昨日は、レセプト作成、オンライン送信まで完了しました。
ここまでやらないと 医療機関は収入が得られません。
エラーなく、一安心です。
ところで
4月から マイナンバーカードを利用したオンライン資格確認 という制度を国がはじめようとしています。
健康保険証の代わりにしよう、というものです。
でも、きっと大失敗に終わるだろう、と予測しております。
個人情報がダダモレになる可能性があるのです。
医療機関向けポータルサイト
https://www.iryohokenjyoho-portalsite.jp/
失敗すると予測する理由を述べます。
この事業に、指定されているパソコンOSは、windows10です。
ところが
win10は 強制的に自動でアップデートしていく仕様になっています。
セキュリティ設定や、保護設定をしていても、自動アップデートでチャラになる事例が報告されているのです。
もし電子カルテとリンクしたパソコンであったならば
知らないうちに 全世界に患者情報が全部つつぬけ、ダダモレ、という危険性があるのです。
おそらく何十もの医療機関が「個人情報漏洩」で謝罪会見をすることになるでしょう。
患者からの慰謝料・賠償金も ものすごい金額になるでしょう。
社会問題化し、そこではじめて国が 「マイナンバーカードを利用したオンライン資格確認」は停止、
と言うと思います。
ですから
当院は マイナンバーカードを利用したオンライン資格確認には 現時点で具体的導入予定はありません。
「国が全額 費用を出します」、と エサをまいていますが、
そのエサに食いつくと あとで取り返しがつかない。
多くの医療機関が、導入を見合わせると思われます。
というわけで
医療機関を受診される時には、毎回 マイナンバーカードではなく健康保険証の持参・提示をお願いいたします。
さて、
新型コロナですが。
国の動きは遅いですね。
1日も早く決定し、早くはじめたほうが いいに決まっていますのに。
そして
1都3県なんて、ケチですね。
愛知県知事も緊急事態宣言を求める、と発表しています。
大阪も愛知も過去最多です。
いまや多くの県は 過去最多の患者数となっているのです。
少なくとも、関東全県、関西全県、これに名古屋なども
緊急事態宣言エリアに加えるべきだと思います。
店への休業補償、従業員への給与補償、大家さんも含めた家賃補償など
それぞれ3か月分 全額だすから、きっちり休んでください、と 国に言って欲しいところです。
また
JR、地下鉄など 終電は10時、としてもらえれば 自然に夜の営業もなくなるでしょう。
1都3県からはじめて、徐々に範囲を広げるつもりなんでしょうか?
戦力の逐次投入 というのが 戦い方として最低最悪なんです。
最初にガツンと取り組み、効果が出たところから 徐々に解除していくのが 常道なんですが、
今の国会議員には わからないんですかねえ。
日本医師会長の言うように
国会議員がまず規範を示し、すべての夜の飲食会合を中止してもらわねば 示しがつきません。
あ、業界から多額の献金を受ける悪徳幹事長のもとでは、それは無理な話ですよねえ。
(どの業界とか、誰が悪徳幹事長なのか、なんて 私は言ってませんよ。
「倍返しだ!」の物語の幹事長ですよね、きっと)
大阪、北海道、広島は わりと早くから時短・休業・GOTO停止に取り組んでいました。
でも大阪は過去最多となりました。
広島県では 減少傾向に入ってきました。
湯崎知事の早い決断と、県民の努力のたまものだと思います。
広島では多くの飲食店が17日までの時短・休業の継続に応じてくださっています。
私たち医療関係者は、自粛に応じてくださった恩義を 忘れません。
コロナが下火になったら、きっとお店に行きますからね!
鶴の子 干支バージョン。中には紅白1個ずつです。
よろしければクリックお願いします。はげみになります。
医療現場への負担を軽減するためにも今一度、
・屋内ではマスクを着ける
・3密を避ける(特に職場での休憩時間や会食)
・こまめに手洗いをする
といった、基本的な感染対策について徹底しましょう。
よろしくお願い申し上げます。
新型コロナウィルス感染症に心で負けない行動を!
http://www.pref.kagoshima.jp/ab16/kurashi-kankyo/jinken/jinkenkeihatu/documents/80057_20200709172544-1.pdf
鹿児島県の呼びかけですが、とてもすばらしい! ぜひお読みください。
COVID-19 Japan 都道府県別感染者予測
最悪の状態 を 具体的数値で知ることができます。
https://www.stopcovid19.jp/forecast.html
最善を期待し最悪に備えましょう。
不要不急の外出は控えましょう。
ステイホーム!
新年会も同窓会も、初詣も福袋セールもなしで!
よろしくお願い申し上げます。
広島市の診療体制のお知らせ。
広島市の救急医療体制は、例年と違いますので、確認しましょう!
広島市医師会 夜間急病センターは、当分の間 休診です。
夜間急病は、かかりつけ医、または広島市民病院にお願いいたします。
できるだけ昼間に受診しましょう。
市販の感冒薬など家に買っておき、1晩くらいは市販薬で様子をみれるようにしておきましょう。
熱や咳で受診される場合には、事前に医療機関に電話してください。
受診の時刻や、受付窓口など 調整が必要なことがありますので。
院外処方箋を薬局に持参する時にも、薬局に事前に電話してください。
https://www.city.hiroshima.lg.jp/site/holidaymedicalcare/
大事なものを守ろう。
みんな、生きよう、生きのびよう。必ず!