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全身がんって何?

2013年12月3日

前田氏は、栗原にエールを送っているようです。
栗原はケガからの回復が問題ではありますが
無駄な力を抜けば3割20本打てると思います。
期待したいですね。

前田智氏、広島優勝のキーマンに栗原指名「はい上がってこい」
スポニチ アネックス [ 2013年12月2日 11:17 ]
http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/12/02/kiji/K20131202007122710.html
参加者に来季の打順予想をリクエストされると、前田氏の思いがあふれ出た。「一塁はキラが守るでしょうが、栗原がいますから」としたうえで「厳しい道のりですよね。でも、まずは代打からでもオレははい上がっていくんだと…。僕個人としては彼に活躍してもらいたい」とエールを送った。
***

さて、少し古い記事ですが
いい記事と思いましたので御紹介しておきます。

樹木希林さん告白で注目「全身がん」って何?
THE PAGE 11月28日(木)10時48分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131128-00000004-wordleaf-hlth
女優の樹木希林さんが、テレビ番組で自身のがんについて語った内容が大きな話題となっています。樹木さんが「全身がん」と表現したことから「全身がんって何?」と思った人も多いようですが、これはどういうことなのでしょうか?

亡くなるギリギリまで体調をコントールしながら、健康な人に近い生活を維持することも十分可能になってきています。日本人の死因のトップはがんであり、3人に1人ががんで亡くなっている現状を考えると、がんは治りにくいという事実を受け入れつつも、社会がそれを認識し、がんと共存していくという姿勢が重要であることが分かります。

しかし現実はそうではありません。厚生労働省の研究班による調査では、がんに罹患した人の30%が依願退職を余儀なくされ、4%が解雇されたという悲しいデータがあります。こうした事態が起こってしまうのは、病気に対する無理解と「死」というものをむやみに忌み嫌う日本の土着文化が大きく影響していると考えられます。
***一部引用

全身がん という癌があるわけではありませんで
癌が全身あちこちに転移している、
という意味で表現されたようです。
乳がんや前立腺癌では、全身あちこちの骨に転移することも多いです。
樹木希林さんの場合は、乳がんということです。

癌になったら、すぐに死ぬ、
というイメージを持っている人も多いですが、
それは正しくありません。
癌をもちながら、何年、あるいは十何年も
生きていく時代になっています。
生きていくということは
仕事をして、お金を稼いでいく、
それも大事なことだ、ということでもあります。

ところが
癌になったらすぐに死ぬ、
というイメージを持たれていたのでは
会社を退職に追い込まれてしまう、という事態が起こります。
「がんに罹患した人の30%が依願退職を余儀なくされ、4%が解雇されたという悲しいデータ」
があるということ。
ここを何とかしなければいけません。

私どもは昨年度の市民公開講演会で
産業医科大学の平岡先生を講師にお招きして
「癌になっても生きる・働く」
というお話をしていただきました。
癌専門医と会社側(産業医)をつなぐツールが作成されて
普及に向けて動き始めているところです。

癌になっても、いい仕事が出来る、
ということを
女優さんほか 多くの方が示してくれると
癌に対する社会の受け止め方が変わるでしょうか。
期待しつつ応援したいと思っています。
この記事、いい記事だと思いますので、ぜひ全文お読みください。
じつは、一部引用した内容の次のページに
考えさせられる内容のことが書かれています。

中区サンタクロース
抹茶のおかし と フィナンシェ
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★インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

インフルエンザ流行はもう少し先か

2013年12月2日

Jリーグ、サンフレすごい追い上げですね。
次が最終戦で、勝ち点差2の2位。
横浜FMが負けか引き分け、サンフレが勝てば逆転優勝です。
野球で言えば最終戦でゲーム差0.5といった状況ですね。
では2位は確定なのか、というと そんなこともなく、
サンフレが負けて、鹿島・浦和が勝つと4位に転落し
ACL(アジアチャンピオンズリーグ)に出場も出来なくなる。
逆転連覇へ、応援しましょう。
最終戦は12月7日(土)15:30キックオフです。

さて、
昨日は2つの仕事がありました。
夜は広島市医師会夜間急病センターで勤務でした。
インフルエンザ、感染性胃腸炎の流行がはじまっているだろう、と
忙しいことを覚悟していったのですが
患者数はそう多いわけではありませんでした。
高熱の人にはインフルエンザ検査をおこないましたが
陽性者は出ませんでした。
インフルエンザの流行はもう少し先のようです。
嘔吐・下痢の人がほとんどでした。
とくに思いあたる食品(生もの、カキなど)のある人もおられず。
予防対策ですが、手洗いをしっかりおこないましょう。

