと思います。
(購入しましたが、まだ飲んでおりません。)
三次ワイナリー、応援しましょう!
P1060927.JPG
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

TOMOEデラウェア プライベートリザーブ2016

2017年08月3日  

暑いですね。
午後から往診・訪問診療に回っていますと
16時頃には暑さでバテてしまいます。
アイスは必須ですね。
休憩・冷房を使いながらがんばりましょう。

カープ、大瀬良くんに負けがつかなくてよかった、と思いましょう。
松山選手のホームランで 勝ったと思ったのですけど、残念。
簡単には勝たせてもらえませんね。
今日は九里投手です、応援しましょう!

昨日は雨天順延試合のチケット発売日でした。
平日の売り出しなので、もともと争奪戦に参戦できるとは思っておりませんでしたし、
9月21日は 優勝決定後の気の抜けた消化試合(のはず)、
しかも地元最終戦でも何でもない試合。
ま、誰かの引退試合になる可能性はありますけれども
無理してチケット争奪戦に参戦する必要もないし、と思っておりました。
ところが
ちょうど10時直前に、ある病院と 退院患者さんの往診についての電話相談が終わったあと
患者さんの来院がたまたま途切れて。
これはチャンスと球団ホームページにつなぐとサクサクつながって。
あるグループ席を入力してみると、あっさり「予約完了」。
あれ、えらく簡単にチケットが取れたな、と思っていましたが。
夕方に球団からのメールを見ると、「予約できませんでした」、と。
ま、やっぱりねー、と 驚きもしませんでしたが。

どうして毎回毎回 こんなことになりますかねー。
ヤクルト球団のチケット購入システムでは、
日付と席種類・席数を入力までこぎつけることが出来れば、
あとの各種情報は指定の時間内(5分間だったか、忘れました) に入力すればよいのです。
いわば 「取り置き」状態で待機してくれます。
「予約入力完了」したあとで「予約とれませんでした」なんてことには ならないシステムが
他の球団には実際にあるのです。
カープ球団のチケット販売システムには改良の余地はある、と思います。
というわけで9月21日の試合はチケットゲットできず、でした。

地元の産品を応援しております。
ワインについては
フランスラインなど詳しい人、お好きな人も多いでしょう。
ワインのうんちくを語る方も多いでしょう。
では、その方たちは 日本のワイン、広島のワインを
応援していますでしょうか?
ぜひ三次ワイナリーのワインを応援してあげましょうよ。
この場合、応援する、とは 購入して飲む、ということです。
意欲作が売れ残ったりしたのでは 残念無念ですからね。
応援することで、次のチャレンジ、良いワイン醸造につながると思っています。
地元の農家、醸造家を育成するのは、地元の私たちの役割なんです。
三次ワイナリーは、いいチャレンジをしていると思いますよ。

数量限定品です。
7月29日発売開始ですが、
WEBで売り出されるのは10本限定。
購入は一人1本のみです。

「TOMOEデラウェア プライベートリザーブ2016」
従来であれば赤ワインの醸造法である「醸し発酵」を行い、
フレンチオークの樽で約9ヵ月熟成
芳醇かつ果実味豊かな味わいに仕上げました

【tasting note】
樽熟成によるバニラ香とトロピカルフルーツを
思わすフルーティな香りが交ざり合い、
丸みのある穏やかな酸味が
口中で絶妙なハーモニーを創り出します

~2016年産デラウェアを醸し発酵させた後約9カ月樽熟成。
バニラや洋なし、アプリコットジャムを思わすリッチな香り。
程よい酸味と、樽熟成でありながら軽やかな味わい~
・色・タイプ:白・やや辛口
・容量:750ml
・アルコール度数:12.5%
・価格:1,836円(税込)

実際に飲んでみましたが、私にはワインは自信もって評論できません。
香りは確かにいいと思いました。
辛さもほどよい感じです。
おいしい、好きなワインと思いましたです。
じゅうぶんにコンクール受賞できる水準ではないでしょうか。
P1060925.JPG
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

