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県の新型インフル体制 変更本日から

2009年07月6日 ,,

7月6日からの県の新型インフル診療体制

感染者の全国的な増加にともない、国が新型インフルエンザへの対応の変更を決めました。
その通知にともない、広島県での対応も変更になったものです。

発熱相談センターについて
○感染の疑われる者に対して,「発熱相談センター」に連絡し,「発熱外来」への受診を求めることを中止します。
○今後,「発熱相談センター」は,受診する医療機関が分からない人や自宅療養患者への相談に応じます。なお,相談時間は現在24時間体制で行っていますが,7月11日(土)から午前6時から午後10時(毎日)までとなります。

医療体制について
(1)外来診療
○新型インフルエンザのための「発熱外来」の運営を休止し,原則として対応する医療機関を限定せず,すべての医療機関で行うこととなりました。
○発熱等の症状で医療機関を受診されるときは,あらかじめ,医療機関に電話連絡し,確認のうえ,受診してください。なお,受診の際には,マスクの着用をしてください。
(2)入院診療
○新型インフルエンザ患者の入院勧告は行わず,自宅療養を原則とします。また,症状などから入院が必要とされる場合には,感染症指定医療機関以外においても入院を受け入れることになりました。
※詳細は,こちらからご覧ください。
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/page/1240904010815/index.html

吉島公園の正面入り口に昔(40年前にはありました)から存在する「カンゾウ」の大きな株
カンゾウというのは、漢方に興味ある医師・薬剤師には必須の植物です。
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更年期障害と婦人科がん 本日講演会のぞみの会

講演会「更年期障害と婦人科がんについて」
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/gan-net/event/event20090705.html
のぞみの会
開催日時:平成21年7月5日(日曜日) 14:00~16:00
会場:広島市中区地域福祉センター (広島市中区大手町4-1-1)
内容:
演題:「更年期障害と婦人科がんについて」
講師:河野美代子先生(河野産婦人科クリニック院長)
対象者:のぞみの会会員,一般参加者
申し込み:事前申し込み不要 (定員200名)
参加費:のぞみの会会員:無料,一般参加者:500円
問い合わせ先:(0848)24-2413

興味のある方は、ぜひ御参加ください。

がんになったら緩和ケア。

今月の花 パイナップル、サンダーソニア、バラ、カーネーションなど
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新型インフルエンザH1N1情報
県内では、感染拡大中。
広陵高校も休校となりました。高校では3校目。
NHK広島ニュースより
http://www.nhk.or.jp/hiroshima/lnews/02.html
アルゼンチンの首都、ブエノスアイレス市および州では、健康緊急事態宣言 が出されています。
おおぜいが集まる可能性のある公共施設が閉鎖になる可能性があるそうです。
現地では 死亡率が 1.6% という報道もあります。
日本では「感染しても重大な結果にならないのではないか」と安心感がただよっているようにも見えますが、安心して油断があってはいけません。
基礎疾患(喘息など)がある人はとくに要注意です。

6日月曜日から、広島県での新型インフル診療体制が変わります。
発熱外来、発熱外来協力医療機関 に受診する、という方法をやめ、どこの医療機関でも受診できるようになります。また軽症者は入院せず原則自宅療養となります。

職場のメンタルヘルス

2009年07月4日

6月29日(月)広島市医師会 産業医研修会に出席しました。
「当面の労働衛生行政について
―― メンタルヘルス対策の推進について ――」
講師:広島中央労働基準監督署署長 文屋憲二氏
「職場におけるメンタルヘルス
―― 心理臨床家の立場から ――」
講師:杉原心理相談室所長 杉原幹夫 氏。

自殺者が毎年3万人を超える状況となっており、職場でのメンタルヘルス対策が重要となってきています。
産業医である私どもは、行政施策の目指すところ、施策の意味など 理解していないといけません。
不景気になると、さらに対策が重要となります。
対策といっても、実際にはなかなかむつかしいものなのですが。