昨日昼は、呉圏域で開催された
在宅医療推進医等リーダー育成研修会Ⅱ の講師をつとめました。
呉圏域は、都市部には大病院・基幹病院がたくさんあり、
広島市中心部(中区など)と同じような状況にありますが、
島嶼部や沿岸部も呉圏域に含まれており、
そこは過疎地、人口減少地域です。
「地域の実情」というのが、本当に違います。
呉圏域で一つのまとまったプランを策定するのは難しく
現実的ではないでしょう。
各生活圏域ごとに、地域包括エリアごとに地域多職種連携をおこなっていく。
そのために少しでも参考になれば、という思いでお話しました。

島嶼部や沿岸部などでは、高齢化率が非常に高い。
今はまだ地域で医療や介護を受けることも出来る。
しかし、
子どもが生まれないわけではないのだけれども
高校を卒業すると都会に出て行ってしまい、
地元に残る若者はいない。
このまま20年30年経過したならば
介護を受けようにも介護の担い手が地域にはいなくなっていて
地元で介護を受けることが事実上不可能になっている。
病気や障害をもつようになったら都会に出ていくしかない。
そういう選択をするしかない状況になっているであろう、
という意見も出ました。
地域コミュニティの再生・再構築ということを私どもは目指しているわけですが
行動に移すのは待ったなしだな、と感じました。

呉圏域の医療・介護・福祉の実務者のみなさん、
来年度は地域包括エリアごとに多職種連携会議が開催されますよ。
楽しみにお待ちください。

雨後の月 活性にごり酒
活性といっても弱いもので、扱いは難しくありません。
よくまとまった、高いレベルの一品です。
活性にごり酒はどうも・・・、という人におすすめ。
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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

マエケンは来季大リーグに行く

2013年12月1日

マエケンの契約更改の時期になりました。
大リーグ移籍条項がはいってくるかもしれません。

マエケンvs広島 「年俸3億円」の平行線に巨人・内海の影
日刊ゲンダイ 12月1日(日)10時26分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131201-00000017-nkgendai-base

ゲンダイの記事なので、どこまで関係者取材しての記事なのか、
信憑性については大幅に割り引く必要はありますが
マエケンがなぜ大リーグを目指すのか
背景がわかるような記事です。
マー君の移籍がうまくまとまるようだと、
来年はマエケンが大リーグに行くでしょう。
カープが優勝できるチャンスは、来年1年限りで
その後はまたチャンスが遠ざかると予測されます。
3位で喜んでいてはいけないのです、
あくまで優勝を目指さなければ。
優勝を勝ち取る戦いのできる監督/采配でなければいけないのです。
3位になったので大赤字になった、とボヤく
経営陣(クソオーナー)ではいけないのです。

ファンクラブへの入会は今年も申し込みませんでした。
ただ、来年でマエケンが見納めになりそうですので
マツダスタジアムには数回は応援に行きましょう。
マエケンの快投を目に焼き付けておかなければいけませんのでね。

さて、
インフルエンザワクチン、打たないと考えている人もいます。
若い人であれば、それでもいいのですけれども、
高齢者の御家族でも、
高齢者なんだけど打たなくていいと思っている人もいます。
その論拠を聞いてみて
一つ一つ論破することも出来るのですが
それでは意味がない。
自分で考えて、判断してもらう、ということが大切です。
そういう意味では以下の記事が参考になります。
ぜひお読みください。

インフルエンザワクチンは「打つべき!」か?
高山義浩 (たかやま・よしひろ)
朝日新聞アピタル 2013年11月25日
http://apital.asahi.com/article/takayama/2013112500025.html

三越地下で購入の和菓子 玉椿
伝統的な和菓子で、おいしいですね。
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東北に医学部新設

2013年11月30日

寒いですね。
今日は朝から自宅での看取りがありまして。
その道中、太陽が当たっていれば暖かい。
太陽のありがたさをあらためて実感した朝でした。

さて、
復興支援として医学部新設、というニュース。
即効性はなく、永続性も疑問で
失政に終わるとみています。

東北に医学部、15年春にも=復興支援で1校限定―文科省
時事通信 11月29日(金)10時10分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131129-00000030-jij-soci