デイサービスの食事

2017年08月2日  

昨日は、暑かったですね。
最高気温は36.6℃だったそうです。
仕事が終わった夕方の気温は まだ35℃ありました。
こりゃー、8月上旬は2週間くらいバカンスの制度にしなくてはいかんですね。
昨日午後の往診・訪問診療のときに
街を走っている車がとても少ないようでした。
スイスイ走れるし、交差点でも対向車が少ないのですぐに曲がれる。
公園などでみかける子供の数も少ないようでした。
8月はみんなで休もう! 冗談じゃなくて・・・。

カープ、選手たちも暑いでしょうね。
野村投手も疲れが出たのか、5回頃から 投げ急ぎのような感じに見えました。
勝ってよかった。
先制パンチが効きましたね。
今日は大瀬良投手です、今日勝てばマジック点灯、応援しましょう!

さて、
デイサービスに出かける楽しみというと食事と入浴です。
ところが
デイサービスはピンからキリまで、というお話は前回御紹介しました。
民家をそのまま利用しているところもありますし、
立派な3階だてビルを建てているところもあります。
新しいビル施設だと、寝たきりでも入浴できる機器を用意されている場合もあり、
誰でも、どんな状態であっても 入浴させてもらうことが出来ます。

食事についてもピンキリ。
業者の宅配弁当を、冷えたまま出しているところもあるようです。
「あそこは、狭い部屋におしこめられて、やることもなく、
昼食も冷えた配達弁当を食べさせられて。
やめたいと思うのだけれど家族にはよう言い出せんので、しかたない。
あきらめています。」
と言われた方もおられました。

おかずは配食会社利用であっても、ちゃんと温めて出し、
ごはんは自分の所で作って炊き立てを出す、
というところもあります。
ごはんもおかずも 自分たちのところで手作り、というところもあります。

なかには
「少し追加の料金を払ってもいいから
おいしいものを食べたい」、
と希望される方もおられるでしょう。
グルメ志向、あるいは健康食品志向のところも需要はあるはずで、
実際に「レストランデイサービス」と名乗るところも出てきています。

飲み込みが悪くなってきた段階でも
歯茎でつぶせる固さの食事や、ペースト食・ムース食に対応してもらえるところもあります。
逆に きざみ食・おかゆ程度しか選べないところもあります。

デイサービスを選ぶ時には
プログラム(アクティビティ)、入浴、食事の3つについては
事前にしっかり説明を聞き、確認されたほうがよいと思います。
食事はやはり日々の最大の楽しみですからね。

庄原デー 比婆牛のステーキ
常設メニューにしてほしいおいしさです。
P1060912.JPG
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

庄原アサード

2017年08月1日  

暑いですね。
当院のグリーンカーテンで、朝顔と ゴーヤの1株は完全に枯れてしまいました。
枯れ葉は茶色でみすぼらしいので、
切り落として片付けてしまいました。
そうなるとカーテンにスカスカの部分が出来てしまいまして、それが問題。
まだ元気に伸びている他の株のゴーヤのつるを、スカスカの部分に誘導してきたり、という対策をとっているところです。
ようやく8月になったばかりというのに 先が思いやられますなあ。
まだまだ34℃超えの日々がつづくようです。
冷房を入れ、水分をしっかり飲みましょう。

カープ、今日は野村投手です、応援しましょう!

さて、
デイ、と略してしまうと どっちなのか わからなくなりますので、
きちんと使い分けをおこないましょう。

デイケアとは、通所リハビリテーションのことを指します。
筋力トレーニングや、平行棒歩行や杖歩行などのトレーニング、
というイメージです。
ですから 整形外科クリニックに併設されている場合が多いようです。
医師の指示が必要で、理学療法士、作業療法士などの専門職が対応します。

デイサービスとは通所介護のことです。
日帰りで施設に通い、食事や入浴など日常生活上の介護や機能訓練等を受けることのできるサービスです。
機能訓練といっても、専門家・有資格者が担当するとは限りませんし、
本格的なトレーニングマシンが用意されている場合も、逆にまったく機器のない場合もあります。
通所されている時間の中で、どのようなプログラムを用意していくか。
ここは経営者、スタッフの運営理念や能力にかかわってくる部分です。
プログラムの内容はさまざま、レベルはピンからキリまで、と言ってよいでしょう。