今週の花 キキョウ、ギボシほか
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新型インフルエンザH1N1情報
ロンドンで初の死亡者。基礎疾患を有する19歳女性。
やはり若くても基礎疾患(喘息など)のある人は、要注意です。
イギリス保健相は、1日10万人患者が発生し、毎日40人が死ぬかもしれない、と発表したそうです。
日本でも感染は持続しています。
警戒をゆるめることはできません。
広島県内の患者は57人になっています。
県立広島病院では看護師2名の感染も判明しています。
NHK広島ニュース
http://www.nhk.or.jp/hiroshima/lnews/05.html
正しい知識を身につけましょう。
知識のワクチン=正しい知識が自分や社会を守ります。

大阪でタミフル耐性新型インフル

2009年07月3日 ,

先日デンマークで世界初タミフル耐性新型インフルエンザH1N1が確認されたニュースを御紹介しました。
しかーし!
じつは3週間も前に大阪で検出されていたが、大阪府が発表していなかった、ということが判明しました。
Yahooニュース 7月3日1時16分配信 読売新聞
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090703-00000154-yom-soci
出ましたね、公務員の 「事なかれ主義」。
タミフル耐性かどうか、というのは、現場対応において非常に重要な情報です。
治療薬の選択に、欠かせない情報なのです。
(たまたま この患者さんは、タミフルではなくリレンザで治療されています。)

大阪府の上層部には、感染症の専門家の意見を聞く人はいないということが明らかになりました。
大阪府にも専門家はいるはずなので、こういう時には もっと専門家に任せることが必要なのではないでしょうか。
どれが重要な情報で、どれは重要でないのか。
その見極めに専門家の力が必要です。

広島市の新型インフルエンザH1N1情報
安田女子、鈴峯女子、広島市立商業高校の関係者でインフルエンザ様症状で受診した場合には、インフルエンザ簡易検査をおこなうよう通達が出ています。
もし関係者で発熱で受診される場合には、受診先の医療機関にまず電話してから受診するよう お願いいたします。

写真は東広島医療センターの発熱外来。
閉校になった看護学校の施設を使用しますので、一般患者さんとの接点は全くありません。
さすが、(もと)国立の施設は広い、と感心しました。
なお、当院でも事前に連絡いただければ、発熱した人と一般患者さんを全く別な場所で診療が可能です。
まずは電話をお願いします。
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新型インフル県内休校相次ぐ

2009年07月2日 ,,

新型インフルエンザH1N1情報
県内でも感染者が増加し、休校が相次いでいます。
安田女子高校(幼稚園・小中高校)、鈴峯女子中高校、呉市明立小学校です。
NHK広島放送局ニュースより
http://www.nhk.or.jp/hiroshima/lnews/03.html
どうも、やはり若年者に多いようですね。
ハワイからの訪問者とスポーツの交流会で、ソフトボールをおこなったようです。
院長も大学時代ソフトボール部でしたから 競技の様子は理解できますが、ソフトボールって、あまり対戦相手と密着しない競技だと思うのです。
それだけ感染力が強いということでしょうか。
それとも、ソフトのあと交流会(パーティーのようなもの)でも開催されたのでしょうか?
(この点は情報なし)

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6月28日(日)東広島医療センターで開催された緩和ケア研修会に参加しました。
この緩和ケア研修会は、県内のがん診療連携拠点病院が それぞれ開催しています。
私は昨年8月までJA広島総合病院 緩和ケアチームのリーダーでしたので、
開業せずそのまま病院で勤務を続けていたならば この研修会を主催する立場にいたはずでした。
つまり、私は今年開催されている この緩和ケア研修会について、
プログラムの概要は知ってはいましたが、具体的な中身を知らないのでした。
(プログラムの概要だけは昨年度 発表されていました)