医師不足、ということが言われていて
ならば医師を養成・増員すればいいじゃないか、
ということになるのですが、
それだけでは解決しません。

どういうことか、というと
「地元に残る医師」を養成しなければいけないのです。
卒業すれば、全国どこの病院で研修を受けることも出来ますし、
研修のあとは全国どこの病院等に勤務することも出来ます。
東北に新設された医学部の卒業生が
東北でそのまま働き続けるとは限らないのです。
奨学金制度があって
地域で既定の年数 医師として働けば
返済を免除する、などという制度は今も出来ています。
広島大学にもあります。
「地域枠」と呼ばれるものですが、
卒業と同時に奨学金を一括返済すれば自由の身になれますので
実効性がどれほどあるか、は今後の実績次第というところです。

東北のために医師養成、という目的であれば、
「地域限定の医師免許」という新しい制度を作れば解決します。
教員など、自治体採用の制度になっている例がありますので
けっして不可能なことではないと思います。

それと
医師が東北で
(あるいは全国の「医師不足地域」で、と読み替えてもいいですが)
働きやすい環境を整備する、
ということも重要なことです。
過酷な労働現場からは逃げ出してしまい、
それを無理やり止めることは出来ません。
たとえば
妊娠出産を契機に現場から退く医師もいますが
産休育休制度の充実、
院内保育所など子連れでも働ける環境を用意すれば
医師として働き続けることが出来るようになります。
60歳定年、65歳定年という一律の制度をやめて
70歳とか75歳でも働き続けることが出来るようにすれば
高齢医師の活用ができます。
もちろん
高齢医師に過酷な当直勤務は無理。
当直というのは、本来 睡眠をとれるくらい「ゆるやかな」拘束勤務で
あるべきなのです。
地域全体で
夜間休日のコンビニ受診はしない、
軽症であれば翌日朝まで待って受診する、
在宅や施設での看取りを増やし、看取り往診は翌朝まで待つ、
などといった「地域医療を守る受診」を
地域全体で考え、徹底していくことが医療崩壊を防ぎます。

ほかにもありますね、
医師がイナカを離れ都会へ移るのは
「子供の教育」を考えると・・・、
というのも大きな理由の一つです。
イナカにいても都会に負けない教育環境である、
この地からでも東大や医学部にいける学力が身に着く、
という環境を用意すれば医師は定着するでしょう。

医学部を新設し、病院を作れば
東北の医療環境は改善され復興に役立つ、
というのは幻想です。

まだまだ言い足りません。
医学部新設ではなく、現存する医学部の地域枠を拡大すれば
問題解決はかなり容易なはずなのです。
医学部新設して、養成した医師が前線で働けるようになるころには
東北では人口そのものが減少してきて
医師を必要とする状況になっていない可能性も高い。
そういう時系列での見地からの話など。
医学部を新設しよう! というのは
景気のいい「土建屋政治」としか見えません。
が、長くなるので
今日はこれくらいで。

今週の花
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★インフルエンザ情報
全国で流行がはじまっています。
インフル患者急増、各地で学級閉鎖相次ぐ-東京の一部や北海道で「流行入り」
医療介護CBニュース 11月29日(金)18時35分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131129-00000002-cbn-soci

ノロウィルス胃腸炎流行中

2013年11月29日

寒いですね。
昨日は中区でもみぞれ、一時はあられが降りました。
往診/訪問診療を要する状況の人も多くなっており
日暮れてからも往診/訪問診療が続きますが、
暗くなってからは寒さがこたえる状況です。
必要な部屋暖房はしっかり使ってくださいね。

巨人に移籍した青木投手、
年棒大幅アップで4000万円投手の仲間入りだそうです。
開幕投手であった宮国投手の倍以上の年棒になりましたので
中継ぎ投手としては厚遇といってよいでしょう。
カープにいたのでは年棒4000万円は無理でしょうから
青木投手は移籍が成功したケースと言えましょうね。
人見知りする大竹投手をチームになじませる役割、
というのも加味されているようです。

【巨人】青木1650万増 大竹とタッグ
日刊スポーツ 11月28日(木)16時49分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131128-00000043-nksports-base&pos;=3

さて、
ノロウィルスの流行がはじまっています。
警報レベルを超えてきたところもあります。
よく、スーパーや薬店などの入口に
アルコール消毒が置いてありますが、
ノロウィルスにはアルコールは効かないんですよ。
正しい対策を知り、実行しましょう。

感染性胃腸炎流行、東京の一部で警報値超え-埼玉や千葉でも感染拡大
医療介護CBニュース 11月28日(木)18時52分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131128-00000002-cbn-soci