自分は、あるいは御家族は、
どういったサービスを選べばよいのか。
デイケアなのかデイサービスなのか。
デイサービスとしたなら、自分に合ったプログラムを提供している所はどこなのか。

自分に合っていないレベルのプログラムだと、
「あんなチーチーパッパの所になんか、行けるか!」
と 怒ってやめてしまい、
二度とデイサービスに行ってくれなくなって家族が困っている、
ということにも つながるのです。

相談者の方にとって 一番適したプログラムを提供してくれるデイサービスはどこか?
それを一番よく知っているのはケアマネージャです。
ふだんからアンテナを広く張っておき、こまかい要望までベストな対応をしようと考えてくれます。
逆に
あまり親身に相談にのってくれないケアマネとか
系列の事業所・サービスばかり盛り込もうとするケアマネもいるようです。
ケアマネージャは、いつでも変更してもらうことが出来ます。
人間と人間のことですから、相性ということもあるでしょう。
ケアマネージャにも得意分野と不得意分野があることでしょう。
今一つ しっくりこないな、と思ったら
ケアマネージャの変更を申し入れたり、別な事業所へ依頼をしてみる、
というのは あまり遠慮しないで自由にやってもらっていいんですよ。

7月30日のマツダスタジアムは 庄原デー でした。
お目当ては 庄原アサード セット。
がんばっているところは、応援してあげたいですからね。
1500円と 少し値段は高いですが、肉のボリュームはすごい。
試してみる価値はありますよ。
P1060914.JPG

P1060913.JPG

P1060915.JPG
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

65歳すぎたらしっかり食べましょう

2017年07月31日  

7月29日は 大野和士オペラレクチャーコンサートに
多数御参加いただき、ありがとうございました。
3つのオペラを題材に
主人公に狂気・殺意が生じるきっかけとなる
セリフ、それを示す音。
そういったものを解説しながら演奏されましたので
私のようなシロートにも「わかった!」ような気になりました。
本物のオペラを見てみたい、と思いました。
大野さんも熱がはいり、予定を大幅に超える長時間のコンサートとなりましたが
みなさん大満足だったのではないかと思います。
次回以降も大野和士さんをお招きできればと思います。
またぜひ御参加ください。

昨日は
広島県医師会 かかりつけ医研修会に参加してきました。
朝から夕方まで、ずっと座学です。
長時間で腰も痛くなるし、
多くの医師にとって「健康に悪い」一日でした。
要点:ワンポイントで。
現在の日本では、特定検診・メタボ検診と呼ばれているものを実施している。
肥満がよくない、という意識を持ってもらおうとしています。
しかし
高齢者では やせているのはよくない。
高齢者では やせ(BMIが低い)ほど死亡率が高い。
BMI 27 程度が一番寿命が長い。
65歳を過ぎても やせたい、とか ダイエットしたい、という人は多いが、
65歳を過ぎたころからは、低栄養を予防し、しっかり運動する、という方向に
国民の共有した目標として取り組んでいくことが重要となる。
***
高齢者は肉を食え、というのはウソじゃないんですよ。

研修会のあとは
大野和士さんや歌手の方もまじえて
コンサートの打ち上げとして カープ観戦をおこないました。
今季一番といっていいような、とても楽しい試合を観戦することが出来ました。
鈴木選手、新井さんのホームランあり。
菊池選手の好走塁あり。
鈴木選手のレーザービームあり。
岡田投手の速球もさえて。
いいものを たくさん見ることが出来ました。

座席からのながめ。右打者が近いです。
P1060910.JPG

P1060907.JPG
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

心に残る出会い95 社業を子どもさんに引き継ぎたかったHさん

2017年07月30日  

毎月 最終日曜日は心に残る出会いです。

Hさんは70歳。
胃癌、肝転移で抗癌剤治療をおこなってきましたが、肝転移が急速に悪化してきました。
肝臓がほぼ全て腫瘍に置き換えられて、黄疸も出始めていました。
ある日、急に立てなくなり、救急車で病院に入院です。

