心に残る出会い35 100歳のMさん
デイゲームで、暑い暑い。
試合のほうは大竹のコントロールが悪く、
四死球だしたり高めの球を打たれたり。
交代で出てくる投手も踏ん張れず、いいところなし。
打線の方も、
1点返して無死2・3塁の場面で1点しか追加できないなど
攻撃も不調。
8回代打前田の場面は盛り上がりましたが、
無死1・2塁での前田ではなく、菊池がアウトになった後の登場で
一歩遅い起用でした。
野村監督の采配は投手起用でも攻撃でも
また疑問だらけになってきています。
巨人に連敗してまた借金生活、4位転落です。
何とか5割に踏みとどまってほしいですね。
本日は心に残る出会いです。
Mさんと出会ったのはは99歳のとき。
長男夫婦、孫夫婦やひ孫といっしょに住んでいました。
ずいぶん前から失明、難聴の状態になっており
重度障害の認定を受けていました。
手をひいてあげれば、何とか歩くことはできました。
デイサービスを週4日、
ショートステイを月2回は利用しますが、
そのほかの日は家族がついていないと
身の回りのことは自分では何も出来ません。
とくに問題になるのは夜です。
昼夜逆転しており、夜中にごそごそ動こうとします。
夜間に何度かトイレに歩こうとしますし、
誰もいないと大きな呼び声を上げます。
このため、誰かが夜中じゅう いっしょにベッドで寝ていたり
することが必要な状態が続いていました。
当方が訪問診療を開始するようになって、
一度、肺炎で某病院に入院治療となりましたが、
せん妄をおこしベッドの上で立ちあがったり騒いだり。
肺炎がおさまる間、家族がずっと入院つきそいすることを
要求されたりすることもありました。
この入院の一件で、御家族はかなり疲れてしまったのでした。
とくに疲れたのが 長男の嫁。
といっても、70歳台の高齢者でありました。
せん妄対策の薬をいろいろ工夫して、
夜中に騒ぐことはかなり減りました。
機嫌の良い時には、昔の歌を口ずさむこともありました。
100歳の記念品を広島市からいただきお祝いもしました。
でも、ときに突然調子が悪くなることもあります。
説明して聞かせたりしても理解できませんので
何度も同じことを繰り返し繰り返し・・・。
こういう時の口調は激しく、全く別人のようです。
ついに長男の嫁が もう限界! と言い始めました。
東京にいる孫(長男の長男)も
おかあさんの体が心配なので、おばあちゃんは施設に、
という意見を出し、
家族で相談の結果、施設への入所が決まりました。
入所して3ヶ月後、
Mさんはまた肺炎をおこし、施設に隣接する系列病院に入院。
でも肺炎を乗り越えることは出来ませんでした。
「もうあと2ヶ月3ヶ月とわかっていたなら
そのまま自宅でみることはできたのになあ・・・」、
と御家族はあとでお話されていました。
パフォーマンスシートからの眺めはこんな感じ
今度はどの席から応援しましょうかね。
★インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。