集団感染が続々…間違いだらけの「ノロウイルス対策」
日刊ゲンダイ 11月27日(水)10時26分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131127-00000018-nkgendai-hlth

アルコール消毒=×
マスク=×
30秒以上の手洗い=○
加熱=○

石鹸を使用し、流水で30秒以上の手洗いをしましょう。
手をふくときは使い捨てペーパータオルが良いでしょう。

焼きモンブラン
パリパリ感がすごいですね、新食感です。
三越地下ほかで販売されています。
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★新型インフルエンザ情報
中国浙江省でH7N9患者が出ています。
散発的にまだ発生が続いています。
続報に要注意です。

高額健康食品は要注意

2013年11月28日
寒いですね。
とはいえ、今朝の中区は、
予想していたよりも寒くはなかったです。
朝から雪がチラついている場面を覚悟していましたので。

東広島市の幼稚園でインフルエンザ学級閉鎖が出ています。
もうすぐ全県に流行がはじまるものと思われます。
ワクチンをお考えの方は、お急ぎください。

さて、
健康食品について。
一般消費者が悪質な商売を見分けることはむずかしいです。
でも、
値段が高いものは要注意、という記事です。

「健康食品」高額商品は要注意 不調感じたら摂取中止を
産経新聞 11月24日(日)9時0分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131124-00000506-san-soci
健康食品は食品名に法的定義がなく、さまざまな形態や品質の製品が流通している。価格も数百円から数万円まで幅があり、消費者の中には「高い方が効果がある」と思っている人が少なくない。NACSの電話相談では、こうした消費者心理につけ込み、有効性の根拠のない商品を高額な値段で売り付ける業者の姿も浮き彫りになった。

適正な製品とそうでない製品を消費者が見分けるのは難しいが、「錠剤やカプセル、粉末の形状で何万円もするものは疑ってもいい」(梅垣センター長)。
***一部引用

あまりに高額な商品は、疑いましょう。
消費者心理につけ込む、という相手の狙いに
むざむざはまる必要はないのです。

テレビCMをたくさん流している商品も、あやしいです。
テレビCMをたくさん流せるということは
それだけ「儲かる商品だ」ということなのです。
もっと、ずっと安く販売することが出来るはずなんですよ。

鹿児島のお客様からのおみやげ
明石屋の ようこそようこそ。
ほどよい甘さです。
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★インフルエンザ情報
愛知県でも集団感染が出ていますね。
広島県内、東広島市で幼稚園の学級閉鎖が出ています。
広島県ホームページ
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/life/202788_373189_misc.pdf

中国新聞
http://www.chugoku-np.co.jp/Health/An201311270124.html

原発被災地の国有化

2013年11月27日

前田智徳氏への特別功労賞、よかったですね。
しばらく解説者をしてから
カープにコーチとして戻ってきてほしいものです。
天才前田の視点での試合解説をいろいろ聞いてみたいですね。

さて、
原発周辺の土地の国有化報道です。

「聞いていない」町長ら戸惑い 第1原発周辺・国有化方針
福島民友新聞 11月23日(土)11時38分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131123-00010002-minyu-l07
政府が中間貯蔵施設の建設のため福島第1原発周辺の土地の国有化方針を固めたことについて、県や関係4町の町長らは22日、いずれも「聞いていない」として一様に戸惑いを見せた。施設の用地については石原伸晃環境相が国による買い上げを示唆してきたが、周辺の土地も含めた国有化の議論が表面化したのは初めてで、「寝耳に水」としている。
***

汚染地域には人は住めず、
作物を作り収穫することも出来ません。
半減期を何度もすぎ、
放射線量が低下していって はじめて住めるようになります。
それは何百年後。

被災地の土地は東電が全部買収する、
というのが
被災者の支援、復興に必要なことであって
除染し、もとの場所に戻り生活する、という方向は間違っています。

東電に土地買収の資金がないのだとすれば
国に買い上げを求める、
ということを地域自治体は求めるべきであって、
それを「寝耳に水」というようでは困ります。
むしろ
東電や国の対応が遅い、と声を上げ続けなければいけない。

施設用地や周辺の土地だけではなく
希望する被災者の全土地を買い上げてくれ、
と主張しなければいけないのです。

原発立地の自治体が今後の原発をどう思っているか、
というと

「事実なら一歩前進」県、東電に全基廃炉要望へ
福島民友新聞 11月21日(木)11時8分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131121-00010000-minyu-l07
県は、東京電力が固めた福島第1原発5、6号機の廃炉方針について「東電から説明を受けていない」とした上で、「事実であれば、廃炉に向けた一歩前進。東電と国に対しては引き続き、福島第2原発1~4号機を含む県内原発の全基廃炉を求めていく」(エネルギー課)とした。
***