電解質バランスが大きく乱れており、危険な状態でした。
点滴などいろいろな治療でバランスの補正はできましたが
食事もほとんど摂れず、もう立つことは困難な状況でした。

本人の強い希望で、退院して自宅に戻ることとなりました。
もう残された時間はありません。
今日、今から退院しますので、訪問診療をお願いします、と
連携室から在宅医療の依頼電話がありました。
はい、わかりました。
私たちは、こういった急な依頼にこそ しっかり対応できるよう心がけています。
その日の夜、御自宅にて私たちのはじめての出会いです。
担当医からの紹介状には、1週間くらいではないかと書かれておりました。

入院中に一番困ったことは、眠れないことだったそうです。
眠りたい、とHさん。
御自宅に戻られたのですから 眠れるといいですね。

結局その夜はあまり眠れなかったようです。
翌日昼の訪問診療のときには眠っておられました。
今後の予測について御家族に説明し、御家族の御希望などをお聞きします。

その日は かなりぐっすり眠れたようで
翌日には しっかりされ いろいろなお話を聞くことができました。
本人の意志も確認し、病院には戻らず最期も家で。
戦後、今の場所で会社を設立され、がんばってこられている方でした。
よい意味でのワンマン社長。
被爆後の広島は、Hさんのような方々によって復興をとげてきたのです。
自分には学歴がない、それで息子達には先で役立つ資格を取らせた、娘には手に職をつけさせた、というのが Hさんの自慢話でした。
目が覚めている時には、会社のことについて息子さんにいろいろ伝授をされたようです。

Hさんは急速に衰弱がすすみ、眠っていることが多くなりました。
また、しだいに痛みもでてきて、オピオイドを開始する状況となってきました。
そうして、退院して1週間。
Hさんは御自宅で静かにお亡くなりになりました。

Hさん、息子さんへの引き継ぎは、もっと時間が欲しかったでしょうね。

マドモアゼルで購入 甘夏ジュレ
P1060899.JPG
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

セミが5時から

2017年07月29日  

暑いですね。
公園の木も一部 褐色になってきているものがあります。
枯れてしまうのでしょうかね。
当院のグリーンカーテンも、ゴーヤの一部と朝顔は
枯れ始めた葉があります。
暑さに弱いのでしょうね。
まだ7月なんですけどねえ。

公園の横に住んでおられる方は
睡眠不足だとのことでした。
セミが朝5時から 大合唱なんだそうです。
そりゃー大変ですね。
睡眠不足解消には 早く寝てもらうしかないですねえ。

水分をしっかり飲んで、冷房いれて、睡眠もしっかりとって
乗り切っていきましょう。

カープですが、
九里投手で勝利、いいですね!
中継ぎでがんばっていれば先発のチャンスが回ってくる、
そして そのチャンスを生かしていく。
いい流れになっていますね。
薮田投手、大瀬良投手、九里投手・・・。
今日は薮田投手です、応援しましょう!

大野和士オペラレクチャーコンサート
7月29日(土)15時開演
エリザベト音楽大学セシリアホールです。
17072001.JPG

リボン 夕張メロンソーダ
期間限定に弱いです
P1060900.JPG
★新型インフルエンザ情報
ミャンマーでH1N1型インフル 計6人死亡
朝日新聞デジタル2017年7月28日
http://www.asahi.com/articles/ASK7W7K13K7WUBQU029.html

肺炎であっても入院しない、治療しないという選択肢

2017年07月28日  

カープですが、
中村投手に2-1で勝て、というのも無理な話。
せっかくリードしたのに、もったいなかったですね。
今日は九里投手です、打撃戦ですね、応援しましょう!

