日本人の死に場所
カープ、いいですねえ。
昨日はよく打ちました。
夜のスポーツニュースのはしご、気分いいですね。
福井も新人投手のなかで勝ち星が一番多くなりました。
首位ヤクルトまで3.5ゲーム。
なんと、9月にはいっても優勝が狙える所にいます。
楽しいシーズンですね。
まずは5割。
そして上位を目指しましょう。
福井に新人王を、栗原にMVPを、
バリントンに最多勝・沢村賞を。
本日は研修会で講師をします。
広島市老人福祉施設連盟の、中堅職員研修会です。
(一般の方の参加はできませんのでごめんなさい)。
中堅職員というのは、主任職または経験年数5年以上です。
参考までに、本日の研修会プログラムは、
講義1:特別養護老人ホームにおける看護職員と介護職員の連携協働の在り方
講師:特別養護老人ホーム御薗寮 本永史郎
講義2:口腔ケアについて
講師:イースト歯科クリニック 上田裕次
講義3:看取り介護について
講師:折口内科医院 高橋浩一
各コマ2時間、朝から夕方までみっちり研修です。
老人ホームなどの施設で、
看取りに積極的に取り組んでいる施設もあれば
まったく取り組んでいない所まで、
温度差が大きいです。
認知症の方など、入院した病院で不穏・興奮やせん妄をおこしたりして
追い出されるように退院となった経験をした方はおおぜいいます。
そういう方・ご家族にとっては、
病院にはいいイメージがありません。
病院は自分たちの行くべき場所ではない、と思っています。
もう病院で治療してもらわなくていいです、
このまま施設で最期まで看取ってください、
と希望されることも多いです。
日本人の死に場所、
「自宅の畳の上で死にたい」 という希望はよく聞きますが、
実態は病院死が84%、自宅が13%、その他3%です。
施設というのは、その他の3%以下に含まれるのですね。
今後、施設での看取りが増えていかないと病院もパンクします。
いろいろな要因はありますが、
施設看取りが次第に増加していくことは間違いありません。
悪くなったら病院へ、という以外にも選択肢はいろいろある、
ということは御理解いただければ、と思います。
徘徊(はいかい)で困っていた方が終末期になり歩けなくなれば
施設から自宅に戻って自宅で看取る、
ということもできますよ。