原発の再稼働は望んでおらず全基廃炉を求めています。
こんなことなら
最初から原発誘致せず反対していればよかったのです。

原発を誘致すれば
原発で雇用が生まれる、
原発労働者相手に働くことも出来る、
補助金もおりる、
と主張している人もいました。
でも
その雇用はせいぜい数十年。
そのあとは
雇用してもらった人数の数百倍の人間が
土地を追われ
職を失い、
地域コミュニティは崩壊していくのです。

上関原発、中電はまだあきらめていません。
計画は完全に終了させねばなりません。

三越地下で購入 しょうが餅
しょうが が よく効いています。
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★インフルエンザ情報
埼玉県の小学校で学級閉鎖が出ています。

食べ物と毒

2013年11月26日
風が吹いて、寒くなりましたね。
木曜日頃には雪が降るかも、ということです。
冬の備えをしなくてはいけませんね。
4輪駆動車はすでにスタッドレスタイヤに履き替えましたが
往診用の軽自動車も履き替えを考えなくては。

大竹投手は予想通り巨人でしたね。
カープは地元選手、あるいはカープファンの選手を
ドラフト指名していくようにしたほうがいいのでしょう。
中四国にカープファンが広がる仕掛けがもっと必要ですねえ。

さて、
授業で ひょうたんを食べて食中毒、というニュース。

理科の授業中、児童にヒョウタン食べさせる 17人が食中毒症状
産経新聞 11月15日(金)10時24分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131115-00000524-san-soci
大阪府茨木市の市立小で理科の授業中にヒョウタンを食べさせ、児童17人が嘔吐(おうと)や腹痛の食中毒症状を起こしたとして、府教委は14日、男性教諭(63)を懲戒免職処分とした。

7月上旬、児童が育てたヒョウタンの毒性を知らず、希望した4年生24人に食べさせた。2人の児童が嘔吐し、校長から「ヒョウタンが原因かもしれないので食べさせないように」と指導を受けたにもかかわらず、午後の授業でも4人に食べさせた。
***

人類は、これまでの歴史で食べられる物をさがしてきました。
植物や木の実、キノコ、魚など、
はじめて食べた「勇気あるチャレンジャー」がいて
これは食べられる、これは食べたらダメ、
という経験を 積み重ねてきているのです。
中には毒で死んでしまった人もいたでしょう。
この食材を
こう調理したらおいしく食べられる、
なんて
最初に見つけた人はえらいよねー、
と食事時に感心することも多いです。

逆にいうと
みんなが食べていない食材というのは
何か理由があるはず、と考えるべきです。
自分が知らないだけで
地元の長老に聞いてみれば
それは毒だから食っちゃならねえ、と言うかもしれません。

ひょうたん については
食べるという話は聞きません。
授業で使用する前に、ネットで検索しておくくらいの下準備は
必須であったと思います。
まして校長から「ヒョウタンが原因かもしれないので食べさせないように」と指導を受けたにもかかわらず、午後の授業でも4人に食べさせた、
というのでは懲戒免職も当然でしょう。

ところで
最近の健康食品のなかで
たとえば シジミ○○個分の××、
なんていうものがあります。
シジミなんて、味噌汁にせよ佃煮にせよ
1日10個食べるかどうか、という食品です。
人類史上のなかで、そんなに多量のシジミを一度に食べた人はおらず
つまり そんなに多量の××を摂取した人もおらず、
あなたが「勇気あるチャレンジャー」なのかもしれない、
という状況なんですけども。
常識的な範囲の食事をとっていれば安全なんです。
そんな食品に手を出す必要はないんですよ。

三越地下で購入、わらび餅
ぷるぷる感がすごい。きな粉をかけて食べます。
これはおいしいですよ
わらびをこうしたらおいしく食べられる、というのを発見した人もえらいですね。
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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

好日山荘

2013年11月25日
カープ、大竹投手は今日にも巨人入り表明、と
スポーツ新聞の記事です。
カープ打線は大竹投手を攻略できると思いますから
対戦を楽しみにしていましょう。