さて、
高齢者が肺炎で入院したら どうなるか、のお話の続きです。
認知症の高齢者は、できるだけ環境を変えないほうがよい、というのは常識です。
環境が変わると、
帰ろうとしてウロウロしたり、急に立ち上がろうとしたり、
点滴や酸素チューブはひきはがそうとします。
「せん妄(せんもう)」と呼ばれる状態になることが多いのです。
大暴れしても、本人は そのことを覚えていません。
本人に罪はない、と言えます。
環境を変えた、という決断に罪がある。
(注:発熱や脱水でも せん妄をおこすことはありますので
入院だけが全ての悪の根源、ということではありません)。

ベッドで立ち上がり転倒すると、大けが、骨折することもあります。
入院した最初の日、最初の数日間がアブナイです。
病院も夜勤の看護師は人数が少なく、
ずっと見張っていることなど出来ません。
せん妄をおこすと、病院側から
家族が24時間付き添ってください、と言われたり
うちでは面倒見切れませんので今すぐ退院してください、と言われたりする状況になります。

「入院して 安静、絶食、点滴」のうち
安静と絶食については 昨日のブログで触れています。
安静にしないほうがよい、絶食にしないほうがよい。
残る問題は「点滴」です。

点滴についていうと
認知症高齢者の方は、安静を守れず、点滴を自分で引き抜こうとすることも多いです。
点滴を実施しようと思うと、いやがる患者をベッドに縛り付けるしかない、という状況になります。

いやがる高齢患者をベッドに縛り付けてまで 点滴をしなければならないでしょうか?
あなたは もし自分なら ベッドに縛り付けられて点滴を何時間も受けたいですか??
付き添っている御家族は
縛り付けられてまでして、かわいそうだ、と思われることも多いです。
何しろ本人はいやがって暴れるのを無理やりに、ですから。
おまけに
病院からは 早く連れて帰ってくれ、と言われるのです。
そういう入院を経験すると、
「もう二度と病院には行きません」とおっしゃる本人・御家族が多いのです。

そう考えてみると
「入院して 安静、絶食、点滴 が当然」ではない、ということが御理解いただけると思います。
安静にしないほうがよい、
絶食もしないほうがよい、
点滴も本人がかわいそうだ。
酸素吸入ならば在宅酸素で自宅でも可能。
となれば
認知症の高齢者は 肺炎をおこしても入院する必要がないのではないか。
ということになるのです。

日本呼吸器学会は今年、成人肺炎診療ガイドライン2017を発表しました。
学会ホームページは会員医師しか読めないと思います。
何とか一般の方に見てもらえるサイトはないか、と思い、
日経メディカルAナーシング と 日本医事新報 を引用してみます。
登録会員しか読めない場合はゴメンナサイ。

成人肺炎診療ガイドライン2017発表|繰り返す誤嚥性肺炎・終末期肺炎に「治療しない」選択肢
日経メディカルAナーシング
https://www.kango-roo.com/sn/a/view/4765

呼吸器学会『成人肺炎診療ガイドライン』高齢者の肺炎は積極的治療控える選択肢も
日本医事新報
https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=7019

治療しない選択肢、積極的治療控える選択肢
という部分は柔らかく表現されています。
***
最大のポイントは、繰り返す誤嚥性肺炎や終末期の肺炎などに対して、個人の意思やQOLを尊重した治療・ケアを行うよう治療アルゴリズムに盛り込んだ点だ。
日経メディカルAナーシング
***
最大の特徴は、高齢者の肺炎が増える中、誤嚥性肺炎を繰り返す患者、疾患終末期や老衰状態の患者に対して、「個人の意思やQOLを考慮した治療・ケア」を優先するよう明示した点だ。
日本医事新報
***

もし本人が
もう入院するのはイヤだ、点滴につながれるのはイヤだ、
という意思表示をされるのであれば
それを尊重してみませんか、みんなで考えてみませんか、
ということなのです。

マドモアゼル の ザッハトルテ
これは、おいしくなったね、
チョコレートの質が上がったのではないか、
と我が家では意見が一致しました。
P1060885.JPG
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

大野和士オペラレクチャーコンサート
7月29日(土)15時開演
エリザベト音楽大学セシリアホールです。

17072001.JPG

17072002.JPG

肺炎で入院すると、どうなるのか

2017年07月27日  

カープ、大瀬良くん負けなし7勝、いいですね!
このまま15勝負けなし、なんていう記録を作ってもらいたいものです。
今日は中村祐太投手です、
田口投手から何点とれるかが勝負ですね、応援しましょう!