がん診療連携拠点病院の先生方が学んでいる研修会の内容を、
患者さんが退院後に担当させていただく当院が知らないわけにはいきません。
そこで、今回この緩和ケア研修会を受講させていただいたわけです。
日程の都合が合う東広島医療センターでの研修会への参加をお願いしました。

21名の受講者のうち、
がん診療連携拠点病院あるいは相当する基幹病院の先生が11名、
地域の一般病院の先生が2名、
診療所の先生が8名(私も含め)でした。

診療所、一般病院の先生方も、緩和ケアに関心を持ち熱心に取り組んでおられます。
緩和ケアは、大きな病院だけ、入院だけ で受けるものではありません。
自宅で緩和ケアを受けながら生活することは 十分に可能なのです。
がんになったら緩和ケア。
基幹病院には地域連携室などがあります。
ぜひ早めに御相談ください。

高齢肺がんに定位放射線治療

2009年07月1日 ,,

新型インフルエンザH1N1情報
タミフルの効かないウィルスの出現が確認されました。
これまでAソ連型H1N1は、そのほとんどがタミフル耐性になってしまっています。
新型H1N1も、いずれタミフル耐性になることが予想されていました。
思ったより早かったのかな、と思います。
過去のAソ連型のタミフル耐性の広がり方からすると、今年の冬は大丈夫かもしれませんが、来年度はほぼすべて耐性でしょう。
ワクチンの開発と普及が急がれます。
IBTimes 6月30日配信。
http://jp.ibtimes.com/article/biznews/090630/36783.html

そごう新館四階「ネイルドシレラ」ネイリストゆきたさんのジェルネイル!
パーツがかわいい
高橋裕子(^O^)/^
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肺がん定位放射線治療
6月26日(金)県立広島病院 呼吸器疾患オープンカンファレンスに参加しました。
第100回記念という、長い歴史のある勉強会です。
(記録によれば実際には103回だそうです)
すごいことですね。

特別講演は
タイトル:急増する高齢者早期肺がんは定位放射線治療で治します!
講師: 山口大学医学部放射線医学 講師 沖本智昭先生 でした。

要点
ねらった場所だけ放射線を照射する定位放射線治療は、照射4または5回で終了する。
体力のない、持病をかかえている高齢者にも可能な 患者にやさしい治療法である。
適応は病期ⅠAおよびⅠBの一部。病期Ⅱは有効性の検討中。
これまで最高で92歳まで実施している。
病変を制御できる率は約90%。
大きな病巣、扁平上皮癌では成績がよくない。
大きな副作用は 0.6%。

日本は欧米に比べ放射線治療が少ないと指摘されています。
こうした照射法で成績があがってくれば、人々の認識がかわってくるかもしれませんね。
日数(回数)が少ないのも、いいことです。
従来法では約6週間の入院が必要でしたから。
でも、大きな副作用が生じれば、命取りになりうることは 今と同じです。
癌治療は、いいことばかりではありません。
生きる覚悟、死ぬ覚悟。そうしてがん治療に取り組みましょう。

いきいきサロンひまわり

2009年06月30日

青崎社会福祉協議会 いきいきサロンひまわり

薬剤師の高橋裕子です。
6月26日に青崎集会所で表記講座をやってきました。
講座タイトルは
「正しい薬の飲み方」でした。
受け持ち時間が短めでしたので
日本薬剤師会作成の「薬との上手なつきあい方」
―高齢者とくすり―
のテキストを使用しました。

「お薬はコップ一杯の水でのみましょう」
というフレーズを聴いたことのない方はゼロでしたが、
実行している方は約1割の4名でした。
(どこの講座でも大体同じ割合です)
お薬がコップ一杯の水にきちんと溶けて
からだに吸収されて効くわけですから
飲み込めさえすればヨシ、ではありません。