昨日は、
中区で開催された在宅医療推進医等リーダー育成研修会Ⅱに
出席してきました。
広島市の8区のうち、中区が最初の開催です。
10月に吉島地区で開催した地域多職種連携会議のことを
参加のみなさんに紹介し
今後の各地の取組の参考にしていただく、
というのが参加の目的で、プレゼンの時間をいただきました。
しかし、それだけではなく
当日参加キャンセルの方がおられまして
グループワークにも急きょ参加をすることになってしまいました。
グループワークでは参加者ひとりひとりに役割が振られており
欠席した人の役割を誰かがかわりにおこなう必要があったのです。

来週の講演原稿も完成し、
なんとか一段落ついた感じです。

移転した好日山荘、
行ってきました。
県庁近くの地下に移転してからは
場所として行きにくく、行っていませんでした。
好日山荘はほんとうに久しぶりです。
往診のとき、往診車から患者さんのお宅までの移動は
本降りの雨・雪ならもちろん傘をさしますが
わずかな雨・雪ならフード付きの撥水ジャンパーで移動することも多いです。
今使っているジャンパーは何年も使い、ほころびも出てきたし
撥水性能は年々低下していきます。
そのため、新しい物を買いに、好日山荘に行ってみたものです。
本格的なアウトドアグッズがそろっている店、
うれしいものです。
この立地のほうが店に行きやすいですね。
軽くて、高性能の撥水ウエアを購入しました。
本日は雨。さっそく本日から活躍しそうです。

三越地下で購入した和菓子
葵餅の みな月
ほどよい甘さです。
ういろう が好きな人はおすすめ。
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★新型インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

心に残る出会い51 島で生まれたKさん

2013年11月24日
カープ、昨日のファン感謝デーに
大竹投手も顔を出したそうです。
が、感謝デーに登場するために来たのではなくて
ロッカーなど荷物を整理するために来たついでに
ちょっとだけ顔を出しただけだそうですが。
25日にも巨人入り発表、との報道ですが、
でもまあ最後にファンの前に姿を見せてくれてよかったですね。

毎月、最終日曜日は心に残る出会いです。

Kさんは91歳、瀬戸内海の島の出身です。
ある時、肺炎で病院に入院したのですが
その時に全身のリンパ節が腫れていることがわかりました。
悪性リンパ腫(血液系の悪性腫瘍)の強い疑いです。
しかし、高齢で体力もありませんので、
悪性リンパ腫であっても治療は出来そうにありません。
そこで、精密検査もおこなわないことになりました。
退院して、在宅診療の依頼があり、
私たちの初めての出会いです。

退院当初は娘さんが車いすを押して
近所を散歩することも出来ていましたが
次第に動くことが出来なくなりました。
食事もほとんど取れなくなり
栄養ドリンクが1缶やっと、という状態になりました。
点滴や強制的栄養補給は希望されず、
最期まで自宅で自然に過ごすことを希望されました。
そのKさん、もう自力で食事は食べられないのですが、
みかんだけは自分で皮をむいて、食べるのです。
Kさんの生まれた島では、みかんがとれていたのですね。
兄弟や親戚が島のみかんをもって何度もお見舞いに来てくれました。

そうするうちに、広島ドリミネーションがはじまりました。
Kさん親子は、毎年ドリミネーションを見に行くことを
楽しみにしていました。
今年も連れて行ってやりたい、と娘さんから相談があり、
関係者みんなで相談です。
車いすで行って帰る、
それくらいの体の負担なら大丈夫だろう、
携帯型の酸素ボンベは必要ですね、
と意見が集約されて
「やりましょう!!」
ヘルパーさんが付き添えるよう手配します。

外出が予定されたその日は当方は都合が悪く、
一緒にドリミネーションには行けなかったのですが
「もし何かあったら、その時には私をすぐ呼んでください。」
と伝えてありました。
結局、無事に見てくることができまして
関係者みんな、とてもうれしい思いを共有できました。
翌日、ベッドの横に、ドリミネーションと一緒に写った写真が
何枚も飾られました。

それから後は、1回も部屋から出ることは出来ず
Kさんは御自宅で永眠されました。

Kさん、ドリミネーション見られてよかったですね。
いっしょに、見に行きたかったですよ。
今年もドリミネーション、きれいですよ。

和菓子食べたい発作がおきまして
三越の地下へ。
鳥取県倉吉市、石谷精華堂の打吹公園だんご。
日持ちのしない生菓子です。とてもおいしい。
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★インフルエンザ情報
とくに新しい情報はありません。

082-241-6836(代表)

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平日午後(診療時間内14:30~18:00)