さて、
肺炎をおこしても、入院したほうがよいとは限らない。
肺炎でも入院を選択しないほうがよいかもしれない、
というお話をいたします。2回連続の予定です。

認知症(アルツハイマー型認知症)は、死ぬ病です。
アルツハイマーと診断されてから 平均寿命は約10年と言われています。
しかし
「認知症で死ぬ」わけではありません。
身体のさまざまな機能が低下し、死につながっていくのです。

たとえば 飲み込むための筋肉、動作が衰えます。
次第に食事がとれなくなり、やせて衰弱していけば「老衰」と診断されるでしょう。
嚥下がうまくいかなくなり肺炎をおこせば「肺炎」、「誤嚥性肺炎」と診断されるでしょう。
これが認知症の方の終末期の姿、死因ということです。

で、
「肺炎」をおこせば、どうしますか?
常識的には 入院して治療しましょう、ということになります。
では、
入院したら、どういう治療をおこなうでしょうか?

高齢者の肺炎の多くは、誤嚥をともなっています。
誤嚥性肺炎であれば 絶食、点滴、酸素吸入、安静 が思い浮かぶと思います。
ところが、ここに問題があるのです。

2つの面から考えていきます。
1:使わない筋肉は衰える。
これが基本です。
入院した高齢者に 安静をさせれば、
たった1日で立てなくなります、歩けなくなります。
入院治療で 元の病気は治ったけれど 寝たきりになってしまって
家に帰ることが出来なくなった、施設入所となった、というのは よく経験することです。

同じように
嚥下するのも 筋肉の働きです。
使わない筋肉は衰える。使わない機能は衰える。
何日も絶食をさせれば、嚥下関係の筋肉は使いません、衰えます。
もはや食事を摂ることが出来なくなるのです。
もう食べられませんから胃瘻にしますか? という話が 病院側から提案されることになるのです。

2:筋肉は栄養源として消費される。
点滴から入るカロリーなんて、微々たるものです。
生きていくのに必要なカロリーには ほど遠い。
でも、食べないから、と言ってすぐに死ぬわけではありません。
脂肪や筋肉を栄養源として使用して生きていくのです、しばらくの間は。
絶食の期間が続くと、筋肉はやせ衰えていきいす。
「病気は治りました、安静を解除します、歩いてください」と言われても
筋肉量が落ちていれば もう歩けない、ということになるのです。
筋肉量が落ちてから回復させようと思うと ものすごい量・質・時間のリハビリをおこなわねばなりません。
筋肉量が落ちないようにすること、が 大事なのです。
そのためには 絶食させない/絶食期間は最低限にとどめる。
早期からベッドサイドリハビリを開始する。
ということが重要です。
これが出来ない病院は すでに時代遅れとなっています。

そう考えると
「入院して 安静、絶食、点滴 が当然」、
という考え方が根本的に間違っている、ということになります。

筋肉量、筋力が低下し、機能が低下する状態を
サルコペニア と呼びます。
ロコモ・フレイル・サルコペニア、という言葉は今後の日本社会で しばしば出てきますので
できれば調べて基本は知っておかれたらよいと思います。
入院治療の結果として(医療の結果として)サルコペニアになった場合には
「医原性」サルコペニアと言います。

医原性サルコペニアの防止
「とりあえず安静・禁食・水電解質輸液」への認識が不足
メディカルトリビューン2017年7月20日
https://medical-tribune.co.jp/rensai/2017/0720509565/

もしかしたら登録者でないと読めない記事かもしれません。
医療介護福祉の関係者は、ぜひお読みください。

繰り返しますが、
入院したら かえって弱り寝たきりになってしまった、
という状況を防ぐためには
早期離床=安静にしない、させない。早期リハビリの開始。
早期経口摂取の再開=絶食は続けない。
ということになります。
安静にして寝ていなさい、ではダメなんです。

最近飲んでいる日本酒
雨後の月 純米吟醸
P1060881.JPG
★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

大野和士オペラレクチャーコンサート
7月29日(土)15時開演
エリザベト音楽大学セシリアホールです。

17072001.JPG

082-241-6836(代表)

和平会・診療についてのお問い合わせはこちら
平日午後(診療時間内14:30~18:00)