医師はあなたがきちんと薬を飲んでいらっしゃることを前提に
次回の診療をされますよ。
とお伝えしたら
ちょっとびっくり! という雰囲気でした。
ご自分で勝手に治ったと判断して通院を中止したり、
出されたお薬を残したりということは
正しいかかりかたではありません。
(骨折されたときには、「もうこなくてよいです。」
と医師がお伝えするまで通院されるのではないでしょうか。)
喘息や高血圧・糖尿病などは自己判断がおすすめできないと
わたしは思っています。

折口内科医院では
あなたに納得してお飲み頂けるよう、
薬剤師が診察室におります。
残っているお薬の話をきかせてください。

そごう新館四階「ネイルドシレラ」
OPI夏の新色とラメかけ
高橋裕子(^O^)/^
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新型インフルエンザH1N1情報
東京都内や鳥取県など、全国各地で学校閉鎖、学年閉鎖が相次いでいます。
この程度では もう大きなニュースにはなりません。
休校措置は中国地方でははじめて。中国新聞より。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200906300008.html

リウマチの新しい検査法

2009年06月29日 ,,

6月27日(土)広島大学分子内科学 卒後研修会 に出席しました。
特別講演は、
病態からみた関節リウマチの最新の治療戦略について
講師は広島大学病院 リウマチ膠原病科教授 杉山英二 先生でした。

要点
関節リウマチに新しい治療法が登場したが、発病早期に治療をおこなう必要がある。
早期診断には、抗CCP抗体が有用である。
この抗体の登場により、リウマチの診断基準が改訂される予定である。
新しい治療法は感染症に要注意で、とくに呼吸器内科との連携が必須である。

抗CCP抗体の感度、特異性などについて詳細にお話いただきました。
当院も最新の流れに しっかりとついていきたいと思っています。

写真は日本緩和医療学会教育セミナーに参加したときの駅弁。
カープ緑茶とミニあなごめし。朝からたくさんは食べられないのでミニ弁当です。
おいしいのだけれど、あなごはもう一切れほしいところ。
カープのお茶だったので、迷わず購入しました。
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新型インフルエンザH1N1情報
静岡、愛知、岐阜でかなりの数の感染確認。
広島県内でも新たに数人確認されましたが、その程度では もうニュースにもなりません。
http://www.47news.jp/CN/200906/CN2009062801000626.html

心に残る出会い1

2009年06月28日

新型インフルエンザH1N1情報 大きな動きはありません。

18日、大阪での日本緩和医療学会帰りに姫路駅で珍しい車両をみました。
山陽新幹線と九州新幹線の乗り入れにそなえての試験車両です。
2年後に乗り入れする予定だそうです。
九州各地が、便利になりますね。
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毎月の最終日曜日のブログには、心に残る出会いを御紹介しようと思います。

心に残る出会い1
わずか1回だけの出会い

Mさんは84歳、奥さんと2人暮らしです。
数年前に大腸癌の手術を受け、人工肛門となっていましたが、
ストーマ処置も自分でできるほど しっかりした方でした。
次第にパーキンソン病が進行し、ねたきり生活となってきましたが、
ときどきは介助で病院に通院していました。
ふだんはヘルパーさんが時々はいる程度で、
訪問看護、訪問診療なしで 自宅でおだやかに生活されていました。

ある日、ケアマネージャーさんから電話がありました。
数日前から熱が続き、下がらない。
食事もとれなくなってきたので往診してほしい、と。
緊急往診しました。私たちの、はじめての出会いです。
診察したところ、肺炎でした。
しかも酸素がかなり下がっており、重症の肺炎です。
「肺炎で、しかも重症です。ただちに入院したほうが良いです。肺炎は、命にかかわります。」
とお伝えしました。
すると、
「私はもう死ぬ覚悟はできている。病院には行きたくない。」
とおっしゃったのです。
それを聞いた奥さん、とたんに涙があふれはじめました。
体調が悪くなったらどうする、死ぬときはどうしたい、というような話は、夫婦でこれまでまったく交わされたことのない話だったのです。

普通なら、肺炎は入院です。
でも、本人はもう入院はしたくない、と常々思っていた。死んでもよい、とも思っていた。
在宅で診ること、そのものは可能です。
毎日点滴治療を自宅で受けることは可能です。
その治療で、回復する場合もあるし、残念ながら助からない場合もあります。
最期を自宅で看取ることも、できます。
しかし、奥さんにとっては寝耳に水の話で、そんな覚悟は全くできていない話でした。
「急にそんなことを言われても・・・。」
涙は止まりません。

それからしばらくの時間、ご夫婦と私たち、それにヘルパーさんのみんなで相談しました。
結局、入院することに本人も同意され、創立記念日で休診日だったかかりつけ病院へ連絡し、緊急入院となりました。
肺炎は、治療によって回復することが期待できる病気だから、
治療して、良くなって、また家に帰ってくればいいじゃない、と。

しかし数日後、連休明けに、病院で亡くなられました。
あのまま自宅で診療させていただいていても、結果は同じだったのかもしれません。
本人と御家族にとって、入院治療と自宅治療と、どちらが良かったのか・・・。

本人が「覚悟を決める」のは、わりと簡単だと思います。
一人でじっくり考える時間を持つことは 可能でしょうから。
その次には、御家族と、ぜひお話なさってください。
普段から、悪くなったらどうしたい、死ぬときはどうしたい、というお話をしていて下さい。
「急にそんなことを言われても・・・」 とならないように、普段から何度でも繰り返し そういう話をしていて下さい。
そうすれば、いざという時に、普段の御希望のとおりに対応させていただくことが出来ますから。

広島市 女性がん検診に3億円追加

広島市:女性のがん検診、3億5000万円補正を追加提出
6月25日16時1分配信 毎日新聞
18日から始まった広島市本会議で24日、これまでの補正予算に加え、新たに女性特有のがん検診推進事業について約3億5000万円の補正予算が追加提出された。全額、国庫補助金から支出される。
6月30日時点で広島市に住んでいる特定年齢の女性が対象。子宮頸(けい)がんと乳がん検診費用が無料となるクーポン券と検診手帳などを交付し、今年10月から検診の受診を可能にする。それぞれ4万人程度の受診を見込んでいる。国が受診率向上を図るために設けた事業で、広島市も予算計上した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090625-00000181-mailo-l34

地味だけど、大切なニュースだと思いますので、全文引用しました。
秋葉市長、よい政策です。すばらしいことです。あとはPRですね。
がん検診を受けること。まずはそこからです。
がん治療医も緩和ケア医も思いは同じ。
★★ みなさん、がん検診を受けましょう! ★★

正しい知識を身につけましょう。
知識のワクチン=正しい知識が自分や社会を守ります。

今週の花 アーティチョーク
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新型インフルエンザH1N1情報
広島県内6番目の感染者。とはいえ、オーストラリアから来た高校生だそうです。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200906260211.html
オーストラリアでは新型インフルエンザH1N1が流行していますが、
そのオーストラリアから観光客など、日本にどんどん入っています。
つまり、今回のような事例は、今後もおこるわけです。
夏になるからインフルエンザ感染が終息する、という時代ではなくなっているのですね。
そういう状況で、
新型インフル、国交相が安全宣言…国内旅行にお墨付き
(2009年6月26日11時55分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090626-OYT1T00516.htm
というニュースは、ちょっと感覚がおかしい。
安全だとは、医師は誰も思っていません。チリやアルゼンチンでは死亡者が増加しており、ウィルスが変異し病原性が強まっているのではないか、死亡率が高くなっているのではないか と警戒しているところです。
大臣は「旅行は自己責任で。咳エチケットを守りましょう。症状がでたら外出せず安静に。」
と言うべきところです。

082-241-6836(代表)

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